統合会計システム SuperStream-NX

SuperStream-NXは、企業のバックオフィスの中核業務(財務会計)の最適化を実現するソリューションです。現在から将来にわたるさまざまな課題に対応するための経営基盤として、意思決定の迅速化と全社的なビジネスプロセスの最適化を支援します。

統合会計システム SuperStream-NX
統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) 概要・特長

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

概要・特長

SuperStream-NXは、企業のバックオフィスの中核業務(財務会計)の最適化を実現するソリューションです。現在から将来にわたるさまざまな課題に対応するための経営基盤として、意思決定の迅速化と全社的なビジネスプロセスの最適化を支援します。

  • グローバル&グループ企業に対応
  • RPAで業務自動化を支援
  • 豊富な導入実績とノウハウ

統合会計システム SuperStream-NX

統合会計システム SuperStream-NX

選べるライセンス形態

SuperStream-NXの接続ライセンスは、お客さまの用途に応じて最適な形態を選択可能です。

①ユーザライセンス

  • 必要なユーザ数に応じて、1ユーザ単位でお選びいただけます。
  • 子会社(関連会社)管理をおこなう場合は、管理する企業数の「法人ライセンス」が別途必要になります。

②エンジンライセンス

  • ユーザライセンス、法人ライセンスを無制限でお使いいただけます。

完全Web対応と優れた操作性

完全Web対応によるシステム運用の簡素化と、国産パッケージならではの優れた操作性を両立しています。クライアント端末への専用ソフトウェアのインストールが不要なため、システムの導入やメンテナンスに対する負荷が大幅に軽減されます。
また、RIA(Rich Internet Application)環境により、Webブラウザ上でも直感的で使いやすいユーザインターフェースを実現しています。

IFRS(国際会計基準)に標準対応

グローバル対応

日本では今後強制適用の可能性がある国際財務報告基準(IFRS)にも標準対応。総勘定元帳上で、日本基準とIFRSの会計残高を保持し、それぞれの基準に準拠した財務諸表の作成が可能です。固定資産管理については、日本基準用とIFRS用の管理台帳をそれぞれ保持することが可能です。

グループ経営の最適化

企業単独のみならず、グループ各社の会計情報をリアルタイムに集約・更新し、グループ全体の決算早期化を実現します。
またWebシステムのメリットを活かし、海外を含めた複数拠点に対してもより容易かつ低コストで展開することが可能です。

グローバルビジネスを支援

複数通貨による伝票入力・残高管理に標準対応し、拠点や会社別に通貨を設定できます。さらに言語モードを日本語/英語で切り替えて利用できるなど、海外で事業展開を図る“日本発グローバル企業”にも最適なシステムです。

帳票アドオンの削減効果

Excel Report

ユーザが自由度の高いレポートを作成することが可能です。列/行の任意配列やソート/フィルタ、絞り込みなども自由自在。作成したレポートはそのままExcelやPDFへ出力することができます。

Pivot Report

使い勝手の良いピボット集計機能を標準で装備しています。月別の科目/予算対比などユーザが任意かつ自由なレイアウトで集計することができます。集計結果は、そのままExcelやPDFへ出力することができます。

ReportPlus

グラフなどグラフィカルな表現により、データを直感的に把握することができます。社内用の資料作成はもちろん、取引先との商談などで説得力のあるプレゼンテーションが可能です。

Excel差込

ユーザがExcelで自作した帳票を取り込んで、汎用帳票テンプレートとすることが可能です。帳票はそのままExcelやPDFへ出力可能です。

経営の可視化

ダッシュボード機能を搭載。予算と実績を対比させたグラフを表示させることができます(月間/年間、個社単位)。特別なレポートを作成したり、分析アプリケーションを導入することなく、タイムリーに経営状況を可視化し把握できることで、迅速な経営の意思決定をサポートします。

経営の可視化

快適な操作性

マイメニュー

個々のユーザが、使用頻度の高い機能やファイルをまとめて表示できるマイメニュー画面を装備。複数の製品を横断した統合メニュー構築が可能です。グループ導入の場合も、会社を切り替えるだけでそれぞれの会社用のメニューが作成できます。Excel,Word,URL,EXE(アドオン)などSuperStream-NX以外のデータもメニュー画面からアクセス可能です。付箋機能も装備しています。

レイアウト

ウインドウ内の各フレームのレイアウトを自由に変更することができます。各フレームの配置や大きさを変更し、ユーザが使いやすい画面にカスタマイズすることが可能です。また、マルチウインドウにも対応。消込作業を行う場合など、2つの画面を並べて作業することで、さらに効率を高めることが可能です。

柔軟なシステム連携

外部APIの呼出により、生産管理システムや販売管理システムなどさまざまな他システムと柔軟に連携させることができます。また、CSVなど外部データの取込も可能。お客様が蓄積された既存資産を無駄にすることなく、そのまま有効活用することが可能です。

サポート365日体制※SaaS版ご利用の場合

パッケージ製品保守サポート:常設保守センターがサポート

インフラ面も含めたトータルサポートが可能です(窓口の一元化)。サーバ、OS、データベースからSuperStreamの運用のお問い合わせや障害時の復旧など、ワンストップでNECグループが対応します。

SuperStream-NXの使い勝手を体感!

SuperStream-NX
1ヵ月無料トライアル

SuperStream-NXのご購入を検討いただいているお客さまに、使い勝手を体験いただくための1ヵ月無料トライアルサービスを実施中です!

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) 機能紹介(統合会計)

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

機能紹介(統合会計)

システム全体の会計データおよびシステム共有マスタを一元管理し、財務諸表の出力をはじめとする豊富なオプションで、管理帳票出力をサポートします。財務会計処理はもちろん、配賦処理・予算管理等、管理会計処理でも一連の会計業務を強力にサポートし、多彩な会計ニーズに対応可能です。

SuperStream-NX 対象業務

経営分析

  • GM:グループ経営管理
  • GM:モバイルオプション

固定資産

  • FA:固定資産管理
  • LM:リース資産管理

統合会計

  • GL:財務会計・管理会計
  • AP:支払管理
  • AR:債権管理
  • EXP:経費精算管理

その他

  • PN:手形管理
  • ER:電子記録債権
  • EV:証憑管理
  • Factoring:ファクタリング

システム連携 ※シングルテナント環境のみ選択可能

  • Connect:システム連携ツール
  • Cloud Connector:クラウド接続オプション

※お客さまのニーズに合わせたモジュール選択が可能です。

GL:財務会計・管理会計
会計分野の中核としてあらゆる会計データを一元管理。管理会計もサポートします。
AP:支払管理
債務の支払予定、支払確定、FBデータ作成などの支払い業務が可能です。
AR:債権管理
売掛・未収金の計上、締、入金予定、入金、消込などの債権管理、入金業務が可能です。
EXP:経費精算管理
一般社員の経費精算入力を管理し、各種支払申請が可能です。

