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国際会議ACISP 2011で研究成果を発表

2011年7月14日
 NECソフトウェア北陸

16th Australasian Conference on Information Security and Privacy(ACISP 2011)で研究成果を発表しました。

「On Maximum Differential Probability of Generalized Feistel」

概要

本発表は、暗号の安全性評価手法に関するものです。

ブロック暗号の攻撃法の中でも、汎用的で強力な攻撃に差分攻撃があります。 その攻撃に利用される性質(差分確率)を厳密に見積もる事は、ブロック暗号の 安全性を測る上で非常に重要です。

わたしたちは、 Generalized Feistel構造(GFS)というブロック暗号の構造に対して、 差分確率を評価し、これまでに報告されている結果よりも 厳密な結果を得ることができました。

また、FSE 2010で提案された改良型GFS構造(※1)についても 差分確率を評価し、改良型GFS構造が差分攻撃に対して GFS構造と同等の耐性を有することがわかりました。

(※1)
T. Suzaki, K. Minematsu,
"Improving the Generalized Feistel, "
FSE 2010, LNCS 6147, pp. 19-39, 2010.

ACISP 2011 web site
https://user.gs.rmit.edu.au/infosec/ACISP2011/

わたしたちが提供する暗号技術ソリューションの詳細については こちら です。

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