知人の紹介で入社するリファラル採用
リファラル制度を通して、大学時代の友人と共に働く良さとは
NECソリューションイノベータでは、知人の紹介を介するリファラル採用を積極的に実施しています。リファラル採用だからこそ得られる、紹介する側・紹介される側の安心感やメリット、採用までの経緯などを大学からの友人であるお二人にお聞きしました。
メンバー
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Y.I.
SE主任
IT会社でPMOとして勤務後、2023年にリファラル採用で入社。プロジェクトリーダーとして、自動車製造業のお客様に対し、システムインフラ更改のリリース作業管理を担当。
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M.O.
業績管理・企画担当
アパレル系会社で営業職を経験後、営業事務として2013年キャリア入社。
現在はビジネス基盤事業部の業績管理・企画業務・事業部長秘書を担当。
おふたりの関係性とこれまでのキャリアについて教えてください。
紹介者
同じ大学の同級生でした。学科は違いましたが、部活が一緒で卒業してからも頻繁に会っていました。
入社者
M.O.さんとは仕事の話からプライベートの話まで、気兼ねなく何でも言える関係ですね。
紹介者
キャリアについては、私は新卒でアパレル系の会社に就職して営業の仕事をしていましたが、もう少し営業のサポート的な仕事をしたいと思い、2013年に株式会社NEC情報システムズ(現NECソリューションイノベータ株式会社)にキャリア採用で入社しました。営業支援の業務に10年ほど携わり、現在は業績管理グループの一員として企画業務に携わっています。
入社者
私は新卒でIT業界に入り、以来同じ業界で働いています。前職は客先常駐がメインで、SEやPMOとしていろいろな業務に携わっていました。当社に入社後は、プロジェクトのリーダーとして、マネジメントを主にやっています。たとえばインフラ構築のための依頼を各チームに割り振り、進捗の管理や問題発生時の解決策の切り分けなどを担当しています。

おふたりがリファラル採用を利用しようと思ったきっかけを教えてください。
紹介者
リファラル採用という制度自体は知っていましたが、きっかけはNECグループのシステムでリファラル採用が始まったというお知らせを見たことでした。Y.I.さんとプライベートで会った際に、「仕事でもう少しステップアップしたい」という話をちらほら聞くようになって、ちょうどリファラル採用にマッチしそうな職種があったので声を掛けました。
入社者
ステップアップしたいという気持ちは持っていたものの、当時勤めていた会社にそこまで不満は抱いていなかったので転職はあまり考えていなかったんです。ですが、M.O.さんが紹介してくれたリファラル採用の募集要項を見てみると業務内容が魅力的で、ここだったらもっとステップアップできるかもしれないと思いました。何より前職でPMOとして蓄積したプロジェクトマネジメントの経験が活かせるという自分にぴったりの職種が見つかったので、あまり悩まず応募しました。
紹介者
リファラル採用を知る前に、転職活動はしていました?
入社者
何かいいお仕事があればと転職サイトで調べていましたが、PMOと検索してもヒットしませんでした。そんな中、NECソリューションイノベータのリファラル採用にはプロジェクトマネジメントの募集があって、まずは受けてみようと。もしお互いに求めているものがマッチしなければその時はその時で、逆に求められているものと合致したら、きっと評価してもらえるのではないかと思い、応募することを決めました。
どのようなステップを踏んで採用に至りましたか?

