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誰もが健康で長生きできる社会を実現するために
スマートヘルスケアサービスを通じて自治体様に貢献
人口が減少しつづける近年、「超高齢化社会」と呼ばれる日本では、国や地方を問わず医療や福祉のあり方をはじめ、社会保障制度の見直しや財政不足など数多くの課題に直面しています。また、地方の市町村では高齢化の進行が、より一層深刻な問題となっています。誰もが健康で長生きできる社会を実現するために、NECグループでは「少量の血液で将来の病気を予測できる」技術をベースに、AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービスの提供を通じて自治体様の保健事業に貢献しています。
トピックス
AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービス
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AIとバイオ技術の活用で、その地域ならではのヘルスケア事業を創出
住民の健康課題の解決に向けたスマートヘルスケアサービスの活用で、住民の健康課題の解決に貢献します。- 予防的アプローチによる医療費、介護費の適正化
- 地域経済の活性化
- 補助金に依存しないまちづくり推進
ポイント1
特定健診・特定保健指導に付加価値を創出
AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービス導入で、特定健診・特定保健指導へ新たな付加価値の提供により、受診率の向上に寄与します。
ポイント2
事業運営スキームの構築を支援
まち全体で住民の健康を支えるため、ヘルスケア事業には不可欠な、地域にある医療機関を巻き込んだ事業運営スキームの構築を支援します。
ポイント3
ヘルスケア事業におけるEBPMを支援
政策の有効性を高めるEBPMを実現するためにデータ可視化基盤をご提供します。
- *Evidence Based Policy Making:エビデンスにもとづく政策立案
スマートヘルスケアサービスの提供価値
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地域の特性に合わせた、最適なヘルスケア事業の推進に貢献
- 特定健診・指導へ新たな付加価値の提供により、受診率の向上に寄与します。
- 将来の疾病リスクと現在の体の状態に応じた生活習慣改善サポートサービスを提供します。
- データにもとづき施策の効果を検証し、事業の継続的なPDCAを実現します。
熊本県荒尾市様の事例
プロジェクトの概要
ウェルビーイングの向上を目指したスマートシティプロジェクト
熊本県荒尾市様では、健康で長生きできる社会の実現を目指し、NECと連携したスマートヘルスケアサービスを展開中です。市の財政支出や補助金に依存せず、住民の健康意識の向上や保健事業の高度化実現に寄与する、これまでにない取り組みです。
令和4年度
Step1
住民健康意識向上、行動変容
スマートフォンの健康医療アプリを提供し、健康的な生活習慣への行動変容を促します。
令和5年度
Step2
荒尾市様の健康課題解決
疾病リスク予測検査を含め、保健事業サービス高度化に寄与します。
令和6年度~
Step3
財政適正化と保健事業継続
産学官の共同研究成果を展開し、スマートシティ化への活用を支援します。
(※2023年9月より産学官連携開始)
取り組み内容
全国初の血液検査サービスを住民のみなさまへ提供
荒尾市様では、自治体として全国初となる血液検査サービス「フォーネスビジュアス検査」を、住民のみなさまへ提供し、その検査結果にもとづいた「生活習慣改善プログラム」の提案と、健康維持のサポートを行っていきます。
フォーネスビジュアス検査のご提供(2022年度)
- 61名の住民に対して、荒尾市民病院で「フォーネスビジュアス検査」を実施しました。2023年度は、139名が受診予定です。
- 検査に参加した40~70代の荒尾市民の方々からは、好意的な意見が数多く寄せられました。
「こんな少ない量(の採血)で認知症とか心疾患とか脳梗塞がわかるのが素晴らしい」「大好きなゴルフを80歳になっても続けたい。そのためには今の自分の状態を知り、健康を維持したい」
生活習慣改善プログラムのご提供(2023年6月5日~)
- 受信した61名の住民に対して、フォーネスビジュアス検査結果にもとづいた「生活習慣改善プログラム」を提供しています。
- コンシェルジュとの健康相談や、スマートフォンのアプリを通じた個別支援、実施状況確認などにより生活習慣改善までサポートします。
産官学連携
産官学連携で健康寿命の延伸と健康格差の解消によりウェルビーイング実現を目指す
荒尾市様と大学、医療機関が連携し、保健事業の目的に賛同する住民の方々を対象にサービスを展開します。産官学の連携による3つのテーマ、「住民サービスの提供」「自治体の課題解決」「共同研究」を同時に行うモデルの社会実装を推進中です。
フォーネスビジュアス検査
AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービスで企業の健康経営をサポートします。
NEC 健診結果予測シミュレーション
定期健診データをAIで分析し、導き出した健診結果予測モデルから、将来の健康状態を可視化します。
ニュース
- 2023年7月31日
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