統合会計GL:財務会計・管理会計

システム全体の会計データおよびシステム共有マスタを一元管理し、財務諸表の出力をはじめとする豊富なオプションで、管理帳票出力をサポートします。財務会計処理はもちろん、配賦処理・予算管理等、管理会計処理でも一連の会計業務を強力にサポートし、多彩な会計ニーズに対応可能です。

仕訳入力機能

仕訳の入力補助機能として、仕訳パターン入力、定例仕訳入力、過去伝票複写入力、外部データ取込等を標準装備。経理担当者の入力負担が軽減されます。

帳票出力機能

財務諸表やキャッシュ・フロー計算書など、すべての帳票の画面参照やCSV・PDF出力が可能。データの管理や二次加工など、社内のペーパレス化を促進します。

各種決算機能

四半期、中間、年次決算はもちろん、月次決算にも対応。企業の決算早期化を強力にサポートします。集計された結果は、損益計算書、貸借対照表、製造原価報告書、予算対比表など各種管理帳票でリアルタイムに確認することが可能です。

管理会計機能

会計組織や機能コード(セグメント情報)およびプロジェクトコードを複数設定できるので、会計データをさまざまな集計単位で管理することが可能です。セグメント情報を活用することで、さまざまな切り口で経営状況を把握できます。(図1参照)

図1:管理会計機能
図1:管理会計機能

予算管理機能

複数の予算を設定できるだけでなく、さまざまな予算/実績の比較をWeb上で参照することが可能。各部門長や各拠点担当者などが、現在の状況をリアルタイムに把握することができます。(図2参照)

図2:予算管理機能
図2:予算管理機能

配賦処理機能

部門別の情報をより詳細に管理するために、経費などの実績データを、きめ細かく各部門に配賦することが可能です。配賦基準は、固定比、残高比、統計比、固定額の4種類に対応しており、お客様のニーズに合った配賦方法の選択が可能です。(図3参照)

図3:配賦処理機能
図3:配賦処理機能

統合会計AP(支払管理)

請求書をベースとした、仕入先に対する債務の計上および支払処理までの包括的な管理や債務残高管理が可能です。

債務管理機能

納品書をベースとした債務伝票入力をおこなえます。支払先ごとの債務管理は、科目別支払先別残高表を利用して管理することが可能です。

仕入先管理機能

仕入先ごとに、債務科目、振込口座情報、締日情報、支払分割設定などを、予めマスタ情報として細かく設定可能です。支払条件については、債務科目の登録や支払金額に応じた支払方法の自動分割にも対応しています。

FBデータ作成

支払確定後、支払日別にFBデータの作成が可能です。

統合会計AR(債権管理)

債権計上から入金入力、さらには入金予定データと入金データとを突き合わせた消込処理までの一連の債権管理・入金業務をおこなえます。また、債権の計上から回収までの包括的な管理ができるので、得意先ごとの細かな債権残高管理が可能です。

債務管理機能

得意先に対する債権の計上および、回収までの包括的な管理や債権残高管理が可能です。

消込機能

入金予定データと入金データを照合して行う消込処理には、指定した条件で消込をおこなう「残高消込」や「自動消込」、画面上でデータの内容を確認しながら消込をおこなう「手動消込」の3種類があります。また、「手動消込」では明細単位に消込処理をおこなえます。消込結果は、チェックリストで確認が可能です。(図4参照)

図4:消込機能
図4:消込機能

相殺機能

債権と債務の両方が発生する場合、あらかじめ取引先として登録しておくことで債権管理で計上している債権情報と、支払管理で計上している債務情報との相殺処理をおこない、相殺仕訳を作成することが可能です。

統合会計EXP(経費精算管理)

一般社員の経費精算入力を管理し、各種支払申請が可能です。

社員経費入力機能

社員の仮払申請や経費精算など、各種支払申請が行えます。また、入力した精算データに対し、証憑(PDF)を添付して上司へ申告することが可能です。駅すぱあとから交通費データを連動された入力もできます。
※駅すぱあと連動機能を利用する場合、オプション製品をご購入いただく必要があります。

仮払管理機能

社員に対する仮払申請・精算伝票の入力が行えます。精算方法としては仮払金戻し・追加支払を行い、社員単位、申請伝票単位の精算・未精算管理が可能です。

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) 機能紹介(固定資産、その他)

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

機能紹介(固定資産、その他)

Web対応で日本基準やIFRSに対応した固定資産管理システムです。固定資産およびリース資産の各物件管理をおこない、減価償却計算などのデータをSuperStream-NX 統合会計(GL)に連携します。

SuperStream-NX 対象業務

経営分析

  • GM:グループ経営管理
  • GM:モバイルオプション

固定資産

  • FA:固定資産管理
  • LM:リース資産管理

統合会計

  • GL:財務会計・管理会計
  • AP:支払管理
  • AR:債権管理
  • EXP:経費精算管理

その他

  • PN:手形管理
  • ER:電子記録債権
  • EV:証憑管理
  • Factoring:ファクタリング

システム連携 ※シングルテナント環境のみ選択可能

  • Connect:システム連携ツール
  • Cloud Connector:クラウド接続オプション

※お客さまのニーズに合わせたモジュール選択が可能です。

【固定資産】

FA:固定資産管理
固定資産の取得から移動・処分までを管理。さまざまな償却方法にも対応します。
LM:リース資産管理
リース資産の契約内容、物件管理だけでなく、リース料・保守料の管理が可能です。

【その他】

PN:手形管理
支払手形情報または受取手形情報を抽出し、手形の振出または、手形の受取から決済までの手形現物管理をおこないます。
ER:電子記録債権
でんさいネット、JEMCOに対応し、各種データファイルを取得することで電子記録債権・債務の登録をおこないます。
EV:証憑管理
各種伝票の証憑(領収書、請求書など)をPDFファイル化することで、入力伝票と紐付けて保管・検索することができます。
Factoring:ファクタリング
支払伝票入力の結果を基に、信託業務を行っている業者に提出するデジタルデータを作成します。

固定資産FA:固定資産管理、LM:リース資産管理(共通機能)

Web対応で日本基準やIFRSに対応した固定資産管理システムです。固定資産およびリース資産の各物件管理をおこない、減価償却計算などのデータをSuperStream-NX 統合会計(GL)に連携します。

固定資産・リース資産共通機能

固定資産およびリース資産は、会計・税務台帳以外にIFRSや管理会計用など最大5種類の台帳で一括管理できます。また、台帳に登録した資産情報は複写機能を利用することで簡単にほかの台帳へコピー可能です。(図1、図2参照)

図1:固定資産入力
図1:固定資産入力
図2:固定資産台帳
図2:固定資産台帳

豊富な管理項目

種類、構造/用途、細目、購入先などのほかに、FA機能コードを最大20項目設定し管理することが可能です。また、会社単位ごとに保険情報や修繕時期・費用などの付帯情報項目を設定可能です。(図3参照)

