サイト内の現在位置を表示しています。
車載プラットフォーム/制御系
ECU制御、ECU通信モジュール、車両診断モジュールの開発や車載ネットワーク開発など、制御系の組込み技術をご紹介します。
ここでご紹介している技術は一例です。
- ここで紹介している技術を製品に組み込みたい
- これらの技術を活用して新しいビジネスを創出したい
など、ご相談・ご要望がありましたらお気軽にお問い合わせください。
AUTOSAR・車載ソフトウェア開発サービス
車載ECUシステムへのAUTOSARの適用および、アプリケーション開発の支援等、さまざまな課題の解決をサポートします。
当社の対応領域
AUTOSAR(Clasical Platform)
お客様の製品仕様に合わせたAUTOSARベンダー製BSWのインテグレーションや、内製のコンプレックスドライバー開発に実績・経験を持ち、お客様製品のAUTOSAR BSW開発を全面的にご支援します。
特長
- ルネサスエレクトロニクス社の前身との業務実績を通じた半導体製品の仕様・動作知識に精通した技術者を多数保有
- OS/SYSといったコア領域やセキュリティモジュールを含むBSWの対応実績
対応製品 | AUTOSAR製品名 | BSWモジュール対応実績 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AUBASS社/ AUBIST |
Vector社/ MICROSAR |
RTE※1 | OS | SYS※2 | CAN Stack |
Ether Stack |
MS Stack |
DIAG※3 | Sec※4 | CDD | |
製品A(ADAS) | 〇 | - | - | - | - | - | - | - | 〇 | 〇 | 〇 |
製品B(BODY) | 〇 | 〇 | - | - | - | 〇 | - | 〇 | 〇 | - | - |
製品C(ADAS) | 〇 | - | - | - | - | - | 〇 | 〇 | - | 〇 | - |
製品D(BODY) | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | - | - | 〇 |
※1 RTE :"Runtime Environments”の略
※2 SYS1:対応モジュールは、COMM/BSWM/ECUM/WDGM
※3 DIAG:対応モジュールは、DEM/DCM
※4 Sec :対応モジュールは、SecOC/CSM(HSM)
導入メリット
1.プラットフォーム変更時もスムーズに環境移行
- 複数のAUTOSAR BSWツールへの対応実績より、効率的にプラットフォームを変更します。
- ツールチェーン活用時のトラブルについて、過去事例をもとにツールベンダへのQA対応を行います。
2.幅広いBSWモジュールも矛盾なく、横通しでインテグレーション
- システムリソース(メモリやタスクなど)のBSWモジュールへの割り当てを設計資料化しBSWモジュールのコンフィグ時に活用、モジュール間のコンフリクトを解消します。
3.コンフィグレーション設定の見える化によりレビュー品質を向上
- コンフィグレーションツールのパラメータ情報を一覧化し、マニュアルに記載されていないパラメータ情報も見える化します。
- パラメータ設定値の根拠を明記することで確認ポイントを明らかにし、レビュー効果を引き出します。
4.海外メーカーを含むさまざまなマイコンに対応可能
- 国内/海外メーカーの多数マイコンでの開発知見を活かし、マイコン特性を十分理解してBSWをコンフィグレートします。
- お客様製品の仕様に合わせたCDDやスタートアップのソフト開発もお任せください。
NEC モーター制御ソフトウェアプラットフォーム
モーターの駆動には高度な制御が要求されるため、開発期間や開発工数の増大、品質確保に要する費用の増大など多くの課題が発生しています。NEC モーター制御ソフトウェアプラットフォームは、製品の立ち上げや開発期間の短縮、開発コストの低減を促進します。
特長
- モーター制御アルゴリズム、H/W変更によるお客様のアプリケーションへ影響を極小化
- モーター制御機能と車載通信機能に加え、これらの連携機能も実装済み
- 以下のモーター制御アルゴリズムに対応
- ブラシレスDCモーター用 センサーレス120度通電制御
- ステッピングモーター用 マイクロステップ駆動制御
導入メリット
1.開発期間の短縮が可能
- ユーザー・アプリケーション部分のみの開発のため、開発期間の短縮が可能です。
- モーターの位置制御が必要なアプリケーションにも適用可能です。
2.開発コスト削減が可能
- 制御アルゴリズムなどモーター制御に関する教育費の削減につながります。
- 今後多種のハードウェアに対応するため、効率的に派生品開発が可能です。
ECU間通信モジュール・車両診断モジュール開発
車両メーカ様仕様、および国際規格に沿った車載通信ソフトウェア開発を下位層(ドライバ)から中間層(ミドルウェア)まで幅広く開発支援します。
特長
- 以下のプロトコルについて、マイコンメーカ問わずドライバ開発が可能。
- CAN, CAN-FD(CAN with Flexible Date rate)
- LIN
- Ethernet
- 車輛メーカ仕様やAUTOSAR準拠のミドルウェアが開発可能。
- UDS、KWPに準拠した診断モジュールを通信モジュールとあわせて提供可能。
おもな対応領域
アプリケーション開発
デバイスドライバ、ミドルウェアのみならず、アプリケーションまでの開発経験があり、各レイヤのプロトコル、ECU仕様にも幅広く対応します。
特長
- ボディ系を中心としたアプリケーション開発を以下の通り数多く保有。
- そのほかにも車載ソフトウェアのマイコン移植にも以下の通り対応。
ECU制御ソフトウェア開発
- イモビライザ
- 舵角センサ
- BCM(Body Control Module)
- エアコン
- ADAS(周辺監視、駐車支援) 他
車載用ソフトウェアマイコン移植サービス
お客様の車載用アプリケーション/入出力データを変更せず、車載用ソフトウェアを別マイコンへ高品質で移植します。
NEC マイコンコード静的検証サービス
お客様が開発するルネサス製マイコンを搭載したECUのソフトウェアに、マイコンの制限事項違反が無いことを検証します。
特長
豊富なノウハウを持つ第三者の目により制限事項に違反が無いことを検証し 誤動作のない安心安全なECU開発を支援します。
検証方法
1.検証仕様書を作成
- マイコンユーザーマニュアルから制限事項をまとめた検証仕様書を作成
- マイコンユーザーマニュアルから制限事項を抽出する独自ツールの活用
2.検証報告書を作成
- 検証仕様書を元にソースコードの検証を行い、検証報告書を作成
- 制限事項違反が存在する箇所には、なぜ違反となるかの説明を記載
- 蓄積した知見をベースに効率的にかつ正確な検証を実施
- 二段階に及ぶレビューにより検証ミスを阻止
- マイコンの機能のうち、ソースコードで未利用の機能については、検証を省略し効率化
NEC マイコンコード静的検証サービス利用のメリット
開発者の工数確保、コスト低減や安心感のある検証品質。
1.時間創出
- 開発者は開発に専念でき、1,000時間ほどの余裕を作り出せます。
2.コスト低減
- 開発者自身が実施するよりも効率的に実施しコストも低減します。
3.安心
- マイコン制限事項違反がないという確信と安心感が得られます。
決して手を抜かない第三者の検証者が確実な検証品質をお届けします。
ご興味がありましたらお気軽に資料請求・お問合せください。