
社員インタビュー
事業開発
全社横断的に連携しながら、
イノベーションを生み出し、
広げていく。
A.T.
イノベーション推進本部
2021年入社
DX推進で新しいまちづくりの
可能性を探る。
前職では建設コンサルタントとして自治体の上位計画策定を支援していました。スマートシティの実現を見据えたときに、私が思い描いている構想を形にするためには、情報やITの力がこれまで以上に必要と感じ当社への転職を決意。今は支社の方々と共に、自治体の課題解決の一つにDX推進を提案しています。例えば、少子高齢化に伴い公共施設の適正配置の検討がされていますが、小学校など住民の思い入れの強い施設では、検討が進まないケースも。また、政令都市に数百棟もある公共施設をどう集約・複合化するか、人が判断するのには限界があります。しかし、AIなどを用い、人口推計や各施設の稼働状況のデータを読み込ませることで、人間では思いもつかない妙案を弾き出すことも可能です。当社のソリューションを都市OSに連携させ、官民含めた地域の課題を解決に導くことが私たちの最終ミッションと考えています。

熱い変人が集まり、
遊ぶように議論する。
当社ではスマートシティへの取組として、「いつでも繋がる地域社会」、「活気溢れる地域社会」、「いつまでも自分らしく生きる地域社会」などの注力テーマごとにワーキンググループ(WG)を立ち上げています。各ドメインで開発に携わってきた方に加え、私のような中途入社者の視点も交えながら検討会や事例紹介を行っています。WGは一言でいうと、変人の集まり(笑)ときには議題から遠い突拍子もないアイデアがぽんぽん飛び出し、外から見たら「遊んでいるの?」って思われるかもしれません。もちろん事業化のためにみんな真剣に取り組んでいますが、上層部からは「失敗してもいい、それが学びや気付きにつながる」との言葉に背中を押され、プレッシャーを感じることなくのびのびと議論できるのです。様々な立場やキャリアの方がフラットな関係で思いを持ち寄るこの風土から、近いうちにイノベーションが生まれると確信しています。

- 活かしている前職経験と
当社で身につけたこと - これまで高専教員、建設コンサルタントと異なる業種職種を渡り歩いてきたため、新しい分野を一から研究することに抵抗はなく、むしろ楽しめる志向は強みになっています。また、提案内容は前職とは異なるものの商談相手は同様なので、自治体が抱える課題の性質への理解は現職に役立っています。まだ入社して日が浅いため色々なことを勉強中ですが、外部から来た私がいい意味で素人目線を忘れず、エンジニアの会社である当社とユーザーをつなぐ役割を担っていけたらと考えています。
- 前職と比較した
当社の魅力 - 前職では建設コンサルタントとしてハード面でのソリューション提案を中心に行っていました。今は情報・IT分野で実績のある当社を起点とし、様々な業界・業種の境界を越え、それぞれが持つ価値・技術をつなげた新たな価値やビジネスの創出が実現できる可能性を感じています。当社は豊富な知見がありながら既存のシステムだけにこだわらず、課題解決(すなわち、ユーザーファースト)を第一としてゼロベースで新たな価値を模索する風土があります。他業界からの中途入社者も臆せず自分の思いをぶつけられる環境だと感じています。
※本記事の内容は取材当時のものです。