図3:豊富な管理項目
図3:豊富な管理項目

統合会計との仕訳連携

固定資産、リース資産、除去債務資産の仕訳データを統合会計(GL)、支払管理(AP)へリアルタイムに連携します。仕訳データは、台帳に設定した情報を基に日本基準またはIFRS形式で作成します。減価償却費やリース費用を部門や科目単位に配賦したい場合は、あらかじめ配賦基準を設定することで、仕訳作成時に配賦処理をおこないます。

固定資産FA:固定資産管理

固定資産の取得から移動・処分までを管理。さまざまな償却方法にも対応します。

さまざまな減価償却方法

下記のようなさまざまな減価償却方法に対応しています。

  • 通常の償却計算
    旧定率法、250%定率法、200%定率法、旧定額法、定額法、均等法、月割均等法、リース定額法、10/9定率法、旧生産高比例法、生産高比例法、非償却
  • 特別な償却計算
    初年度特別、割増償却、増加償却、初年度+増加、割増+増加

予測シミュレーション機能

将来発生する費用(減価償却費、課税標準額、除去債務利息)を予測計算し把握することが可能です。費用があらかじめ把握できるので新たな設備投資計画や立案など意思決定の迅速化に貢献します。また、事前に既存資産の移動予定や処分予定などの情報を登録しておくことで、それらを加味した予測計算がおこなえます。予定登録した情報は、固定資産台帳に反映することが可能です。(図4参照)

図4:予測シミュレーション機能
図4:予測シミュレーション機能

固定資産LM:リース資産管理

リース資産の契約内容、物件管理だけでなく、リース料・保守料の管理が可能です。

リース契約管理機能

リース契約書上の契約内容、契約満了予定契約、リース会社別の契約・物件情報などを一元管理できます。その都度契約書を参照することなく、契約内容や条件などを容易に把握できます。(図5参照)

リース契約管理機能
図5:リース契約管理機能

リース物件管理機能

物件設置場所別・物件種類別・費用管理部署別にリース物件の管理、リース物件に付帯する保守契約状況の管理をおこなうことが可能です。リース物件の移動が頻繁であったり、広範囲であってもリース物件と保守契約情報を一元管理できます。

リース料支払・費用管理

当月支払予定(リース料・保守料)や当期以降の月別支払予定推移の管理、契約部署・物件設置場所・物件種類による費用管理ができるため、リース料にかかる予算策定作業が可能です。

その他PN(手形管理)

SuperStream-NX 統合会計から、支払手形情報または受取手形情報を抽出し、手形の振出または、手形の受取から決済までの手形現物管理をおこないます。

手形情報の入力機能

手形管理では受取手形と支払手形の情報をそれぞれ3種類の方法で登録することが可能です。

  • SuperStream-NX 統合会計からの取込
  • 他システムからの取込
  • 画面からの入力

受取手形管理

手形データを取込または入力し、受取手形の取組処理として「取立依頼」「割引」「裏書」「担保差入」、解消処理として「不渡」「返却」をおこなうことが可能です。状態については「発生」「移動」「決済」の処理が可能です。また、取組処理や状態ごとの仕訳データ(CSV)SuperStream-NX 統合会計へ連携することが可能です。

支払手形管理

手形データを取込または入力し、支払手形の状態処理として「発生」「移動」「決済」「解消」をおこなうことが可能です。また、処理状態ごとの仕訳データ(CSV)をSuperStream-NX 統合会計へ連携することが可能です。

支払手形の分割処理

SuperStream-NX 統合会計(支払管理)から取り込んだ支払手形データに対しては、印紙税分割処理が可能です。印紙税分割は「分割しない」「自動分割」「会社方針指定分割」「取引先指定分割」の4パターンから選択することができます。また、印紙税分割された手形データの修正をおこなうことも可能です。

※SuperStream-NX 手形管理システムのご利用は、SuperStream-NX 統合会計を導入していることが前提となります。

その他ER(電子記録債権・債務管理)

でんさいネット、JEMCOに対応し、各種データファイルを取得することで電子記録債権・債務の登録をおこないます。電子記録債務の支払データについてはSuperStream-NX 統合会計から抽出することも可能です。登録後、発生記録請求・譲渡記録請求データを作成し、記録結果受入をおこないます。また、電子記録債権・債務の各種顛末処理や決済処理で発生した仕訳は、SuperStream-NX統合会計に連携します。

電子記録債権・債務情報の入力

電子記録債権・債務の発生情報は、債権者請求方式と債務者請求方式で入力します。

電子記録債権・債務の顛末処理

電子記録債権・債務の取組処理として「譲渡」「分割譲渡」「割引」「分割割引」、解消処理として「取消」「支払不能」に対応しています。処理の過程で発生した仕訳データは、SuperStream-NX 統合会計に連携します。

※SuperStream-NX 電債オプションのご利用は、SuperStream-NX 統合会計および、手形管理システムを導入していることが前提となります。

その他EV(証憑管理e文書対応オプション / 証憑管理オプション)

経費精算伝票や支払伝票など、各種伝票の証憑(領収書、請求書など)をPDFファイル化することで、入力伝票と紐付けて保管・検索することができます。また、証憑管理e文書対応オプションでは、証憑のPDFファイルはその後、タイムスタンプが発行され版管理を開始します。

【EV(証憑管理e文書対応オプション)のおもな機能】

証憑のファイル分割&伝票関連付け機能

入力した複数の伝票に対する証憑添付用紙は一括で出力することができます。出力した証憑添付用紙に証憑を貼ったものを、複合機やスキャナーでまとめて読み込み、証憑添付用紙に付けられた個別のQRコードごとに該当する伝票との関連付けをおこないます。

証憑検索機能

日付、取引金額、取引先名、勘定科目などでの証憑検索が可能です。また、複数条件での検索や、検索範囲の指定ができます。

証憑の版管理機能

証憑のPDFファイルの削除や訂正の事実とその内容の確認が可能です。

【EV(証憑管理オプション)のおもな機能】

証憑管理オプションのおもな機能

拠点で入力された伝票の証憑をPDFファイル化し、本店側でワークフローや伝票照会から確認することができます。現物証憑の到着を待つことなく業務を進められるので、タイムリーな承認処理が可能になります。また、証憑の原本は、直接経理部門などに送付することができるので、承認中の紛失リスクを軽減します。

※SuperStream-NX 証憑管理e文書対応オプションおよび証憑管理オプションのご利用は、SuperStream-NX 統合会計を導入していることが前提となります。

その他Factoring(ファクタリング)

支払伝票入力の結果を基に、信託業務を行っている業者に提出するデジタルデータ(以下、信託データ)を作成します。また、 信託データの対象データとして、「支払予定データ」や「期日支払用の支払確定後データ」「支払確定後データ」を取り扱うことができます。

信託データのフォーマット設定

信託業者から指定された信託データ書式に対応するために信託データの、92桁目?120桁目の合計29桁を任意に設定することが可能です。

休日調整

信託業者への債権譲渡可能日が銀行休日である場合は譲渡可能日を前日、または翌日に自動調整することが可能です(調整しないようにすることも可能)。

支払ファクタリング

一覧表信託データの確認用の帳票として、譲渡可能日別/支払期日別に「支払ファクタリング一覧表」を出力することが可能です。

※SuperStream-NX ファクタリングシステムのご利用は、SuperStream-NX 統合会計を導入していることが前提となります。

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) 機能紹介(経営分析)

