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社員向け年頭メッセージ要旨について

2025年 NECソリューションイノベータ 代表取締役 執行役員社長 石井力

2025年1月6日
NECソリューションイノベータ株式会社

NECソリューションイノベータは、2025年の社長年頭メッセージを、社員を対象に本日発信しました。
要旨は以下のとおりです。

要旨

当社の2030Vision実現に向けた2つの戦略のうち、「Profitable Growth」(利益を伴う成長)に沿った大規模な組織改編を行った。NECとの事業の一体化を目指した機能単位での集約・再配置、バリュー最大化に向けたサービス機能の再編を実行し、NECグループの業績に大きく貢献した。また、もう1つの戦略である「Attract and Retain」(惹きつけ、愛着を高める)に向けては、人的資本経営を体系化し、社員個人のWell-beingにフォーカスした「健康」「成長」「働きがい」を柱とする社内プロジェクトをスタートさせた。

今年、NECグループと当社は中期経営計画の最終年度を迎える。引き続き全社戦略である「SI事業の高度化」「バリュー・プロバイダ事業の育成」「人的資本経営の推進」に取り組んでいく。
「SI事業の高度化」ではDX領域の拡大に向け、お客様の経営課題に対してあるべき姿を描いて改善提案を行えるよう、今の強みを真のドメインナレッジへと進化させ、社会やお客様への提供価値を高めていきたい。「バリュー・プロバイダ事業の育成」においては、我々の源流であるSIの実装力とそれに深みを持たせるアプタマーなどの研究開発で培った技術を掛け合わせ、ヘルスケア事業など柱となる領域の確立にチャレンジを続けていく。「人的資本経営の推進」としては、社内から出た意見や要望を活かしていくとともに、経営陣としても疑問や意見を自由に言い合える環境を目指す。

今年度は改組や新評価制度導入などの変革が続いたが、2025年度は、「ジョブ型人事制度の適用」などの改革を実行していく。この改革によって、一人ひとりが成長に向けたチャンスを掴み取るための環境を整え、意思決定の迅速化を実現する。我々は変化することに慣れ、文化にしていかなければならない。

今年9月、NECソフトウェアグループ発足から50年を迎える。この節目にNECソリューションイノベータ発足からの約10年間の歩みを振り返るとともに、次なる50年に向け文化醸成を加速していきたい。

重要なのは、何が正解かわからない中で、市場の変化に合わせて仮説と検証を繰り返していくことだ。変化に強くなり、それが文化として定着するには時間がかかるが、歩みを止めず、一歩ずつ強くなっていこう。

以上

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