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健康寿命の延伸で
自分らしく生きられる社会へ
デジタル活用の「スマートヘルスケア」で進める健康づくりソリューションのご紹介


トピックス
住民の健康増進を支えるために重要な3つの視点
健康寿命を延ばすには、従来の医療や介護サービスの提供だけではなく、多角的なアプローチが求められます。発病・重症化に対する予防策、個々に応じた健康支援、そしてデータを活用した効果的な施策。これら3つの視点を軸にした取り組みが、地域全体の健康増進の実現につながります。
疾病を予防・早期発見することで医療費や介護負担の軽減につながります

個々に応じたアプローチなら、より効果的に行動変容を促すことができます

より精度の高い支援で、地域全体の健康管理の高度化を支援します

健康増進へのアプローチは疾病予防対策に貢献し、
医療費・介護費の削減につながります

- ※1脳梗塞・脳卒中などを罹患し重症化時の医療費・介護費:(2019年厚生労働省公表データより調査会社が試算)
- ※2心筋梗塞・脳梗塞の発症率等:発症率40~64歳1.3%、65歳以上6.3%(これらは検査開発時の集団平均)、重症化率50%(脳リハ.com「2030年には720万人が発症する可能性!?脳卒中の人口・予後予測」世界の先進国における脳卒中の予後予測(2010年)を基に算出世界の先進国における脳卒中の予後予測)
- ※3想定患者数は、人口5万人と想定した場合にe-Statによる人口統計を基に試算した各年代の人口に、発症率および重症化率を乗じて算出しています。
- ※4介入により至適血圧を維持することで脳卒中の発症を抑止した率を「発病・重症化率予防率」と表現しています。また、この「40%」という値は、「至適血圧を維持することで脳卒中の発症を40%以上抑えられる」との国立がんセンターの見解を引用しています。
- ※5本数値は、上記に示す各種データに基づいて当社が独自に試算したものになります。介入により削減される医療費は、当社サービス(フォーネスビジュアスやNEC健診結果予測シミュレーション等)を利用した場合の試算ではありません。介入により発病・重症化予防ができた想定人数(224人:560人×40%)の医療費が発生しないと仮定して試算しています。また、当社サービスにより必ずしも同等の医療費削減の効果を保証するものではありません。
- ※当社サービスFV検査および生活習慣改善プログラムの効果や有用性を保証するものではありません。
医療費適正化に向け、自治体が推進すべき取り組み
医療費の適正化を実現するためには、健康増進や予防活動などさまざまな医療分野の課題に対し包括的にアプローチする必要があります。
保険者努力支援制度の活用も視野に入れ、自治体が実践すべき取り組みを、3つの視点(prevent,personal,data)に基づいてご紹介します。
サービス提供型アプローチ
疾病リスクの発見

健診結果から将来の検査値を予測したり、少量(5cc相当)の採血で将来の疾患リスクを予測することで、健康な時から予防への取り組みが可能に。重症化や介護負担が大きくなる前に対策できます。
手厚い保健指導の提供

健診結果の説明や保健指導は保健師の負担が大きい業務です。ITを活用することで、健診データの分析・予測を基に即時に改善プランが提供され、保健師はより重点的に高リスク者への指導を行えます。
健康意識の啓発

自身の発症リスクや、健康状態に応じた具体的なアドバイス、改善予測がわかることで、生活習慣の見直しや行動変容を促進します。健康意識の改善は、健診受診率の向上・疾病の早期発見に貢献します。
データ活用型アプローチ
地域医療の質向上

デジタル化でデータ連携が容易になれば、住民はマイナポータル上で医療情報を確認・記録が可能に。情報の一元化により、個別の健康サポートが充実し、重症化予防や医療資源の最適化をサポートします。
見守り体制の構築

健康管理のデジタル化で、医師や保健師はデータを活用した診断や指導が行えます。離れて暮らす家族にも健康状態を共有できるため、見守り体制の強化をサポートします。
データ活用による施策立案

住民全員の健診データを活用し、地域の健康課題を把握することで、的確な施策を検討できます。エビデンスに基づくサービスを提供することで、効率的なリソースの分配をサポートします。
自治体の方針や課題に適した
健康増進アプローチの実現へ
地域の健康づくりを進めるには、やみくもに施策を実行するのではなく、どこから手を付けるかを見極めることも重要です。
地域住民の健康増進に向けた2つの効果的な入り口をご紹介します。
ユースケースと事例から学ぶ
自治体のためのPHR活用ガイド
自治体による健康寿命の延伸に向けた、PHRサービス導入のお取り組みをご紹介しています。