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

機能紹介(経営分析)

豊富なレポーティング機能を持つSuperStream-NX グループ経営管理は、グループ全体からシームレスに情報を収集し、迅速な経営判断に活かせる経営ダッシュボードを備えています。収益性のみならず、安全性や効率性の視点から経営指標を分析できる機能が備わっており、企業独自のセグメントから事業の今を詳細に把握することが可能です。グラフや地図イメージなど視覚的に判断しやすいグラフィカルな表示によって、意思決定のスピードを飛躍的に向上させることに役立ちます。

SuperStream-NX 対象業務

経営分析

  • GM:グループ経営管理
  • GM:モバイルオプション

固定資産

  • FA:固定資産管理
  • LM:リース資産管理

統合会計

  • GL:財務会計・管理会計
  • AP:支払管理
  • AR:債権管理
  • EXP:経費精算管理

その他

  • PN:手形管理
  • ER:電子記録債権
  • EV:証憑管理
  • Factoring:ファクタリング

システム連携 ※シングルテナント環境のみ選択可能

  • Connect:システム連携ツール
  • Cloud Connector:クラウド接続オプション

※お客さまのニーズに合わせたモジュール選択が可能です。

GM:グループ経営管理
グループ全体からシームレスに情報を収集し、迅速な経営判断に活かせる経営ダッシュボードを備えています。
GM:モバイルオプション
グループ経営管理の扱うさまざまな情報を、スマートフォンやタブレット端末から閲覧することができます。

経営分析GM:グループ経営管理

豊富なレポーティング機能を持つSuperStream-NX グループ経営管理は、グループ全体からシームレスに情報を収集し、迅速な経営判断に活かせる経営ダッシュボードを備えています。収益性のみならず、安全性や効率性の視点から経営指標を分析できる機能が備わっており、企業独自のセグメントから事業の今を詳細に把握することが可能です。グラフや地図イメージなど視覚的に判断しやすいグラフィカルな表示によって、意思決定のスピードを飛躍的に向上させることに役立ちます。

グループ全体の経営状況が一目でわかる「経営ダッシュボード」

SuperStream-NXで管理している各社の会計情報を、経営層がグラフや表などで視覚的に確認するためのツールが「経営ダッシュボード」です。グループ全体または各社別での経営状況を確認できるだけでなく、あらゆる分析軸からドリルダウンすることで現状を詳細に把握することが可能です。また、必要な情報を日単位や週単位で定期的にメール配信することもできます。(図1参照)

経営ダッシュボード
図1:経営ダッシュボード

KPIにもとづく経営分析

ROEやROAをはじめとした経営指標による分析結果を視覚的に把握することができます。代表的なKPIがあらかじめ標準テンプレートとして用意されているため、経営データをすばやく、さまざまな角度から評価することが可能です。また、自社独自の指標を設定することも可能です。(図2参照)

経営KPI分析
図2:経営KPI分析
収益性分析
  • ROE(株主資本利益率)
  • ROA(総資産経常利益率)
  • 売上高総利益率
  • 売上高営業利益率
  • 売上高人件費率など
安全性・効率性分析
  • 株主資本比率
  • 流動比率
  • 総資産回転率

セグメント分析をさまざまな角度からビジュアル表示

経営管理などの基礎情報となる、製品や地域、プロジェクトといったさまざまなセグメント別の管理会計情報を、グラフや地図イメージで表示することで視覚的に把握することが可能です。あらかじめ用意されている代表的な分析軸を選んで活用できるほか、セグメント情報の種類や名称はSuperStream-NX 統合会計で自由に設定することができます。(図3参照)

セグメント分析
図3:セグメント分析

データを詳細まで追跡/自由に加工

ドリルスルー機能
分析チャートや集計グラフ、財務諸表の元データとなった仕訳明細などのデータを遡って表示することができます。SuperStream-NXグループ経営管理の高速集計エンジンにより、大量のデータも短時間に呼び出して確認することができます。

汎用レポーティング機能
経営会議用レポートで表やグラフの集計項目や縦軸・横軸を、Webブラウザ上で自由に設定することができます。作成した表はExcelデータ、グラフなどの画像はPDFやJPEGデータとしてエクスポートして、自由に2次利用することができます。

日本基準/IFRSに対応した複数元帳のレポーティング
財務諸表を、日本基準とIFRS両方の形式で出力することができます。企業グループ全体や各社、部門別といったデータをドリルダウンして確認し、予実などのレポートもそれぞれの形式で作成可能です。

他のシステムとのデータ連携*
SuperStream-NXで管理している会計データに加え、従来は別集計が必要だった他のシステムのデータやCSVデータとして管理されている販売数、在庫数などの日会計科目のデータも柔軟にインポートして、分析に活用することができます。(図4参照)

他のシステムとのデータ連携
図4:他のシステムとのデータ連携
  • ※SuperStream-NXグループ経営管理のご利用は、SuperStream-NX統合会計、固定資産管理、人事管理、給与管理のいずれかを導入していることが前提となります。
  • ※他のシステムとの連携機能には別途設定が必要になります。

経営分析GM:モバイルオプション

SuperStream-NXグループ経営管理の扱うさまざまな情報を、スマートフォンやタブレット端末から閲覧することができます。国内外のグループ各社からの最新情報を、時と場所を選ばず把握できることから、より迅速な経営の意思決定が可能となります。
サポートデバイス:iPad,iPad Air,iPad mini,iPhone

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) AI-OCR

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

AI-OCR

SuperStream-NXにAI-OCR機能が提供されました。SuperStream-NX に合わせた業務シナリオが用意されていますので、複雑な設定をせずともすぐに利用を開始することが可能です。

  • ※AI-OCRはオプション機能です。
  • ※AI-OCRは、SuperStream-NX (オンプレミス)に対応しています。

請求書(PDF形式)を解析し、その結果から科目を推論することで日々の入力負荷を軽減します

(1)AI経費パターンマスタの登録

(2)バッチ処理→AI請求書一覧【一括登録】

(3)AI支払伝票作成【手動OCR】

1件ずつ請求書(PDF形式)の画像解析を行い仕訳伝票を作成(バッチ処理以外)
新規取引などは仕訳伝票と同時にAI経費パターンマスタの登録も可能

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) 動作環境

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

動作環境

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)の動作環境。データベースサーバ、アプリケーションサーバ、クライアントの動作環境はこちらでご確認いただけます。

