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HAI2025国際会議で、当社のイノベーション創出力とAI研究の独自性を国内外の研究者・企業に発信しました

DATE:2025.12.24

当社は、2025年11月に横浜で開催されたHAI2025国際会議(International Conference on Human-Agent Interaction)[1]において、ゴールドスポンサーとして協賛しました。本イベントは、人間とエージェント(AIキャラクターやロボット)の相互作用に関する日本発祥の国際会議で、世界中の研究者・企業が集う場です。

HAI2025の概要

今回のHAI2025は、生成AIの台頭を背景に「Interaction and Imagination」をテーマに掲げ、工学・心理学・社会学など多分野の研究者が集まりました。
会期中はカーネギーメロン大学ロボット研究者のHenny Admoni氏、ユトレヒト大のUI研究者Judith Masthoff氏、立教大学特任教授でビデオゲームAIの研究者である三宅陽一郎氏の講演や、研究者による口頭発表とポスター発表が行われ、ロボットとの協調、AI対話、記憶モデルなど幅広い研究が議論され、未来社会における人とAIの関係を深く探求する場となりました。
このHAI2025にて、当社はスポンサートークと展示の場をいただきました。

イノベーションラボラトリの挑戦(スポンサートーク)

当社の研究開発拠点「イノベーションラボラトリ」は、異分野の知を融合し、新しい価値を生み出す場です。心理学、社会学、デザイン、AIなど多様な専門家が集まり、「人を知る」ことを起点に未来を描くというユニークなアプローチをとっています。今回の会議では、その取り組みと、人とAIの新しい関係を創る研究を紹介しました。

人とAIの新しい関係を創る研究テーマ

  • 代理存在AI:誰かの代理となり、誰かの価値観を再現、あるいは職業などの役割を再現にするAI技術。人とAIの関係を創る研究のコアとして、様々な応用につながっている
  • AIメンタリング:答えを提示せず、考えを促す知的パートナーAI。人材育成分野での実証を重ねている

未来を体験できる展示

展示では、代理存在AI技術を活用した「デジタルヒューマン(mAIさん)」を来場者に体験いただき、人とAIの未来を感じていただきました。多くの研究者・企業から高い関心をいただき、共同研究やビジネス連携の可能性が広がっています。

当社は、AI技術を通じて人と社会に新しい価値を提供し続けます。今回のHAI2025国際会議での発信は、その一歩です。今後も、学術界・産業界との連携を深め、「人とAIが共に成長する未来」を創造していきます。

担当者紹介

担当者:古賀 慶太
コメント:イノベーションラボラトリのブランディング担当。「ヒトを知り、ひとの可能性を広げる、人間中心ラボ(ひとちゅーラボ)」は、人間理解とICTで仲間と共にヒトが輝く明日を創っていきます。
連絡先:NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリ
ilab-event@nes.jp.nec.com