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活用例(企業)
企業の抱える課題
近年、社員の健康管理を経営的な視点で考える「健康経営」の推進が注目されています。また、テレワーク普及に伴い社員の運動不足による健康悪化も懸念されています。NEC 健診結果予測シミュレーションを導入いただくことで、「将来健康状態が悪くなる人」に先回りして生活改善を促すことで、社員の生活習慣病を予防します。
企業の抱える課題①
保健指導を実施しても、直近の検査値が極端に悪くない人の中には、現状生活に支障がないため、生活習慣改善に取り組む意識を持てない人がいる。そして、数年後にはその中から一定数がハイリスク者となってしまう。また、テレワークなど多様な働き方に合わせた指導形態が必要となっている。
機能の活用方法①
保健指導時に社員と一緒に3年後までの将来の検査値予測を確認することで、将来の状況も含めた健康課題を保健師と社員で共有することができます。その後、AIが選ぶ効果的な取り組みを参考に改善案を提案し、その取組後の将来像を一緒に把握することで、生活習慣改善施策を決定することができます。
データに基づいた予測情報の提供により、保健指導に客観性が加わることで、指導の平等化を実現します。
データはすべてWeb上で確認できるため、テレワークなど従業員の働き方に合わせ、リモート形式の保健指導でも、Web画面を共有しながらの指導が可能です。指導や業務の効率化を図ることができます。
企業の抱える課題②
健診によって現在の健康状態を知ることができても、画一的に提供されるため、社員が自分事と捉えない。また、改善に向けて具体的にどのような行動をとるべきか提示されないため、健診結果から生活習慣改善に繋がりにくい。
機能の活用方法②
健診結果や自身の将来予測、生活改善の具体的な施策など、様々な観点から一人ひとりに合わせた具体的な生活習慣改善案を提案し、社員の健康増進への取り組みを促進することができます。
「健診結果振り返り動画」により現状の健康課題を把握し、「リスクシミュレーション」や「生活改善シミュレーション」により、生活習慣改善前と改善後の将来予測を可視化して比較し、将来像を把握することで生活習慣改善への自覚が生まれます。さらに、「健康のためのヒント」での具体的なアクションの決定まで、社員一人で実行することを可能にします。
企業の抱える課題③
企業として健康経営の取り組みを行いたいが、全社員の健康傾向を把握できていないため、どのような健康施策を行えば効果的か分からない。
機能の活用方法③
社員全体の健診結果予測情報を含む「組織予測分析レポート」により、組織としての健康傾向を把握できます。将来の組織単位の健康課題を把握することで、課題に応じた健康施策の立案に役立てることができ、適切な健康施策を実施できます。
さらに、オリジナル予測モデルを用いることで、汎用的な学習データだけでなく、企業の職種、地域性、年齢構造等をとらえた、より精度の高い予測を実現することができます。
NECグループ導入事例
約6割の社員が、健康改善意欲を向上させる
NECグループ社員の「将来の健康状態を可視化」する取り組み
2019年、NECグループは社員の健康推進を目的に「NEC健康宣言」を制定しました。その取り組みの一環として同年、新たに導入されたのが「NEC 健診結果予測シミュレーション」。社員約5万8千人を対象に、定期健康診断結果から一人ひとりの「数年後の将来像」を提示することで健康に対する意識を高め、行動変容を促進することを目指し、その結果約6割の社員が、健康改善意欲を向上させることに成功しました。
NECグループはどんな健康課題を抱えていたのか、導入にあたり工夫したことは何か、導入した結果社員はどう変わったのか、NECグループの今後の展望などをNEC 人事総務部、健康管理センターと開発元であるNECソリューションイノベータ担当者にインタビューを行いました。
企業の健康経営に取り組まれる方は是非ご一読ください。
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