データベースサーバ

OS
プロセッサ
メモリ
データベースのシステム要件に適合していること
ネットワークアダプタ 100BASE以上、1000BASE推奨
データベース DBMSとしてマイクロソフト社製品を使用する場合
Microsoft SQL Server 2017
Microsoft SQL Server 2019
Microsoft SQL Server 2022
DBMSとしてオラクル社製品を使用する場合
Oracle Database 19c ※1 ※2
動作可能な.NET Framework Microsoft .NET Framework 4.x (4.7.2~)
その他 Oracle Cloud:Compute(OS:Windows)、DBCS(DB:Oracle Database)
AWSサービス: Amazon EC2(OS:Windows)、Amazon RDS(DB:Oracle Database)
Microsoft Azure: Virtual Machines
  • ※1
    Oracle Database 19.21 で動作確認を行っています。
  • ※2
    19.8~19.12はOracle不具合のため一部の機能が動作しません。
    初期化パラメータの変更が必要です 「alter system set “_fix_control” = ‘21800590:off’;」

アプリケーションサーバ

OS Microsoft Windows Server 2016
Microsoft Windows Server 2019
Microsoft Windows Server 2022
※Server Core, Nano Serverを除く
ソフトウェア Internet Information Service
プロセッサ 2コア以上のx64プロセッサ
メモリ 4ギガバイト以上(8ギガバイト以上を推奨)
HDD空き容量 1.2ギガバイト(アプリケーション)
ネットワークアダプタ 100BASE以上、1000BASE推奨
アプリケーション実行環境 Microsoft .NET Framework 4.x (4.7.2~)
※証憑表管理オプションおよび証憑管理e文書対応オプション利用時は
.NET Framework 3.5 が必要です。
必要ソフトウェア Oracle Database にバージョンを合わせた64ビット版のOracle Client (DBMSとしてOracle を使用する場合)
帳票出力エンジン Super Visual Formade Ver.9.2 Service Pack 10
※JAVA11への入れ替えが必要です。
※AdoptiumOpenJDK11(64bit 11.0.8以上)HotSpotでのみ動作を確認しています。
※同梱されているApache Tomcatに脆弱性があるため、APサーバーをインターネットに公開している場合は必要に応じて利用しているポートをファイアウォール等で接続できないようにブロックしてください。
対象のポート番号は、44090・44091・44092 になります。
その他 HTTPバージョン1.1(Transfer-Encoding: Chunkedを利用)に対応しています。
※HTTPバージョン1.0以下の環境では動作しませんのでご注意ください。

クライアント

OS Microsoft Windows 10
Microsoft Windows 11
リモートデスクトップサービス
(RemoteAppも含む)
Microsoft Windows Server 2016
Microsoft Windows Server 2019
Microsoft Windows Server 2022
プロセッサ 2コア以上のx86またはx64プロセッサ(x64プロセッサを推奨)
メモリ 4ギガバイト以上(8ギガバイト以上を推奨)
ハードディスク空き容量 1ギガバイト(アプリケーション)
ネットワークアダプタ 100BASE以上(クライアントとアプリケーションサーバー間の実効速度8メガビット/秒以上)
ディスプレイ 1280×800以上の解像度(1600×900以上を推奨)
アプリケーション実行環境 Microsoft .NET Framework 4.x(4.7.2以上)
ソフトウェア Adobe Reader / Adobe Acrobat
Microsoft Excel(ストアアプリ版、Webアプリ版を除く)
  • タッチパネルPCについては、マウス操作でのみ動作を確認しています。
  • 日本語入力システムについては、Microsoft IMEでのみ動作を確認しています。
  • マニュアル検索については、インターネット接続が必要でGoogle Chrome / Microsoft Edgeで動作を確認しています。
  • Windowsのカレンダーは西暦のみ動作を確認しています。
  • 駅すぱあとオプション、銀行口座APIオプションを利用する場合はMicrosoft Edge WebView2 Runtime が必要です。

Microsoft Edge WebView2 Runtimeは、Microsoft Windows 10,11 ではMicrosoft Edgeの更新プログラムにより自動インストールされます。
Microsoft Windows Server では自動でインストールされないため手動でのインストールが必要です。詳細はクライアントインストールガイドをご確認ください

その他

サーバーOS 日本語のみ対応しています。
クライアントOS 日本語、英語、中国語、タイ語に対応しています。※固定資産は日本語のみ対応
統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス) FAQ(よくあるご質問)

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)

FAQ(よくあるご質問)

統合会計システム SuperStream-NX (オンプレミス)のFAQ(よくあるご質問)。「SuperStream プロダクト共通」「統合会計システム」「固定資産・リース管理システム」「手形管理システム」のFAQはこちらでご確認いただけます。

SuperStream プロダクト共通

Q.

ライセンス体系はどうなっていますか?

A.

統合会計はSTANDARD・LIMITED・EMPLOYEEの3種類。固定資産はSTANDARD・LIMITEDの2種類。いずれも登録ユーザ数でのライセンスとなります。現在、人事給与についてはオンプレミスは管理対象人数、クラウドは登録ユーザ数となります。
SuperStream-NXでは、COREにおいて別売であったAP+/AR+が統合会計に内包されました。

Q.

WindowsServer2012には対応しているのでしょうか?

A.

DBサーバ、WEBサーバともに、WindowsServer2012に対応をしております。

Q.

64bit版には対応をしているのでしょうか?

A.

DBサーバ、WEBサーバにおいては、64bit版に対応をしております。
詳しくは、動作環境をご確認ください。

SuperStream-NXの動作環境はこちら

Q.

仮想化環境への対応はおこなわれているのでしょうか?

A.

SuperStreamの稼働環境は、OS・Oracleのバージョンの制限はありますが、仮想化に関する制限はありません。
SuperStream動作保証内のOS・Oracleが稼働する仮想化環境であれば、問題ありません。
万が一仮想化環境に起因した問題がSuperStreamで発生した場合、問題の切り分けを実施いたします。
仮に仮想化環境側の問題であった場合は、仮想化環境のサポート会社のご利用をお願いいたします。

Q.

SuperStreamのセキュリティ管理はどのようにおこなっていますか?

A.

アクセスログ管理、ログインパスワードの管理はもちろん、ログインユーザーごとによるデータ参照・編集権限についても細かい制御を行うことが可能です。

Q.

ユーザマニュアルはいただけるのでしょうか?

A.

各モジュールごとに、システム操作ガイド、システム設定ガイド、テーブルレイアウト、帳票サンプル集をPDFにて提供いたします。WEBからのダウンロードも可能です。

Q.

法改正に対してはどのような対応をおこなっていますか?

A.

開発元からの機能変更プログラムの提供、データ更新プログラムの提供、業務運用サポートマニュアルの提供をおこなっております。

Q.

バージョンアップはどれくらいの頻度でありますか?

A.

定期バージョンアップは年に1回あります。

統合会計システム

Q.

複数画面が同時に起動できますか?

A.

対応しています。違う画面を立ち上げて、参照しながら入力することも可能です。また、複数会社の画面を立ち上げて処理することができます。

Q.

証憑を添付して承認に回すことができますか?

A.

対応しています。WORD・EXCEL・PDFの資料を添付できます。

Q.

請求書をフォーマットを自由に作成することができますか?

A.

対応しています。EXCEL差し込み機能を使ってEXCELで設計した帳票をシステム標準として使うことができます。

Q.

スポット支払にも対応していますか?

