グローバル会計ソリューション
グローバル展開する企業の経営課題を解決します。
概要
「グローバル会計ソリューション」は、グローバルに事業展開する日本の企業様に対し、お客様の課題・状況に応じた最適なソリューションをコーディネイトし、連結決算の早期化とグローバル経営の推進を目指します。
グローバル企業に求められる会計業務とは
海外子会社を持つ本社(日本)の課題
法制対応
-
連結対象子会社の決算早期化
- ※上場企業の四半期決算開示:45日以内
- 在外子会社の会計基準の統一
戦略遂行
- 在外子会社含めた企業グループとしてのシナジー追及
- 海外リスクの早期把握と戦略見直し
具体的な取り組み
- 現地会計制度、海外子会社の業務プロセス/システムの現状理解
- 海外子会社の基本的な制度会計プロセス/システムの整備
- 本社および現地スタッフが理解できるマニュアルの整備
しかし実際には、本社と海外子会社のスタッフ間で業務やシステムについての共通認識が難しいという状況が多いと思われます。
グローバル会計システム導入の効果
グローバル会計システムを導入することで、次のような効果が期待できます。
- 海外子会社の業務体質が改善され、日常業務から発生するデータの品質が向上します。
- 海外子会社のデータが標準化され、連結決算用データの収集が容易になります。
- 海外子会社の実態把握が容易になります。
- グループ企業全体での意思決定のスピードが向上し、最適な資源配分が可能になります。
システム導入のポイント
以上のようなシステム導入の効果を高めるためには、システムを導入する前に、海外を含めた企業グループの状況・目的に合った業務改善事項を明らかにし、業務改善を推進する上で最も有効と思われる仕組み(システム)を正しく選択することが重要です。
システム構築に向けて検討しておきたいポイント
- 導入国の商習慣やローカル制度を理解し、それに対応するためには業務パッケージの採用が有効か、もしくはオーダーメイドシステムの構築が有効かを検討します。
- システムに必要なサーバやデータを日本(本社)で集中管理するか、もしくは現地展開した方が適切であるかを検討します。
システム構築のパターン
システム構築にあたっては、各企業様のグローバルシステムの現状や海外子会社の実態を踏まえた上で、最も効率的なソリューションをご提案します。
既存資産を活かした会計データ統合パターン
既存資産を活かしつつ海外子会社の会計データを本社で収集、統合管理します。会計データの標準化・精度向上を中心とした会計データの質の向上により、業務改善を効率的に推進します。
現地会計システム刷新&会計データ統合パターン
海外対応会計パッケージとシステムを現地に展開し、現地の会計データを本社で収集、統合管理します。データの統合管理による効果に加え、業務プロセスの改善にも有効です。
本社集中型システム導入パターン
海外対応ERPパッケージとシステムを本社に配置し、海外からはインターネット経由で利用します。海外子会社の会計情報をリアルタイムで把握可能でき、海外のシステムリスクを低減します。