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NECソリューションイノベータ 2024年度入社式
健康・成長・働きがいを高め、まだ見ぬ価値を創造例年より桜の開花が遅れた2024年春。4月1日にNECソリューションイノベータの入社式が行われました。慣れないスーツに身を包み、緊張した面持ちの469名の新入社員は、どのように社会人としての一歩を踏み出したのでしょうか。
「地を養えば、花は自らひらく」
代表取締役 執行役員社長 石井力 訓示
役員紹介の後、最初に代表取締役社長の石井力より、訓示が示されました。
「私は作家であり托鉢者でもあった石川洋先生の『地を養えば、花は自らひらく』という言葉が大好きです。皆さんは『才能に満ちた人たち』。でもどんなに才能に恵まれていても、自分でその才能を磨き続けなければ、数年後、数十年後の実力に大きな差が出てしまう、ということをこの言葉は示唆しています」
「人類は二足歩行を始めてから、テクノロジーの力で進化のスピードを早めてきました。歩行から馬車へ、そして蒸気機関車が発明される過程には、『こうありたい』という欲望を、テクノロジーの力を用いて猛スピードで実現してきました。現代では当たり前となったインターネットは、従来あった『商圏』という概念を取り払いました。もともと『商圏』は20km以内の地域に住む人を前提とした言葉でしたが、今や『商圏』は世界へと広がり、昨今では生成AIのテクノロジーが私たちの行動様式を変えようとしています」
2024年度に重視する3つの指標
石井は今年度に重視する3つの指標、「健康・成長・働きがい」を示しました。人的資本経営をさらに進めるなかで、社員の健康に会社が気を配り、一人ひとりの満足度を高める「Well-being経営」を推進するというものです。
「2024年度は、健康・成長・働きがいの3つの指標の満足度向上をテーマにしています。ここにいる皆さん一人ひとりが心身ともに健康で、キャリアプランを持ち、上司のコーチングを受けてより大きく飛躍できるように、会社としてさまざまな施策を準備しています。そして個人の成長がチームや会社の成長につながるようにしていきます。さらに、会社として皆さんがなるべく自分の好きな分野でやりがいを持って働けるような施策を考え、Well-being経営を推進します。これが我々が皆さんに贈るメッセージです。今日からは皆さんと一緒に、NECソリューションイノベータをより良い方向に変革していきたいと考えています」
「常に挑戦する精神で期待に応えたい」
新入社員代表 矢田 翔大
石井社長の訓示に続き、新入社員への辞令が交付され、代表者2名から決意表明が行われました。
「新型コロナウイルス感染症の流行から4年が経過し、マスクなしでの生活が一般的になった現在でも、ICTを活用したオンラインでの活動は広く深く浸透しています。昨年はChatGPTをはじめとする生成AIの普及により、情報の取得や処理がより効率的にできるようになりました。ICTは私たちの生活をますます便利で快適にするだけでなく、働き方やライフスタイルなどより柔軟で多様性のある社会を支えています。私たちは目まぐるしい変革の時代の中、常に新しいものに挑戦する精神を忘れずに、一人ひとりが互いの違いを認め合いながら協力し合い、皆様の期待に応えていきたいです。社員としての責任感を常に意識し、何をすべきかを考え行動し、自己研鑽に努め、日々精進していくことをここに決意いたします」
「ICTでさまざまな社会課題を解決したい」
新入社員代表 白石雅子
「私たちは大学4年間をコロナ禍で過ごし、従来のような対面授業が行えないという危機的状況の中で学生時代を送ってきました。でも、ICTによってオンラインで授業を受けることができ、友人とも交流を持つことができました。また、就職活動もオンラインが主流となり、私たちの身の回りで、ICTによって当たり前の便利さ、豊かさが支えられているということを実感した4年間でした。ICTによる新たな活動が社会の人々の生活に与える影響の大きさは、測り知れません。また、自然災害、少子高齢化、環境問題など多くの社会課題が存在する現代社会において、ICTは様々な社会課題解決の一翼を担う存在となります。
私たちも社員としての責任感を常に意識し、自己研鑽に努め、日々精進していくことをここに決意いたします」
入社式に臨む新入社員の表情は真剣そのもの。新たな生活、新たな環境への期待も不安も渦巻いていたことでしょう。総勢469名のNECソリューションイノベータでの活躍を予感させる入社式でした。
UPDATE:2024.04.11