A.

対応しています。事前に仕入先登録をおこなわなくても支払処理をおこなえます。

Q.

FBデータの作成は可能ですか?

A.

可能です。全銀協規定の総合振込フォーマットにてFBデータファイルを自動生成することができますので、それを銀行送信用のソフトにインポートすることで対応可能です。

Q.

マイナス金額の計上は可能ですか?

A.

マイナス金額でも計上が可能です。

Q.

FBデータ取込に対応していますか?

A.

全銀協の振込入金通知フォーマットのデータ取込が可能です。
得意先マスタとはカナ名で照合します。自動学習の機能もあります。

Q.

入金時の債権消込はどのように管理できますか?

A.

自動消込、手動消込、残高消込などを併用して効率的に消込管理をすることができます。

Q.

得意先が振込手数料を差し引いて入金してくるケースに対応できますか?

A.

振込手数料を考慮した自動消込や仕訳生成が可能です。

固定資産・リース管理システム

Q.

申告書を出力する機能はありますか?

A.

法人税用の別表16と地方税用の償却資産申告書が出力可能です。

Q.

償却費を資産ごとに配賦できますか?

A.

あらかじめ登録してある配賦率のとおり、配賦がおこなわれます。

Q.

将来の償却費の予測はできますか?

A.

予測機能によって将来の減価償却費のシミュレーションをかけることができます。
単位は月次や四半期や年次などから選択でき、対象期間(予測開始年月)も自由に指定できるので何年先でも対応可能です。
また、取得予定や処分予定を登録してそれを加味することも可能です。

Q.

リース会計基準変更に伴う売買処理対応(リース資産のオンバランス化)はできますか?

A.

可能です。
リース資産に関してもオンバランス対象のものは固定資産マスタにて資産計上や減価償却計算などの管理が行えるように機能を追加し、保守締結のお客様に無償でパッチ提供いたしました。

手形管理システム

Q.

支払手形の印紙税節税のための分割機能はありますか?

A.

分割機能がございます。

Q.

銀行への依頼書は出力できますか?

A.

「手形取組申込書」を出力できます。

Q.

受取手形の顛末処理にはどのようなものがありますか?

A.

取り組みとして「取立依頼」「割引」「裏書」「担保差入」が、解消として「返却」「不渡」の処理が対応できます。

統合会計システム SuperStream-NX Cloud 概要・特長

統合会計システム SuperStream-NX Cloud

概要・特長

国内で高いシェアを誇る、財務会計/人事/給与統合業務パッケージ「SuperStream」の、財務会計機能を提供するクラウドサービス型会計システムです。サーバーやソフトウェアの保守、法改正対応の煩わしさからも解放され、経理部門の方は本来の経理業務に、システム部門の方は競争優位を生み出すシステム領域の企画・実行に専念できます。

SuperStream-NX Cloud 3つのメリット

提供形態

対象業務とご利用形態

統合会計システム SuperStream-NX

SuperStream-NXの使い勝手を体感!

SuperStream-NX
1ヵ月無料トライアル

SuperStream-NXのご購入を検討いただいているお客さまに、使い勝手を体験いただくための1ヵ月無料トライアルサービスを実施中です!

利用イメージ

利用イメージ

提供形態

当社が提供するSuperStream-NX Cloudは、ニーズにあわせて下記2つのご利用形態が選べます。
※個別アドオンについては別途ご相談とさせていただきます。

シングルテナント(PrivateCloud)

SuperStream-NXで管理クラウド環境上に1企業ごとに専用の仮想サーバ、ソフトウェア、データベースなどをご用意いたします。

  • データセンターに割り当てた仮想OS上に、SuperStream-NXおよびDB環境をユーザ単位で割り当て
  • インターネットVPN環境によりセキュアな状態で接続

マルチテナント(PrivateCloud)

クラウド環境上の仮想サーバ、ソフトウェア、データベースなどを複数の企業で共有いたします。

  • データセンターにて、同一筐体(サーバ)・同一DBの中でマルチテナントとして、複数の会社と共同で運用
  • SSL環境のインターネット接続で低コストでの利用が可能
提供形態

*AddOnには一部制限がございます。
詳しくは担当者にご相談ください。

ライセンス形態

SuperStream-NX Cloudのサービスの内容・範囲は「利用形態」「利用機能」「ライセンス」によって設定されます。

利用形態
利用形態 内容
(Public Cloud)
マルチテナント型
クラウド環境上の仮想サーバ、ソフトウェア、データベスなどを複数の企業で共有します。
(Private Cloud)
シングルテナント型
クラウド環境上に1企業ごとに専用の仮想サーバ、ソフトウェア、データベースなどをご用意します。
利用機能
提供機能
統合会計 固定資産管理 手形管理
財務会計・管理会計
債権管理・債務管理
固定資産管理・リース資産管理
建設仮勘定管理
手形管理・電子債権管理
ライセンス
利用権限 利用機能範囲
Standard 伝票入力・承認・照会・マスタ登録機能(全機能利用可能)
Limited 伝票入力・承認・照会(一部機能)
Employee (精算機能利用時)経費精算、仮払申請、承認(精算機能利用時)

クラウド利用メリット

SuperStream-NX Cloud導入による財務会計のクラウド化を検討されている企業は増えています。「持たないから手にできる」クラウド化による3大メリットについてご紹介します。

No More Software
  • システム導入の初期費用や毎年の保守費用を大幅に抑え、月額料金で固定化
  • ソフトウェア資産を持たず「費用扱い」として経理処理が可能
No More Hardware
  • HW/OS/DBを自社で用意し、メンテナンスすることからの解放
  • セキュリティ・ウィルスの対策や最新のIT基盤(64bit)へ追随
No More Update
  • アップグレードはクラウド側にて行うので、ユーザサイドの作業負担はほぼゼロに
  • 頻繁な制度改定(IFRSのコンバージェンス)などにも迅速な対応が可能
利用形態
ローコスト オンプレミスと比較して、低コストで導入・利用が可能
資産を持たないため、オフバランス化・資産管理軽減が可能
※月額利用料でサービスの提供が受けられます。
メンテナスフリー 自社内でのアップグレード作業は不要
データの安全性確保
制度改正に迅速に
スモールスタート 初期設定(マスタ)のテンプレートを予めご用意
テンプレート導入により短期間での運用スタートが可能

オンプレミスとCloudのTCO比較

オンプレミスとCloudのTCO比較
オンプレミス比50〜60%のTCOに圧縮
※カスタマイズがない標準導入のケースでの統計比較

オンプレミスとCloudの立上げ期間比較

オンプレミスとCloudの立上げ期間比較
オンプレミス6ヵ月以上に対し、最短2ヵ月

SuperStream-NX Cloud導入運用を通したメリットイメージ

SuperStream-NX Cloud導入運用を通したメリットイメージ

以下のような課題解決を望まれているお客さまには特におすすめです。

グループ会社全体での合理化(統合・集約・統制・再配分)

標準化・共通化されたサービスを手早く活用するクラウドは、有用な選択肢です。

経営スピード(経営判断支援、M&A)

