財務・経理部門向けソリューション/ホワイトペーパー
“DXによる業務変革の実態を暴く!”
DX導入に関するユーザーアンケート
実態調査レポート
財務・経理部門のシステム導入やDX推進プロジェクトを担当している方にアンケートを実施。各企業のDX推進状況や、その阻害要因、今後の対応について詳しくレポートします。DX推進のヒントが満載です。
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「財務・経理部門向けDX導入に関する実態調査レポート」
■調査レポートのサマリー
- 財務・経理部門のDXでは「経営戦略はあるが一部の部門でしか取り組んでいない」企業が多く、「ビジネスモデルの変革」に向けたギャップが大きい。
- 実態としては「ペーパーレスの取組み」や「基幹システムと会計システムの連携」が上位で、「決算の早期化の取組み」が進むものの、「管理会計のメッシュ細分化による精度向上」や「損益管理の日次・週次更新による経営判断のスピードアップ」など経営に直結する部分までは着手できていない。
- DX推進の阻害要因には「DXに関するナレッジやスキル、人材が不足している」ことが挙げられ、中期計画やプロジェクトは発足しているが進捗にジレンマを感じている声も寄せられた。それを埋めるために、外部パートナーには「戦略構築のサポート」の期待がかかっている。
- 今後は、DXを「全社で持続的に取り組みたい」とされ、まずは「業務のペーパーレス化」が直近の課題だが、今後は「経営戦略の最適化」「経営のスピードアップ」「データに基づいた財務状況の分析」に取り組むなど、DX推進と経営改革への強い思いが感じられた。
■こんな人におすすめ
- 財務経理部門の業務改善に課題を持っている方
- 財務戦略の構築を検討中の方
- 会計システムの導入を担当している方
- 社内のDXプロジェクトを推進している方
「財務・経理部門向けDX導入に関する実態調査レポート」
■トピックス①
取組んでいるDXのトップは「ペーパーレス」(47.9%)、次に「基幹システムと会計システムの連携」(34.5%)、「決算の早期化」(33.8%)で、「日次・週次での損益管理」(20.4%)や「管理会計のメッシュ細分化」(14.8%)への取組みは進んでいない。
- 業種別では回答の傾向から推測すると「製造業」の取組みが早く、比べて「電気通信、情報処理業」は進捗が遅い。ただし、「電気通信、情報処理業」は「会計/固定資産システムの更新」(37.5%)「スマホによる経費精算」(28.1%)「ETLシステムによるデータ連携基盤」(31.3)などシステム導入は対応が先行している。
- 企業規模別では、「5000人以上」の大企業の対応が進んでいる。「1000~5000人」の企業は「決算の早期化」(24.4%)「日次・週次での損益管理」(9.8%)の回答が少ない。
■トピックス②
DXの阻害要因は「ナレッジ・スキル・人材の不足」45.0%が多く、「1000~5000人」「5000人以上」の大企業に顕著。「忙しく取組めていない」も32.6%。ただし、「外部パートナとの協力」を理由としているのは16.3%で、社内で推進しようとしているものの、ナレッジの不足や作業工数を外部パートナーと共に実行する体制ができていないことがわかる。
- 「外部パートナーとの協力」を挙げているのは「電気通信・情報処理業」が26.6%と高く、いち早く外部パートナーの選定をして取組みを加速しようとしている。
- 「ナレッジ・スキル・人材の不足」は「サービス業/不動産業」が52.3%で他の業種より高い。
■トピックス③
DXで解決したい課題として、「ペーパーレス」(49.3%)がトップだが、「経営資源の最適化」(37.3%)「経営判断のスピードアップ」(33.8%)「データに基づく財務状況分析」(33.1%)など経営高度化への期待が高い。
- 特に「製造業」は、経営に関する「経営判断のスピードアップ」(42.2%)「データに基づく財務状況分析」(40.0%)が多く、「プロジェクト進捗の損益把握」(42.2%)への意識も高い。一方で、「電気通信/情報処理業」は「経営判断のスピードアップ」(28.1%)「データに基づく財務状況分析」(21.9%)が低い。
- 企業規模別では「200~500人」の企業が「ペーパーレス」(54.5%)「経営資源の最適化」(45.5%)が多く、「1000~5000人」と「5000人以上」の企業の対比では「経営判断のスピードアップ」「データに基づく財務状況分析」について、「5000人以上」の回答が多く、「1000~5000人」が少ない傾向にあった。
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「財務・経理部門向けDX導入に関する実態調査レポート」
<調査概要>
- 調査目的:
- 経理部門・人事部門のDX推進状況や現状の課題を把握し、各企業でさらにDXを進めるための考察を得る
- 調査対象:
- 経理部門 、人事部門、情報システム部に所属している方で、
経理系 または 人事系のシステム導入やDX推進のプロジェクトを担当している方 - 調査地域:
- 全国
- 調査方法:
- インターネットリサーチ
- 調査時期:
- 2021年9月24日(金)~9月28日(火)
- 有効回答数:
- 515サンプル
- 調査実施機関:
- 株式会社マクロミル
- 設問項目
- ・あなたが持っているDX(デジタルトランスフォーメーション)のイメージを教えてください。
・あなたが現在お勤めの会社でのDXの取組み状況で最も近いものをお選びください。
・あながた既に取組まれているDXについてすべてお選びください。
・あなたが今後取組みたいDXについてすべてお選びください。
・具体的にDXで解決したい課題をすべてお選びください。
・あなたが財務経理部門のDXに取組む場合、その先にあるゴールをどこに置きますか。
・あなたがお勤めの会社においてDXの推進を阻害する要因をすべてお選びください。
・あなたがお勤めの会社の阻害要因について、なぜそう思うのか、教えてください。
・あなたがお勤めの会社でDXの推進に向けて取組んでいることをすべてお選びください。
・現在、あなたの会社で取組んでいるDXの満足度を教えてください。
・今後(3年後)取組みたいDXのレベルを教えてください。
・DXを推進するために外部パートナーに期待することを教えてください。
・DXによる成功体験、失敗談をお聞かせください。
・最新のDXや人事/経理部門に関するキーワードについて、ご存知のもの、興味のあるものを全て選んでください。
・DXについての情報収集やシステム導入検討時に参考にしている情報媒体を教えてください。
・新型コロナウイルス感染拡大によって生じた、あなたの業務上における課題をすべてお選びください。