保健事業サービスの高度化から始める



健康診断に付加価値を付けることで受診率を向上させることができれば、早期の健康問題発見や重症化・重大疾病罹患の防止につながります。
さらに、ハイリスク患者への健康改善に向けたアプローチを強化し行動変容を促すことで予防効果を高め、将来的な医療費の削減にも寄与することができます。
保健事業サービスの高度化でスマートヘルスケアを支えるソリューション
フォーネスビジュアス検査
AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービスで企業の健康経営をサポートします。
NEC 健診結果予測シミュレーション
定期健診データをAIで分析し、導き出した健診結果予測モデルから、将来の健康状態を可視化します。

健康・医療データの活用から始める



データ活用基盤を強化しPHR(Personal Health Record)を利活用することで、地域住民一人ひとりの健康情報をもとに、より効果的な健康支援の実現をサポートします。データヘルス計画の推進を通じて保健事業全体の効率化を図ることで、リソースの適切な分配にもつながります。
こうした取り組みは、地域の健康増進だけでなく、持続可能な医療体制の構築にも貢献します。
健康・医療データの活用でスマートヘルスケアを支えるソリューション
エビデンスベースド
ヘルスケアソリューション
医療・介護・健診・住民情報を統合し、健康課題の発見や施策精度の向上を支援します。データ活用で地域の健康増進を推進する基盤を構築します。
医療データと公的データを組み合わせたEBPM※の活用により、自治体が地域住民を的確に支援できるようサポート。
スマートシティの構築に向けた基盤づくりにもつながります。
個々の健康状態や生活に応じた的確な支援は、ウェルビーイングな社会を実現する一歩となります。データ活用の推進で、住民が自分らしく生きられる街づくりを目指しましょう。
※EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)証拠に基づく政策立案


地域の特性に合わせた、
最適なヘルスケア事業の推進に貢献します
・特定健診・指導へ新たな付加価値の提供により、受診率の向上に寄与します。
・将来の疾病リスクと現在の体の状態に応じた生活習慣改善サポートサービスを提供します。
・データにもとづき施策の効果を検証し、事業の継続的なPDCAを実現します。

スマートヘルスケア取り組み事例のご紹介
熊本県荒尾市様
ウェルビーイングの向上を目指した、先進的なスマートシティプロジェクトを展開中です。

ニュース
- 2025年4月24日
- 2024年6月26日
- 2024年5月17日
- 2024年4月15日
熊本県荒尾市様の事例
プロジェクトの概要
ウェルビーイングの向上を目指したスマートシティプロジェクト
熊本県荒尾市様では、健康で長生きできる社会の実現を目指し、NECと連携したスマートヘルスケアサービスを展開中です。市の財政支出や補助金に依存せず、住民の健康意識の向上や保健事業の高度化実現に寄与する取り組みです。
令和4年度
Step1
住民健康意識向上、行動変容
スマートフォンの健康医療アプリを提供し、健康的な生活習慣への行動変容を促します。

令和5年度
Step2
荒尾市様の健康課題解決
疾病リスク予測検査を含め、保健事業サービス高度化に寄与します。

令和6年度~
Step3
財政適正化と保健事業継続
産学官の共同研究成果を展開し、スマートシティ化への活用を支援します。
(※2023年9月より産学官連携開始)

取り組み内容
全国初の血液検査サービスを住民のみなさまへ提供
荒尾市様では、自治体として全国初となる血液検査サービス「フォーネスビジュアス検査」を、住民のみなさまへ提供し、その検査結果にもとづいた「生活習慣改善プログラム」の提案と、健康維持のサポートを行っていきます。
フォーネスビジュアス検査のご提供(2022年度)
- 61名の住民に対して、荒尾市民病院で「フォーネスビジュアス検査」を実施しました。2023年度は、139名が受診予定です。
- 検査に参加した40~70代の荒尾市民の方々からは、好意的な意見が数多く寄せられました。
「少ない量の採血で、認知症や心疾患などといった将来の疾病リスク予測がわかるのは有り難い」「大好きなゴルフを80歳になっても続けたい。そのためには今の自分の体の状態を知り、健康を維持したい」


生活習慣改善プログラムのご提供(2023年6月5日~)
- 受信した61名の住民に対して、フォーネスビジュアス検査結果にもとづいた「生活習慣改善プログラム」を提供しています。
- コンシェルジュとの健康相談や、スマートフォンのアプリを通じた個別支援、実施状況確認などにより生活習慣改善までサポートします。

産官学連携
産官学連携で健康寿命の延伸と健康格差の解消によりウェルビーイング実現を目指す
荒尾市様と大学、医療機関が連携し、保健事業の目的に賛同する住民の方々を対象にサービスを展開します。産官学の連携による3つのテーマ、「住民サービスの提供」「自治体の課題解決」「共同研究」を同時に行うモデルの社会実装を推進中です。

本事例でご紹介したソリューション
フォーネスビジュアス検査
AIとバイオ技術を融合したスマートヘルスケアサービスで企業の健康経営をサポートします。
NEC 健診結果予測シミュレーション
定期健診データをAIで分析し、導き出した健診結果予測モデルから、将来の健康状態を可視化します。
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