経営幹部が容易にデータを把握、検討できるようにすることは、経営の意思決定支援の迅速化につながります。

被災想定のもとでの会計情報保全、日常会計業務の早期復旧

信頼のできるデータセンタを背景にしたCloud版の利用は、BCPの観点からみれば、“会計業務基盤、会計情報の災害時保険”ともいえます。

SuperStream-NX Cloud

統合会計クラウドサービス
SuperStream-NX Cloud

SuperStream-NX Cloudは、NECソリューションイノベータ独自のサービス型会計システムです。クラウド時代にマッチしたサービスを万全なセキュリティにてご提供いたします。

SuperStream-NX Cloud導入事例

CASE

BCP対策の強化、運用保守の軽減を課題に、
パッケージ利用(SuperStream-CORE)からSuperStream-NX Cloudへの移行

SuperStream-NX Cloud導入事例

A社様

事業内容 : 食品製造・販売、店舗の企画・運営
既利用システム : 統合業務パッケージSuperStream-CORE

導入システム

SuperStream-NX Cloud 一般会計・管理会計/支払管理/固定資産管理

導入経緯

お客さまより、“クラウド化への対応”をキーワードに既存会計システム
(統合業務パッケージSuperStream-CORE)の再構築について打診をいただく

<ご要望事項>

  • BCP対策
    お客さまの事業所はハザードマップ上、危険地域に所在
  • 運用保守作業の軽減
    お客さまにてシステム環境を保持せずに行えるシステム運用体制への移行
  • バージョンアップ作業、システム維持管理の容易化

<ご提案システム>

  • 上記、ご要望を満たすシステムとして、サービス型会計ソリューションSuperStream-NX Cloudをご紹介。
  • クラウドによる運用保守作業の軽減、既存のCOREデータの容易な移行に加え、移行にあたってのコストメリットについても評価をいただく。
    →「オンプレミス+DC」移行とのTCOを比較するとNX Cloud移行は約1/2程度。
  • COREからNX Cloudへの移行は一見コスト増になるのではと懸念されていたが、お客さまご自身が当初“クラウド化への対応”によって得たいメリットとして挙げられていた「安全性」、「維持管理・作業負荷軽減(CORE保守料との比較)」など、トータルにご検討いただいた結果、Cloudへの移行に踏み切っていただけた。

サポート体制※Cloud版ご利用の場合

Cloud版サポートの場合:Cloudユーザ専用サポートデスクが365日体制でサポート

当社Cloudユーザ専用のサービスサポートを開設し、データセンタスタッフとSEの一体サポートにより、オンプレミスと変わらないヘルプサービスを提供。また平成26年春より、ユーザ専用ポータルサイトを開設。お客さまと画面を共有することで、より的確・迅速な対応が可能です。

サポート365日体制
統合会計システム SuperStream-NX Cloud 機能紹介(統合会計)

統合会計システム SuperStream-NX Cloud

機能紹介(統合会計)

システム全体の会計データおよびシステム共有マスタを一元管理し、財務諸表の出力をはじめとする豊富なオプションで、管理帳票出力をサポートします。
財務会計処理はもちろん、配賦処理・予算管理等、管理会計処理でも一連の会計業務を強力にサポートし、多彩な会計ニーズに対応可能です。

SuperStream-NX Cloud 対象業務

統合会計

  • GL:財務会計・管理会計
  • AP:支払管理
  • AR:債権管理
  • EXP:経費精算管理

固定資産

  • FA:固定資産管理
  • LM:リース資産管理

システム連携 ※シングルテナント環境のみ選択可能

  • Connect:システム連携ツール
  • Cloud Connector:クラウド接続オプション

※お客さまのニーズに合わせたモジュール選択が可能です。

GL:財務会計・管理会計
会計分野の中核としてあらゆる会計データを一元管理。管理会計もサポートします。
AP:支払管理
債務の支払予定、支払確定、FBデータ作成などの支払い業務が可能です。
AR:債権管理
売掛・未収金の計上、締、入金予定、入金、消込などの債権管理、入金業務が可能です。
EXP:経費精算管理
一般社員の経費精算入力を管理し、各種支払申請が可能です。

統合会計GL:財務会計・管理会計

システム全体の会計データおよびシステム共有マスタを一元管理し、財務諸表の出力をはじめとする豊富なオプションで、管理帳票出力をサポートします。財務会計処理はもちろん、配賦処理・予算管理等、管理会計処理でも一連の会計業務を強力にサポートし、多彩な会計ニーズに対応可能です。

仕訳入力機能

仕訳の入力補助機能として、仕訳パターン入力、定例仕訳入力、過去伝票複写入力、外部データ取込等を標準装備。経理担当者の入力負担が軽減されます。

帳票出力機能

財務諸表やキャッシュ・フロー計算書など、すべての帳票の画面参照やCSV・PDF出力が可能。データの管理や二次加工など、社内のペーパレス化を促進します。

各種決算機能

四半期、中間、年次決算はもちろん、月次決算にも対応。企業の決算早期化を強力にサポートします。集計された結果は、損益計算書、貸借対照表、製造原価報告書、予算対比表など各種管理帳票でリアルタイムに確認することが可能です。

管理会計機能

会計組織や機能コード(セグメント情報)およびプロジェクトコードを複数設定できるので、会計データをさまざまな集計単位で管理することが可能です。セグメント情報を活用することで、さまざまな切り口で経営状況を把握できます。(図1参照)

管理会計機能
図1:管理会計機能

予算管理機能

複数の予算を設定できるだけでなく、さまざまな予算/実績の比較をWeb上で参照することが可能。各部門長や各拠点担当者などが、現在の状況をリアルタイムに把握することができます。(図2参照)

予算管理機能
図2:予算管理機能

配賦処理機能

部門別の情報をより詳細に管理するために、経費などの実績データを、きめ細かく各部門に配賦することが可能です。配賦基準は、固定比、残高比、統計比、固定額の4種類に対応しており、お客様のニーズに合った配賦方法の選択が可能です。(図3参照)

配賦処理機能
図3:配賦処理機能

統合会計AP(支払管理)

請求書をベースとした、仕入先に対する債務の計上および支払処理までの包括的な管理や債務残高管理が可能です。

債務管理機能

納品書をベースとした債務伝票入力をおこなえます。支払先ごとの債務管理は、科目別支払先別残高表を利用して管理することが可能です。

仕入先管理機能

仕入先ごとに、債務科目、振込口座情報、締日情報、支払分割設定などを、予めマスタ情報として細かく設定可能です。支払条件については、債務科目の登録や支払金額に応じた支払方法の自動分割にも対応しています。

FBデータ作成

支払確定後、支払日別にFBデータの作成が可能です。

統合会計AR(債権管理)

債権計上から入金入力、さらには入金予定データと入金データとを突き合わせた消込処理までの一連の債権管理・入金業務をおこなえます。また、債権の計上から回収までの包括的な管理ができるので、得意先ごとの細かな債権残高管理が可能です。

