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ストックコントローラー「適正化在庫」 導入事例
南九州酒販株式会社 様

適正化在庫ソリューションの導入で、酒類と清涼飲料水の
発注業務の簡素化と在庫圧縮・在庫回転率の向上を実現

ストックコントローラー「適正化在庫」 導入事例
南九州酒販株式会社 様

適正化在庫ソリューションの導入で、酒類と清涼飲料水の発注業務の簡素化と在庫圧縮・在庫回転率の向上を実現。

南九州酒販株式会社様は、鹿児島県下で最大の酒類卸売業者。以前の発注業務は、過去4週間の実績を勘案し担当者が経験により発注数量を決定していましたが、決して効率的とは言えませんでした。また、パレット単位での発注、車立てを意識した発注などにより、在庫の圧縮や回転率の向上もなかなか実現できませんでした。そこで南九州酒販様は、ストックコントローラー「適正化在庫」を主要3拠点に導入。発注業務の大幅な簡素化と、在庫圧縮・回転率向上によるコスト削減に成功しました。

毎日の発注業務に手間がかかり、在庫過多や欠品などの問題があった

南九州酒販株式会社 電算課 課長 柳川 宏太 氏

南九州酒販株式会社
電算課 課長
柳川 宏太 氏

南九州酒販様は、鹿児島県下で最大の酒類卸売業者。鹿児島県内の酒類製造業者、酒類販売会社が集まって設立した鹿児島県酒類卸売商業協同組合を母体に、1962年に設立されました。酒造メーカーから仕入れた酒類、清涼飲料水等を、県下の酒販店、スーパー、デパート、コンビニなどに販売しています。
南九州酒販様の本社倉庫の在庫アイテム数は4,000以上。毎日の発注業務は1日6名体制で、1名当たり5時間、のべ30時間かかっていました。発注方法は、EXCELで管理した過去4週間の実績を見ながら、担当者が各自の経験からの判断で酒類・清涼飲料水等の発注数量を決定し、EXCELに数量を入力して発注データを作成。それをプリントアウトして、基幹システムの発注入力画面から再度入力するという非常に手間のかかるものでした。担当者各自の判断による発注なので、欠品を心配するあまり在庫を多く抱える傾向にあり、入力間違いによる誤発注も発生していました。
また、発注単位はロット入荷など仕入先との関係上、パレット単位発注が多く、さらに在庫数よりも車立てを意識した発注が行われていました。在庫がなければ、お客様に商品を販売することができず迷惑をかけます。しかし、在庫が多すぎるとその分維持コストがかかります。さらに、滞留在庫などの問題も出てきます。そのような状況で、経営層からひとつの問題提起があったと、電算課 課長柳川 宏太 氏は言います。

「ある経営者から、『当社は昔ながらの発注方法をいまだに行っている。こんなにITが進んでいるのに何か役立つものはないのか?』と言われました。そこで、他業種の卸売業者のシステムを見学させてもらい、発注業務の簡素化や在庫の適正化を実現するシステムの導入を検討し始めたのです。」

「在庫分析コンサルティングサービス」により、導入効果を事前に確認

発注業務の簡素化と在庫の適正化、2つの課題への対策を講じるために、南九州酒販様の電算課は、2008年春に発注支援(在庫の適正化)ソリューションを持つ4社に声を掛け検討を開始しました。NECは、ストックコントローラー「適正化在庫」をご提案し、その効果を実感していただくために、「在庫分析コンサルティングサービス」を実施しました。2008年5月末に、「実際の過去データ6ヵ月分」を入手して分析。発注作業時間は約30%削減できると推測されました。また、シミュレートを①在庫圧縮モデル ②欠品圧縮モデル ③バランスモデルの3パターン実施。バランスモデルの場合、ストックコントローラー「適正化在庫」適用後3ヵ月程度で、金額ベースで約20%の在庫削減効果が期待できるとの結果が出ました。同年7月に、この結果を現状分析レポートと共に、「シミュレーション結果最終報告」としてご提出。最終的に、ストックコントローラー「適正化在庫」が採用される運びとなりました。

南九州酒販株式会社 電算課 係長 福森 卓実 氏

南九州酒販株式会社
電算課 係長
福森 卓実 氏

選択のポイントを柳川 氏は、次のようにコメントします。「各社にシミュレーションしてもらった結果は、大差ありませんでした。ストックコントローラー「適正化在庫」を選んだ理由は、トレンド重視で直近の出荷傾向が反映できるということ。他社の製品の中には過去の年間実績・変動を加味する機能もありましたが、昨年売れた商品が今年も売れるとは限らないので、トレンド重視の方を選びました。さらに、必要最小限のマスタ設定で運用可能だということも重要でした。参考のために他社システムの導入ユーザを見学した際、設定事項が細かすぎる、多すぎて面倒だと感じていました。」

