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「ICTを活用した生ごみ分別の参加状況可視化実験」が「ベストナッジ賞」を受賞

感謝の伝達により、住民の資源循環に対する意識向上に寄与

DATE:2020.03.09
研究テーマ:感謝

去る2019年12月26日、環境省が主催するベストナッジ賞コンテストにて当社の感謝研究の取り組みがベストナッジ賞を受賞しました。

「『ベストナッジ賞』コンテスト」は、幅広い分野の社会・行政の課題の解決に向けて、ナッジ(注1)等の行動科学の理論・知見を活用して行動変容を促進し、効果を測定した実績のある取り組みを表彰するものです。

「ICTを活用した生ごみ分別の参加状況可視化実験」は、2018年8月から11月まで、資源循環の高度化を目的に、宮城県南三陸町において「感謝の研究」(注2) をベースにしてナッジの手法を用いて実施したものです。今回の受賞では、取り組みの新規性、社会的意義や行動科学の適切性等が評価されました。

受賞に関する詳細

(注1)ナッジ(英語 nudge:ひじで軽く突く):
行動科学の知見に基づく工夫や仕組みによって、人々がより望ましい行動を自発的に選択するよう促す手法。『「ベストナッジ賞」コンテスト』は、環境省のイニシアティブのもと、行動経済学会などと連携し平成30年度から実施している。

(注2)感謝を伝えることが人間関係や業務の生産性に良好な影響を与えることを研究している。

担当者紹介

研究テーマ:資源循環高度化
担当者:日室 聡仁
コメント:資源循環高度化PJを担当しています。今後も行動経済学や心理学とICTを組み合わせた面白い仕組みを実現していきたいと思います。
連絡先:NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリ 価値創造グループ mebuki-thx-contact@nes.jp.nec.com