債務管理機能

得意先に対する債権の計上および、回収までの包括的な管理や債権残高管理が可能です。

消込機能

入金予定データと入金データを照合して行う消込処理には、指定した条件で消込をおこなう「残高消込」や「自動消込」、画面上でデータの内容を確認しながら消込をおこなう「手動消込」の3種類があります。また、「手動消込」では明細単位に消込処理をおこなえます。消込結果は、チェックリストで確認が可能です。(図4参照)

消込機能
図4:消込機能

相殺機能

債権と債務の両方が発生する場合、あらかじめ取引先として登録しておくことで債権管理で計上している債権情報と、支払管理で計上している債務情報との相殺処理をおこない、相殺仕訳を作成することが可能です。

統合会計EXP(経費精算管理)

一般社員の経費精算入力を管理し、各種支払申請が可能です。

社員経費入力機能

社員の仮払申請や経費精算など、各種支払申請が行えます。また、入力した精算データに対し、証憑(PDF)を添付して上司へ申告することが可能です。駅すぱあとから交通費データを連動された入力もできます。
※駅すぱあと連動機能を利用する場合、オプション製品をご購入いただく必要があります。

仮払管理機能

社員に対する仮払申請・精算伝票の入力が行えます。精算方法としては仮払金戻し・追加支払を行い、社員単位、申請伝票単位の精算・未精算管理が可能です。

統合会計システム SuperStream-NX Cloud 機能紹介(固定資産)

統合会計システム SuperStream-NX Cloud

機能紹介(固定資産)

Web対応で日本基準やIFRSに対応した固定資産管理システムです。固定資産およびリース資産の各物件管理をおこない、減価償却計算などのデータをSuperStream-NX Cloud統合会計(GL)に連携します。

SuperStream-NX Cloud 対象業務

統合会計

  • GL:財務会計・管理会計
  • AP:支払管理
  • AR:債権管理
  • EXP:経費精算管理

固定資産

  • FA:固定資産管理
  • LM:リース資産管理

システム連携 ※シングルテナント環境のみ選択可能

  • Connect:システム連携ツール
  • Cloud Connector:クラウド接続オプション

※お客さまのニーズに合わせたモジュール選択が可能です。

【固定資産】

FA:固定資産管理
固定資産の取得から移動・処分までを管理。さまざまな償却方法にも対応します。
LM:リース資産管理
リース資産の契約内容、物件管理だけでなく、リース料・保守料の管理が可能です。

固定資産FA:固定資産管理、LM:リース資産管理(共通機能)

Web対応で日本基準やIFRSに対応した固定資産管理システムです。固定資産およびリース資産の各物件管理をおこない、減価償却計算などのデータをSuperStream-NX 統合会計(GL)に連携します。

固定資産・リース資産共通機能

固定資産およびリース資産は、会計・税務台帳以外にIFRSや管理会計用など最大5種類の台帳で一括管理できます。また、台帳に登録した資産情報は複写機能を利用することで簡単にほかの台帳へコピー可能です。(図1、図2参照)

固定資産入力
図1:固定資産入力
固定資産台帳
図2:固定資産台帳

豊富な管理項目

種類、構造/用途、細目、購入先などのほかに、FA機能コードを最大20項目設定し管理することが可能です。また、会社単位ごとに保険情報や修繕時期・費用などの付帯情報項目を設定可能です。(図3参照)

豊富な管理項目
図3:豊富な管理項目

統合会計との仕訳連携

固定資産、リース資産、除去債務資産の仕訳データを統合会計(GL)、支払管理(AP)へリアルタイムに連携します。仕訳データは、台帳に設定した情報を基に日本基準またはIFRS形式で作成します。減価償却費やリース費用を部門や科目単位に配賦したい場合は、あらかじめ配賦基準を設定することで、仕訳作成時に配賦処理をおこないます。

固定資産FA:固定資産管理

固定資産の取得から移動・処分までを管理。さまざまな償却方法にも対応します。

さまざまな減価償却方法

下記のようなさまざまな減価償却方法に対応しています。

  • 通常の償却計算
    旧定率法、250%定率法、200%定率法、旧定額法、定額法、均等法、月割均等法、リース定額法、10/9定率法、旧生産高比例法、生産高比例法、非償却
  • 特別な償却計算
    初年度特別、割増償却、増加償却、初年度+増加、割増+増加

予測シミュレーション機能

将来発生する費用(減価償却費、課税標準額、除去債務利息)を予測計算し把握することが可能です。費用があらかじめ把握できるので新たな設備投資計画や立案など意思決定の迅速化に貢献します。また、事前に既存資産の移動予定や処分予定などの情報を登録しておくことで、それらを加味した予測計算がおこなえます。予定登録した情報は、固定資産台帳に反映することが可能です。(図4参照)

図4:予測シミュレーション機能
図4:予測シミュレーション機能

固定資産LM:リース資産管理

リース資産の契約内容、物件管理だけでなく、リース料・保守料の管理が可能です。

リース契約管理機能

リース契約書上の契約内容、契約満了予定契約、リース会社別の契約・物件情報などを一元管理できます。その都度契約書を参照することなく、契約内容や条件などを容易に把握できます。(図5参照)

リース契約管理機能
図5:リース契約管理機能

リース物件管理機能

物件設置場所別・物件種類別・費用管理部署別にリース物件の管理、リース物件に付帯する保守契約状況の管理をおこなうことが可能です。リース物件の移動が頻繁であったり、広範囲であってもリース物件と保守契約情報を一元管理できます。

リース料支払・費用管理

当月支払予定(リース料・保守料)や当期以降の月別支払予定推移の管理、契約部署・物件設置場所・物件種類による費用管理ができるため、リース料にかかる予算策定作業が可能です。

統合会計システム SuperStream-NX Cloud 動作環境

統合会計システム SuperStream-NX Cloud

動作環境

統合会計システム SuperStream-NX Cloudの推奨環境はこちらでご確認いただけます。

クライアント

OS Microsoft Windows 10
Microsoft Windows 11
リモートデスクトップサービス
(RemoteAppも含む)
Microsoft Windows Server 2016
Microsoft Windows Server 2019
Microsoft Windows Server 2022
プロセッサ 2コア以上のx86またはx64プロセッサ(x64プロセッサを推奨)
メモリ 4ギガバイト以上(8ギガバイト以上を推奨)
ハードディスク空き容量 1ギガバイト(アプリケーション)
ネットワークアダプタ 100BASE以上(クライアントとアプリケーションサーバー間の実効速度8メガビット/秒以上)
ディスプレイ 1280×800以上の解像度(1600×900以上を推奨)
アプリケーション実行環境 Microsoft .NET Framework 4.x(4.7.2以上)
ソフトウェア Adobe Reader / Adobe Acrobat
Microsoft Excel(ストアアプリ版、Webアプリ版を除く)

会計・人事・バックオフィスの効率化・生産性向上 支援ソリューション

SuperStream

日本の会計・人事をもっと優しく、もっと便利に

SuperStream
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