紹介者
Y.I.さんが実際に応募要項を見て、「やってみたい」と言ってくれたので、まずは私の方から社内のシステムで申請を始めました。リファラル採用は、まず紹介者が社内システムで申請してリファラル番号を取得し、応募者がその番号を紐付けて応募する、というのが大きな流れです。
入社者
申請は大変でしたか?
紹介者
それが思いのほか手続きは簡単でした。紹介者が応募フォームに記載する内容は、名前などの諸事項と推薦文です。最も大きな比重を占めるのは推薦文ですが、それほど大掛かりでもなく、スムーズに書き進められました。初めてのことだったので、事務局の方に相談しましたが丁寧に対応してくださり、それほどハードルを感じることなく気軽に申請できました。
入社者
M.O.さんが申請してくれてよかったです。
私はまず、書類選考のためのフォーム入力をしました。その後に、プロジェクトの担当の方から連絡が来て、オンライン面接があり、次にプロジェクトの上司と直接お会いして面接をしました。直接お話しした際に「こういうことをやるけれど、もしかしたらあなたが求めていることとは違うかもしれない」と相違が生まれるかもしれない点について具体的に聞けたので、そこでアンマッチはないなと思えました。
リファラル採用を利用するにあたって、不安はありましたか?
紹介者
Y.I.さんのスキルも人柄もよく知っていて信頼しているので、不安はまったく無かったです。転職するにあたっては、仕事内容だけでなく人間関係や安定といった点も重要になると思ったので、「うちの会社は福利厚生も充実していて、いい意味で日本的な会社で社員を大事にしてくれる」ということは伝えていました。きっとうまくいくだろうなと信じていました。
入社者
私も特に不安は無かったですね。M.O.さんから話を聞いて、当時勤めていた会社にいるよりもっとプロジェクトの内部に食い込んだ仕事ができそう、より評価してもらえそうだと思いました。年末に初めてM.O.さんから話を聞いて、2月に応募、5月に入社が決まり、8月には働き始めていたのでスムーズだったと思います。
リファラル採用を利用してみて、良かった点を教えてください。
入社者
会社の風土や評価制度などを、すでに働いている人の実感として聞けたのは良い点でした。そこは転職サイトを利用して就活を行うより、安心感がありましたね。「どのような能力が求められているのか」という点に関しては、一般的な転職サイトより当時あったリファラル採用のサイトの方が詳しかったように感じました。求める能力、経験が細かく書かれていたので、具体的に自分が働くイメージがしやすかったです。
紹介者
リファラル採用の担当者からは「すごくいい方を紹介していただいて、現場の方も喜んでいます」という声をいただきました。彼女が評価されていることが、いろいろなところから耳に入ってきて、ドヤ顔じゃないですけど「自分も我が社に貢献できたな、いいことをしたな」という気持ちはあります。
入社者
紹介者は会社のことも紹介相手のこともよく知っているので、「こういうところが合うと思う」「こういうところは苦手かもしれない」というように、良い面も悪い面も両方きちんと教えてくれますよね。私は今回リファラル採用を受ける過程で、M.O.さんから「あなたは実はこういうところがあるから、きっとこんなところを活かせると思うよ」といった励ましをもらったりもしました。よく知ってくれているからこそ、「マッチするよ」という言葉の重み、信頼性が高かったと感じています。

リファラル採用はどんな方におすすめですか?
紹介者
もちろん社員全員におすすめですが、私のようなキャリア採用組には特におすすめです。入社して10年以上経つので社内には仲の良い方もたくさんいますが、一方で新人研修をともにしたり、配属先について話したりするような同期がいなかったので、今回Y.I.さんが入社してくれたことで社内に新しい心の拠り所ができました。彼女が入ってくれたおかげで社内の知らない拠点にも人脈ができて、非常にありがたいです。何より、自分が評価して推薦した人が成果を出してくれたら、こんなに嬉しいことってないですよね。
入社者
実は今、私たちの大学の仲間の1人が転職を考えていて、今度は私がリファラル採用を勧めているところなんです。どのようなものか伝えたら、本人も受けてみたいということだったので先日リファラル採用の情報を見せながらプレゼンしました。
紹介者
紹介した方がそうやって会社やリファラル採用のことをポジティブに思ってくれているのかと思うと、紹介して良かったなとホッとしますね。
リファラル採用に興味がある方に向けてメッセージをお願いします。

紹介者
リファラル採用は、応募申請自体はそれほど手間がかかりません。もし、自分の信頼している人がキャリアアップや職探しをしているのであれば、ぜひトライしていただきたいですね。結果的に、自分自身の仕事がしやすくなるなど、自分にも良いことが返ってきます。
入社者
自分に、よりマッチ度が高いものを求めている人にはリファラル採用をお勧めしたいです。もちろん転職サイトやエージェントを使うという方法もありますが、その会社のことを内側から知っているわけではないですし、自分とそれほど付き合いが長いわけでもありません。やり方によって一長一短はあると思いますが、私はリファラル制度で入社できてとても良かったと思っています。
※ 記載内容は2024年8月時点のものです
NECソリューションイノベータでは、リファラル採用の応募を歓迎しております。