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聴覚障がい者向け遠隔要約筆記支援技術

概要

慢性的な要約筆記者不足でお困りの学校現場の実情を踏まえた新しい技術です。
授業中の教室と校外にいる要約筆記者をインターネットで結ぶことで、教室で隣に同席せずに遠隔地からでも要約筆記支援が行えるしくみを提供します。

  • 本件は情報のバリアフリーの普及に向けて取り組んでいる独立行政法人情報通信研究機構(NICT)様の助成事業です。

NICT様について詳しくは、http://www.nict.go.jp/

ご紹介ビデオ

聴覚障がい者向け遠隔要約筆記支援技術の概要と特徴をビデオで分かりやすくご紹介します。

聴覚障がいを持つ方のために、隣に居て話の内容を聞き取り、すぐに文字で提示する「要約筆記」。インターネット環境とパソコンやタブレット、ヘッドセットで時間と場所に拘束されない支援技術を実現します。

本システムの技術

本技術は、「予約」「配信」の2つの機能を持つサーバを核にシステムを構築しています。インターネットを活用した遠隔環境にてパソコンで要約筆記を行う新しい要約筆記スタイルを提案する技術で、授業・講義時間になると教室からは授業映像(音声+映像)が校外にいる支援登録された複数の支援者に配信され、支援者からは要約筆記したテキストが教室にいる生徒の端末に送られます。各支援者は同一の場所にいる必要はありません。インターネットに接続できる環境さえあれば要約筆記の場所は問いません。

機能概要

予約(マッチング)機能

大学や学校、保護者からの要約筆記支援の依頼と支援者からの要約筆記参加の登録を、要約筆記する授業の内容や支援者のスケジュールやスキル等を勘案してマッチングし、依頼授業に対応できる要約筆記者を配置します。

配信(遠隔要約筆記)機能

教室(先生・生徒)と遠隔地にいる要約筆記者をインターネット(Skype)で接続して、支援者が教室から音声配信される先生の音声を聞き、映像配信される授業風景を見ながら要約筆記作業を行い、要約筆記したテキストを教室にいる生徒のパソコンに配信します。

黒板等の板書内容をスナップショットで取り込んで画面に併せて表示したり、関連画像やスライドの同時表示なども対応可能です。

特長

  • カメラとマイク、パソコンをセットした安価なシステムで授業配信システムを構築できます。
  • インターネット接続環境さえあれば支援者の所在地を問いません。
    これまで支援者の手配が難しかった地域でも要約筆記支援の提供が可能です。また、国内にとどまらず、世界に支援の輪を広げることも可能です。
  • 板書内容を併せて画面表示することで支援者の要約筆記作業をサポートするとともに利用する生徒の要約筆記内容の読み取り及び授業理解を助けます。

    板書画像は約10秒ごとにスナップショットとして自動的に取り込み、配信します。
    • 板書内容へのコメントの付記も可能です。
  • 要約筆記テキストには、重要個所の強調表示(色分け、マーキングなど)も可能です。
  • 授業・講義内容の編集、パソコンからの出力等はセキュリティーによって保護されます。

利用メリット

    • 「教室での同席」を必要としない要約筆記支援

    在籍学生だけに限らないボランティアの量的確保、及び支援参加機会を広げます。

    • 在籍学生ボランティアに頼らない要約筆記支援

    要約筆記の知識・ノウハウをもった学生の卒業などによる支援途絶が防げます。

  • 聴覚障がい学生在籍有無に関わらない支援体制

    聴覚障がい学生の受け入れ状況に応じたフレキシブルな支援体制づくりが可能です。

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