
自分の市場価値を高められる。
エンタープライズアプリケーション事業部 K.F./2007年入社
入社理由
偶然の出会いで耳にした、
実体験に基づく仕事の魅力。
理系学科出身の私は、数学が好きで人とのコミュニケーションが得意だったことから、SEとしての就職を考えるようになりました。IT業界に絞って就職活動をする中で、最初に目を向けたのは、ベンダーにとらわれない独立系企業。ところが当社の面接日にたまたま近くのカフェで出会った初対面の方に話しかけられ、私が就職活動中だと言うと、いかに当社の仕事が魅力的かを熱弁されたのです。パートナー企業に勤めるその方から、仕事の規模の大きさや携わる範囲の広さ、NEC製品だけに縛られない提案の幅、そして女性の働きやすさなど、実体験に基づく話を聞けたことが、入社の決め手になりました。
入社後のキャリア
10年以上の流通サービス業向け
システム開発を経て現部署へ。
入社後は10年以上にわたり、一貫して流通サービス系のお客様を対象としたシステム開発・導入プロジェクトに携わりました。ひと口に流通サービス系と言っても、ホテルや医薬品卸、不動産、百貨店など、業種は多彩です。最初は設計に従ってプログラムを開発する業務にはじまり、10年目頃には上流工程の要件定義から設計、プログラミング、テスト、導入、保守までの一連の開発業務をワンストップでやりきる経験ができました。お客様からの案件相談や障害時の最初の問合せ窓口となる「アカウント」を務めたこともあります。その後、「成長領域であるSAP事業に携わり、自分の市場価値を確立したい」と、現部署への異動を希望しました。

現在の仕事内容
SAPコンバージョンビジネス拡大のため、
標準プロセスを確立。
標準保守期限の終了前に新製品への乗り換えが必要となる、いわゆる「2027年問題」に対応する、SAPコンバージョンビジネス。その拡大を推進し新たな顧客獲得につなげるプロジェクトの、チームリーダを務めています。具体的には、あるお客様のコンバージョンを進めている上司と連携して、他のお客様にも使える作業手順や見積りフォーマットなどの標準プロセスを確立しようとしています。また、コンバージョンによるリスクを軽減するため、必要な対応を先回りして定める業務も行っています。携わりはじめて1年あまりですが、他部署の方に知識を伝えて「短期間でよくここまで成長できたね」と褒めていただくうれしさを味わいました。
前部署の仕事が活きていること
システム開発の流れは
SAPコンバージョンにも共通。
前部署でSEとして経験した、「要件定義-設計-開発-リリース-保守」というシステム開発の一連の流れは、現在の業務にも通じています。システム開発とSAPコンバージョンとの違いは、「最初に行うのが要件定義か、あるいは影響箇所の洗い出し・方針決定か」という点だけで、流れ自体は同じ。それを実感したのが、異動直後に勉強のためシニアコンサルタントの下でOJTとしてお客様先でのSAPコンバージョン業務を経験したときです。実際にSAP機能を動かして動作検証をしたり、移行データ精査のためテーブル構造を把握したりする際、戸惑わずにすみました。言語やテーブル構造の違いも、思っていたほどではありませんでした。

今後のビジョン
プロジェクトを牽引できる
専門性の高いSAPコンサルタントに。
現在取り組んでいるSAPコンバージョンの手順化が完了すれば、お客様の担当としてコンバージョンのプロジェクトに参画することになると思います。まずは数億円規模となるはずの、そのプロジェクトをやり切ることが目標。もう少し長期的なところでは、SAPコンサルタントとして、購買や販売、生産といった在庫管理が発生する領域のスペシャリストとして、PMやPLを務めたいと考えています。SAPの資格取得に向けて、社内ネットワークで共有されている過去問題を活用して勉強中。すでに取得したPMP資格の知識も、プロジェクトを通じて実践し、活用していけたらと思っています。
