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k-匿名化とは
NEC データ匿名化ソリューション個人特定をk分の1以下に低減
匿名化で重視すべきポイントは、パーソナルデータ(個人に関する情報)としての価値を維持しながらプライバシーを守ることです。
パーソナルデータに対して他情報との照合から個人特定を防ぐ技術のひとつであるk-匿名化は、準識別子(同一属性)のデータがk件以上になるようにデータを変換。
個人が特定される確率をk分の1以下に低減して特定を困難にする技術です。


k-匿名化の属性構成
識別子 | パーソナルデータのうち、単独で個人を識別できる属性(氏名、電話番号、メールアドレスなど) |
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準識別子(同一属性) | パーソナルデータのうち、組み合わせによって個人を識別できる属性(年齢、性別、生年月日など) |
センシティブ(機微)属性 | パーソナルデータのうち、他人に知られたくない属性(疾患名、滞在場所など) |
その他の属性 | 上記以外の属性 |
<参考>匿名加工情報について
2017年5月の改正個人情報保護法で創設。「特定の個人を識別することができないように個人情報を加工して得られる個人に関する情報であり、当該個人情報に戻すこと(復元)ができないようにしたデータ」を指す(改正個人情報保護法第2条第9項で規定)。
匿名加工情報の作成者・受領者・提供者に適用されるルール
匿名加工情報取り扱い事業者は、作成者であっても利用者であっても安全管理措置が求められます。

さまざまな「データ」「情報」について
パーソナルデータ | 個人の行動、状態(位置情報や購買履歴など)、個人に関する広範囲な個人識別性のない情報(個人情報を含む)。 |
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個人情報 | 氏名、住所、電話番号など、個人特定(どこの誰かがわかる)につながる個人識別性を有する情報。 |
プライバシー情報 | 本人がプライバシーと思う情報(明確な定義は現状なし)。 |
センシティブ(機微)情報 | 個人情報の中でも特に取り扱いに注意すべき情報(思想・信条・宗教に関する事項、身体・精神障害、犯罪歴その他社会的差別の原因となる事項など)。 |