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学会・研究成果発表

HAIシンポジウム2018にて、コミュニケーションロボットの印象評価に関する研究成果をポスター発表しました

社会的な役割が与えられると、ロボットへの期待はどう変わるのか?

DATE:2019.03.12
研究テーマ:よい関係性を築き上げるためのインタラクション研究

3月8日、9日に専修大学生田キャンパスで開催されたHAIシンポジウムにて、ロボットの印象評価に関する研究成果を発表しました。本研究は、東北大学大学院教育学研究科の小嶋秀樹教授と共同で実施しており、文部科学省のCOIプログラムに支援いただいております。

今回の研究発表では、対話における事前の人が抱く期待感に影響を与える要素と考えられるロボットの社会的な役割(家庭教師、保健士、部長etc.)の効果について検証しました。人がロボットと長期的に関わるためには、人がロボットに抱く期待に、ロボットが反しないことが重要です。そこで、社会的な役割をロボットに付与したとき、人はロボットに異なる印象(期待感)を抱くのかどうかを調査し、社会的な役割と期待感の関係を調査、分析し、報告しました。

分析の結果、社会的な役割にとって、人の期待感は特徴的な傾向があることを確認し、またそれが人に共通して形成されるものであることを確認しました。今回は、20代を中心にデータを収集したため、これまでの人生経験が似通ったものであることから、社会的な役割に対する期待感も共通なものが得られたと考えられます。また、社会的な役割の特徴的な傾向についても、実益的な効果が得られるものほど、評価がよい傾向にありました。社会的な役割は、課題設定によってセンシティブな情報であることも確認しました。

学会HP(ポスターセッションP-1):http://hai-conference.net/symp2018/

 

今回の学会では、多くの方から関心をもっていただき、さらなる研究の発展に期待するコメントをいただきました。ロボットが日常生活に溶け込もうとしていくなかで、設計方針から見つめ直すことによって、多くの人に受け入れられる社会実装ができることを目指して研究活動を続けていきます。

担当者紹介

研究テーマ:よい関係性を築き上げるためのインタラクション研究
担当者:佐々木 康輔
連絡先:NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリ sbu-contact@nes.jp.nec.com