電算課 係長 福森 卓実 氏も、適正化在庫のメリットを語ります。「出荷量などにより商品を24ランクに振り分けて管理するので、最も使いやすかったのです。しかも、各メーカーに発注すべき数量が最初の画面に出てくる。シンプルな画面も考えにマッチしていました。発注に特化していたのもポイント。分析が主で、発注業務が従という製品もありましたが、発注の簡素化が目標でしたのでNECのストックコントローラー「適正化在庫」が最もふさわしかったのです。」

3拠点で導入、対象商品の発注数量確定をストックコントローラー「適正化在庫」で実施

南九州酒販様は、ストックコントローラー「適正化在庫」を、本社倉庫(食品流通株式会社様)と屋久島、種子島の2倉庫、主要3拠点で導入。発注数量確定をストックコントローラー「適正化在庫」で実施しています。基幹システムの非定番(受発注)商品は、発注対象外として設定。商品マスタで販売中止となった場合も、対象外にしています。
連携を行う各種マスタの発生源は、従来どおりの基幹システム。基幹システムで、メンテナンスが発生した情報を、日次インターフェース用の指定TSVテキスト形式に出力する機能を追加しています。発注数量算出用項目など、基幹システムにない独自項目のメンテナンスを行う場合は、ストックコントローラー「適正化在庫」を運用しています。
実際の発注手順は下記の通りです。ストックコントローラー「適正化在庫」で発注量を計算。発注確定画面にて、商品単位の数量修正・商品追加を、発注ロット条件(発注数・重量)を加味しながら仕入先単位で実施。仕入先単位または担当者単位で、発注確定を送信(基幹システム側へのインターフェーステキスト作成)。基幹システム側で、テキストを従来の発注画面へ取り込む機能が追加されているため、発注処理(発注データ作成)が行われます。
新商品・JAN変更商品の対応では、ツールとしてご提供している「実績コピーツール」で、類似商品・旧JANコード商品の実績を使用して、過去の出荷実績を作成。発注量を算出しています。

運用定着後、発注作業時間は1/5に、在庫は約25%削減、在庫回転率は約28%向上

導入成果は、当初の予想(期待値)を上回るものでした。運用定着後は定番商品の発注作業時間が従来の1/5になりました。在庫も金額で約25%削減。在庫回転率も平均約28%向上しました。柳川 氏は、導入成果について次のように述べます。
「のべ30時間かかっていた作業が、6〜7時間で終わるようになりました。現在は担当者3名で運用しています。在庫の削減については、月末は政策的に増やすことがあるので単純比較はできませんが、月中は約25%減っています。」
欠品や誤発注の減少にも効果がありました。と福森 氏は言います。
「欠品は、以前は毎日かなり出ていましたが、今は多くても1日3〜10アイテムほどに減少しました。また、導入時にマスタ整備を実施していただいたので、ケースとバラ、帳合の間違いなど、誤発注がほぼなくなりました。」
さらに、在庫回転率が向上することにより、ビールやチューハイの鮮度の向上など、相乗効果も期待できます。南九州酒販様では発注担当者に、徹底してストックコントローラー「適正化在庫」を信じるように指導。電算課は担当者に細かなフォローも行いました。これが今回、大きな成果につながったひとつの理由でした。
「相変わらずメーカーの時間に合わせて発注をしているので、その部分を改善したい。朝、発注業務をきっちり終わらせて、他の業務に力を入れるように意識改革をしていきたい」と、柳川 氏は今後の展望を語ります。NECは、ストックコントローラー「適正化在庫」のファーストユーザーである南九州酒販様のサポートを続け、今後も業務に役立つ新たなソリューションをご提案していきます。

お客さま情報

南九州酒販株式会社
社名 南九州酒販株式会社
本社所在地 鹿児島市南栄4-2
創立 1962年(昭和37年)7月
資本金 5,000万円
従業員数 92名 【嘱託・パートを除く】 (2018年3月31日現在)
売上高 256億6400万円 (平成29年度 (第56期))
主な事業 全酒類の仕入販売ならびに加工、酒類の保管ならびに搬送、清涼飲料水ならびに食料品の仕入販売
URL URL:http://www.nankyu.jp/
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