GISApシリーズ 最新版 V.4.3
?全国版・詳細地図の標準搭載について?
NECソリューションイノベータは、地図情報を様々な業務に活用する「GISAp(ジーアイエスエイピィ)」シリーズの最新版(V4.3)を2016年10月1日より販売開始します。
「GISAp」は、「人」や「物」の情報を地図上にプロットし、管理・分析できる地図情報ツールです。オフィスツールのような直感的な操作性や使い勝手の良さを追及し、GISの専門性を軽減していきます。
最新版では全国版の詳細地図データを標準搭載し、GISと合わせて提供します。これにより、別途地図データを準備する必要がなく、導入コストの削減を可能にします。さらに、導入後の設定作業が必要なく、すぐに高精度で鮮明な詳細地図を用いた各種情報の管理・分析を行うことが可能です。
今後も、更なる強化を行うことで、GISを利用する自治体や企業の業務を支援していきます。
背景
自治体や一部の企業などにおける詳細な情報管理を求められる分野では、高精度で鮮明な地図を導入することが必要です。しかし、無償で利用可能なオープンデータなどの地図データではお客様の要望に応えられないこともあり、高精度で鮮明な地図データを利用するには別途地図データの購入が必要でした。
これを受けて、今回、全国版の詳細地図データを標準搭載しました。
当社は2011年4月より「GISAp」シリーズの販売を開始しました。「GISAp」シリーズはこれまで、汎用的な地図情報システムをはじめ、農地管理や、要援護者支援など、様々な業務に地図情報を利用できる製品ラインナップを取り揃え、約60の自治体や企業のお客様に導入いただいています。
強化ポイント
1. 全国版の詳細地図データを標準搭載
2,500分の1の高精度な詳細地図から広域地図まで、全国エリアの地図データを標準搭載します。既に必要な設定が行われているため、すぐに利用することが可能です。また、ネットワークと切り離してオフラインで利用することも可能です。
2. 定期的に最新の地図データに更新
「GISAp」シリーズの最新版(V4.3)を購入し、製品保守契約を締結されたお客様へ、年1回最新の地図データを提供します。
これにより、常に鮮度を保った地図を利用した情報の管理・分析が可能です。
3. 住所データを標準搭載
全国の町丁目・街区レベルの住所検索データを標準搭載します。
これにより、顧客情報や店舗情報など、住所付きの情報を自動的に地図上にプロットし、情報の視覚化や分析を簡単かつスムーズに行うことが可能です。また、有償オプションとして、さらに詳細な番地号レベルのデータを提供します。
参考
標準付属地図データ
種類 | 精度 | 利用方法 | エリア |
---|---|---|---|
全国地図・広中域地図 | 1/200,000~1/25,000 | 背景地図(ベクター形式) | 全国 |
詳細地図 | 1/2,500 | ||
道路・鉄道地図 | 1/2,500~1/25,000 | ||
一般公共施設 | 1/2,500~1/25,000 | ポイント情報 | |
住所データ | 町字丁目レベル (※番地号レベルはオプション) |
検索用データ | |
郵便番号データ | ー |