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キャリア自律への取り組み

1.スタートアップシリーズ(若手社員向け初期キャリア形成支援)

活動内容・活動実績

新卒入社~5年目までを「初期キャリア期間」とし、キャリア関係のプログラムを集中的に展開し、着実に若手社員のキャリア形成支援を図っていきます。

  • ファーストスタートアッププログラム

    入社1年目社員にキャリアに関する基礎教育を実施。

  • セカンドスタートアッププログラム

    入社2年目社員とその上司に対して、キャリアをテーマとした対話を行えるように研修を行い、若手社員と外部キャリアコーチ、若手社員と上司でキャリア面談を実施。

  • スタートアップコーチング制度

    入社3~5年目の社員がキャリアについて考えらえることを目指し、外部キャリアコーチによる面談を実施。

  • スタートアップサポーター制度

    入社~2年目の社員一人ひとりに対して、極力年齢が近い先輩社員をサポーターとしてアサインし、声がけや悩み相談を中心に業務支援や職場への順応支援を行う。

実績は下記のとおりです。

  • 2019年度よりセカンドスタートアップ、2021年度よりファーストスタートアップ、コーチング制度を導入
  • コーチング制度の入社5年目社員は、2023年度より導入
ファーストスタートアッププログラム
  2021年度 2022年度 2023年度
新入社員 461人 496人 547人
セカンドスタートアッププログラム
  2021年度 2022年度 2023年度
入社2年目社員 359人 454人 471人
コーチング制度
  2021年度 2022年度 2023年度
入社3年目社員 276人 345人 83人
入社4年目社員 251人 69人
入社5年目社員 44人
コーチング制度は、2023年度より任意参加研修
シニア向け(プロアクティブキャリア研修)

定年(60歳)前の58歳時点でのプロアクティブキャリア研修を実施し、定年後を見据えた今後のキャリアを考える機会を提供しています。

  2021年度 2022年度 2023年度
58歳に達する社員 342人 432人 462人

2.ジョブチャレンジ制度

活動内容

募集ポジションがある組織(当社全事業部が対象)に対して、社員自らチャレンジ(応募)しマッチングが成立した場合に異動できる社内人材公募制度です。社員の自律的なキャリア形成と、組織における適所適材での活躍推進を目的とします。

3.1on1

活動内容

上司と部下で月に1回以上定期的に対話する「1on1」を2020年7月より実施しています。
1on1の重要性については幹部から随時発信をおこなっており、実施率は9割以上、全社員の公用語として1on1が定着しています。
今後は将来のキャリアについての対話や目標達成を促すコーチングにも積極的に取り組み、社員の成長支援に重点を置いたコミュニケーションを目指していきます。
継続した研修、1on1での実践を通じて上司の面談スキル向上をはかっていきます。

2023年度の実績は以下の通りです。

  • 実施率93.4%
  • 新任管理職向け1on1研修を実施
  • 既任管理職向け1on1スキルアップ研修を実施
  • 新任組織長向けコーチング研修を実施

4.私のキャリア

活動内容

本システムは、キャリア自律の実現に向け、社員一人ひとりの情報を一元管理し、見える化した社内システムです。
参照できる項目は以下の通りです。

  • 所属部署/役職の履歴
  • 研修受講歴/保有資格
  • 経験プロジェクト
  • 専門性/保有スキルの発揮状況 など

自身の情報を参照することで、社員は見える化された情報をもとに、上司と相談しながら、現状の棚卸や将来像の設定をすることが可能です。
また、生成AIとの対話を通じて、自身のキャリアやスキルを整理できる「わたキャリAI」も展開しています。
上司は部下の情報も参照することができるため、部下のキャリアオーナーシップ醸成や効果的な育成に向けて、1on1等のコミュニケーションの場での活用をすることが可能です。
以上のように、様々なシーンで社員のキャリア自律実現に向けた活用を推進しています。