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改ざん検知システム Tripwire Enterprise / 機能

豊富な監視対象

Tripwire Enterpriseは、オープンシステムを構成する多様なデバイスの変更を可視化します。
監視対象に下記のエージェント・ソフトウェアを導入します。

TE/FS:ファイルシステム Tripwire Enterprise/File Systems

ファイルシステム上のディレクトリ、ファイル、レジストリなど、すべてのファイルを監視対象に置くことができます。
オペレーティングシステム、アプリケーション、Webコンテンツなどの監視に用います。

<追加オプション>

  • TE/DB:データベース Tripwire/Databases
    データベースの構成情報(ユーザ権限、テーブル、ビュー、ストアドプロシージャなど)の変更を主に監視します。任意のSQL文の戻り値を対象として、変更を監視することもできます。
  • TE/DS:ディレクトリサービス Tripwire/Directory Services
    ActiveDirectoryのスキーマ、パスワード設定、ユーザ権限、ネットワークリソース、グループアップデートおよびセキュリティポリシーなどのオブジェクトや属性の変更を監視します。
  • TE/IIS:Microsoft IIS Web Tripwire/Microsoft IIS
    MS IISサーバ内のセキュアSMTP、SSL、ホストリダイレクト機能、HTTPタイムアウト等の設定情報を監視し、情報漏えい、サーバ乗っ取り、DDos攻撃などの要因となる変更を検知します。
  • TE/Exchange:Microsoft Exchange Tripwire/Microsoft Exchange
    MS Exchangeサーバ内のアカウント認証、送受信、SMTPログ等の設定情報を監視し、成りすましやSPAM被害をもたらす変更を検知します。

TE/ND:ネットワーク機器 Tripwire Enterprise/Network Devices

ルータ、スイッチ、ファイアウォール等、ネットワーク機器の構成情報の変更を監視します。WebシステムやPCI DSSなどでは、特に重要な監視対象になります。ネットワーク機器に限り取得した構成情報をリストアする機能があります。

TE/VE:ハイパーバイザ Tripwire Enterprise/VMWare ESX

VMWare ESXサーバが持つ600におよぶパラメータの変更を監視します。システムの仮想化が進む中で、重要度を増す監視対象です。

TE/Desktops:デスクトップ PC Tripwire Enterprise/Desktops

エンドユーザの使用するデスクトップPCを監視します。機能はファイルシステム(Tripwire Enterprise/FS)と同じですが、デスクトップPCのみに使用可能なライセンスとして安価にご提供いたします。

Webコンソール

Tripwire Enterpriseは、ブラウザベースの Webコンソールを持っています。
監視対象の設定、スケジュールの登録、変更の表示、プロモート、レポートの生成など、 ほぼすべてをWebコンソールから行えます。また、Webコンソールを使うユーザ毎に、細かな権限を付与できます。

ログイン画面

監視情報の設定画面

ホームページ機能

ユーザが見たいグラフを、ホームページ機能により、ダッシュボードとして並べます。用途や種類別で作成したページは、タブで分かりやすく配列されます。タブを選択した時、データベースにアクセスし、最新の情報をグラフとして表示します。

外部アプリとのインテグレーション

SOAPインターフェイス

外部アプリケーションとシームレスに連携することができます。
例えば、変更管理のチケッティングシステムと連携します。Tripwire Enterpriseによって検知された変更がチケッティングシステムに登録されているかを確認し、登録されていれば自動プロモートを行い、プロモート実行の情報をチケッティングシステムへ返します。

コマンドラインインターフェイス(CLI)

SOAPインターフェイスをベースにした、コマンドラインインターフェイス(CLI)を提供しています。
変更チェックの実行を外部からキックしたり、プロモートの指示を出したり、ルールやアクションの設定をダイナミックに変更できます。

アクション機能

変更が検知された後、自動的に実行するアクションを定義します。
Syslogへの送信、SNMPでの送信、メールの送信、外部コマンドの実行など、変更を起点として外部アプリとの連携を実現します。

レポーティング

Tripwire Enterpriseは、30を超える種類のレポートテンプレートを持っています。
それぞれのレポートは、監視対象、ルール、日時、重要度などの条件により、情報を絞り込むことができるので、お客様が必要としているレポートを的確に作成します。

セキュリティレポート

コンプライアンスレポート

ITオペレーションレポート

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