ストレスチェック制度が義務化され、従業員50名以上の事業所では、本年11月30日までに最低でも1回、ストレスチェックを実施しなければなりません。しかし、「まだ手がついていない」「効果的なツールを検討している最中」といった声が多く聞かれ、本格的な取り組みはこれからといったところでしょうか。
そこで、企業・団体様でのいち早い取り組みを支援する一助となることを願い、NECソリューションイノベータではNEC東北支社との共催で、東北地域の企業・団体様の人事・総務部門の方を対象にセミナーを開催いたしました。
ここがポイント!はじめてのストレスチェック制度導入と運用の実務
今回のセミナーは、初回ストレスチェックの実施に向けて、ストレスチェック制度の導入と運用のポイントを身につけることを目的した「実践セミナー」との位置づけで開催。
第1部は、一般社団法人日本産業カウンセラー協会東北支部産業カウンセラー藤岡奈美子氏が登壇し、ストレスチェック制度の位置づけと、制度準備確認に向けたポイントについて解説。とりわけ準備に向けて「段取り8割、事前準備が勝負を決める」という氏の言葉に大きく頷く参加者の姿が印象的でした。
ICTにお任せ!ストレスチェックと集団分析、メンタルヘルスケア
第2部は、NECソリューションイノベータより、ICTを活用したメンタルヘルスケアサービスについて紹介させていただきました。「簡単導入、企業・団体様の業務負担をICTでスマートに解決!」と題して、ストレスチェック制度義務化後、多くの企業・団体様に導入を検討いただいている当社ICTサービスについて、概要と特長をポイントについて整理。「セルフチェック」「ラインケア」「セルフケア」の3つのツールをどのように使い、メンタルヘルスケアを回していくか。実際の画面を用いた具体的な説明は参加者の関心を集めました。実践を念頭に置いた準備セミナーとしてお役立ていただけたものと思います。