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リモートワークはウェルビーイングを高めるのか?(前編)

広がるリモートワーク

2020年からのコロナ禍によってリモートワークはそれ以前と比べて格段に広がりました。メルカリやYahoo、NTTなどは積極的にリモートワークを推進し、居住地制限や転勤の撤廃を打ち出しています。一方で、2022年になるとTwitterやホンダなどオフィスへの出社の重要性を訴えるところもあります。すべてをリモートで、あるいはオフィスで、という二者択一ではなく両者のいいところどりであるハイブリッド・ワークスタイルを探っていくことになるでしょう。

リモートワークをする男性の写真

アメリカでは「グレート・レジグレーション(Great Resignation)」と呼ばれるように自分に合った働き方を求めて多くの人が離職しました。このようにコロナ禍はわたしたちが改めて働き方とウェルビーイングに向き合う契機となりました。

リモートワークではチームや組織のコミュニケーションがうまく取れないという声は多く聞きます。しかし、2020年以前のようにオフィスに戻せば解決するというわけではありません。なぜなら・・・

執筆者:松下慶太
関西大学社会学部教授。博士(文学)。専門はメディア論、コミュニケーション・デザイン。近年はワーケーション、デジタル・ノマド、コワーキング・スペースなどメディア・テクノロジーによる新しい働き方・働く場所を研究。近著に『ワーケーション企画入門』(学芸出版社、2022)、『ワークスタイル・アフターコロナ』(イースト・プレス、2021)、『モバイルメディア時代の働き方』(勁草書房、2019)など。

執筆者:松下慶太氏の写真

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