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モビリティソリューション
車室内フィンガージェスチャー


車室内フィンガージェスチャーは、対象物に触れることなく指先によるジェスチャーだけで、HUD(ヘッドアップディスプレイ)など車室内のディスプレイ画面へ指示を出したり、車室内の機器を指の動きだけで操作したり、車外の建物・施設をはじめ、自動車や歩行者など移動体の特定をすることができる、車載用の次世代インタフェース技術です。
NECソリューションイノベータは、10年にもおよぶ同技術の研究を重ね、現在ではフィンガージェスチャーVer 3.0をリリースしています。お客さまが導入を検討される際には、実験的搭載フェーズにおける企画・検討から製品への実装、出荷後の保守サポートまで一貫した支援サービスを提供します。
特長
車室内フィンガージェスチャーは、指先の簡単な動きで多彩な機器への操作・指示や対象物の特定をすることができる、5つの特長を備えています。
- 指先によるジェスチャーで機器などの操作や入力などが可能です。
- 独自のジェスチャー認識アルゴリズム(指先検出・手の中心検出)を装備しています。
- UI操作に適したジェスチャーを提供できます。
- プラットフォームやセンサーデバイス(距離センサー、近赤外線カメラなど)を用途に合わせて柔軟に選択できます。
- 誰にでもわかりやすい、シンプルなジェスチャーコマンドです。
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(例)
- 動き(サークル、グラブなど)で操作
- ポインティングで操作
フィンガージェスチャーVer 3.0の強化ポイント
- 高価・高性能なCPU(ECU)システムでなくても、組込み向けの安価なCPUで動作可能です。
- Ver 2.0は1つの手のみを認識していましたが、Ver 3.0はマルチハンド(2つ)の認識に対応します。
- Ver2.0と比べ、手の認識精度が飛躍的に向上しています。
- Ver2.0と比べ、標準サポートしている手の関節座標やジェスチャーコマンドを追加しています。
- ピンチ機能や方向ポインティング機能を強化し、グラブ機能にも対応しています。
利用シーン
新しい車室内ヒューマンマシンインタフェースの1つとして、遠隔・非接触操作を可能とすることにより、安全性やIVIデザインの自由度、IVI操作性を大幅に向上させることができます。
- HUDやインパネ画面、電子ミラー画面などの操作に最適です。
- Ver 2.0は1つの手のみを認識していましたが、Ver 3.0はマルチハンド(2つ)の認識に対応します。
- 車外の対象物(ランドマークや建物、施設、クルマ、歩行者など)を簡単に指定できます。

サービス概要

ドライバーは、指先の小さな動きだけで機器の操作や画面への指示出しができ、視線移動を抑え集中力を維持したまま安全な運転を継続できます。