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固定資産税AI研究セミナー

※このイベントは終了しています。

ここ数年ひっ迫する地方財政のなかで固定資産税の公平・適正な課税が注目を集めている。なかでもAI技術を活用した調査のデジタル化などによる業務の効率化、精度向上が大きな課題となっている。
そこで固定資産税業務とりわけ現況調査のAI化の研究を目的に研究者、実務者の皆さんに講演をいただく研究セミナーを開催する運びとなった。
開催にあたっては自治体関係部門、測量会社、コンサルタント会社などに広く参加を求め、意見を頂くものとする。

開催概要

開催日時 2022年11月30日(水)13:30~16:15(13時開場)
会場 名古屋市中小企業振興会館【吹上ホール】4階第7会議室
〒464-0856 愛知県名古屋市千種区吹上2丁目6-3
new window会場アクセス
主催 NECソリューションイノベータ株式会社
共催 固定資産税AI研究フォーラム
参加費 無料(事前登録制)
定員 約50名
お申込み

※このイベントは終了しています。

セミナープログラム

内容
AI化の前提・航空写真撮影の基礎知識

航空写真は長く自治体で利用されてきた。今や成果品のデジタルオルソも精密化され、高さデータも精度良く取得できる。今回は、最新の測量用航空写真がどのように撮影され、どんな成果が生成されるのかを紹介する。

中央航業株式会社 取締役 加藤 知也 様

AIによる家屋現況調査の実証研究
~前橋市と知多市での結果を基に~
①AI実証研究の技術と手法

令和2年度に前橋市を中心とする自治体と共同で、AIによる固定資産税の業務効率化を目指した実証実験をおこなった。この実験では、航空写真からの家屋識別AIの精度向上を確認し、異動判読作業へのAI活用の可能性を見出すことができた。今回のセミナーでは、このAIを使って家屋現況図の異動識別を実現する研究の成果について報告する。

NECソリューションイノベータ 友清 浩昭

②AI現況調査の到達点
~前橋市総務省実証実験のフォローアップ~

従来の家屋現況調査は大人数と長期間を要するが、識別をAIに任せれば大量処理が可能と考え実証実験を行った。そこで得られた成果と、AIモデルの高度化よりも重要なポイントと感じた家屋現況調査のBPRについて報告する。

前橋市情報政策課 課長 岡田 寿史 様

③航空写真データのAI処理による家屋現況図の精度向上
~知多市実証結果から~

AIを活用した家屋異動判読業務の東海地方における実績、およびAI異動判読成果と課税データとのマッチングによる精度実証の取り組みについて報告する。

株式会社中測技研 代表取締役 平岡 信成 様

④研究結果の総括

NECソリューションイノベータ 友清 浩昭

トピック・AIによる災害状況の把握~自治体の被災復興支援~

AIによる画像判読及び3次元建物データの可視化により、自治体での被災状況を迅速に把握する活用例を紹介する

NECソリューションイノベータ 山田 吉朗

本セミナーに関するお問い合わせ

Webセミナー受講当日のご不明点や受講に関する不具合などございましたら、以下事務局までご連絡ください。

NECソリューションイノベータ株式会社 固定資産税AI研究セミナー事務局
E-Mail:rs-contact@nes.jp.nec.com