サイト内の現在位置
学会・研究成果発表
唾液中のストレスマーカーを検出する人工核酸の開発に成功
3月23日、プレスリリースしました
DATE:2017.04.05
研究テーマ:アプタマー
イノベーションラボラトリでは、誰でも簡単に健康をチェックできる社会の実現を目指して、人工核酸によるバイオマーカー簡易検出センサの技術開発を行っています。
今回のプレスリリースでは、共同研究している群馬大学とともに、これまで困難であったストレスのバイオマーカーの一つである唾液アミラーゼに結合する核酸アプタマーの開発に成功したことを報告しています。各情報サイトや新聞社からも報道していただき、反響を感じているところです。

精神的または肉体的ストレスによって引き起こされる疾患の増加は、大きな社会課題となっています。私たちは簡易検出センサを実装することで、付加価値の高いヘルスケア・コントロールサービスの可能性を広げ、「豊かな生活環境の構築」の実現に大きく貢献することを目指しています。
本研究成果は、2017年3月3日に英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。(オープンアクセス:https://www.nature.com/articles/srep42716)
担当者紹介
研究テーマ:ストレス簡易測定法の研究開発
担当者:金子 直人
コメント:アプタマーを用いたバイオセンサの研究開発を担当しています。
連絡先:NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリ bio-contact@nes.jp.nec.com
