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Ver1.1の新機能
NEC 遺失物管理ソリューション遺失物情報の一括取り込み機能により登録作業の負荷を軽減
複数の遺失物データ(品目や特徴、拾得場所)を、一括で取り込む機能を追加しました。これにより、遺失物情報の登録作業を効率化でき、遺失物管理担当者の負荷を軽減することができます。
また、取り込む遺失物データはCSV形式のため、Excel等を用いることで、遺失物情報と他システムで出力された情報を組み合わせて取り込む等、他システムとの連携が容易に行えます。例えばホテルシステムから宿泊者情報をダウンロードし、Excel上で拾得物の情報を付加することで、遺失者の氏名や遺失日(チェックアウト日)、拾得場所(部屋番号)などの情報を連携することが可能です。
撮影した画像の即時登録機能
画像情報は、遺失者からの問い合わせ対応において有効な情報と考えております。このため従来のバージョンでは、事前に撮影された遺失物の画像情報を登録する機能を実装していました。今回のVer1.1では、さらなる機能強化として、画像撮影から保存までの一連の作業を遺失物登録画面上で実施できるようになりました。
これにより、画像登録作業の工数削減に貢献します。
遺失物登録画面、検索結果画面のユーザビリティを改善
遺失物の登録に必要な最小限の項目のみを1つにまとめた基本情報登録画面を用意しました。これによりタブの切り替えやスクロールを極力減らし、登録作業を効率的に行えるようになりました。詳細情報についても従来どおり入力可能なため、拾得者に渡す預かり票をすぐに出力したい場合や、大量の遺失物を登録する際など、ひとまず簡易的な登録を行い、別途詳細情報を入力する等の運用も可能です。
また、検索結果の表示情報の見直しとデザインの改善を行い、情報の一覧性を向上しました。これにより、遺失者からお問い合わせがあった際に、条件を満たす類似の遺失物が複数ある場合でも、遺失物間の情報を一覧上で比較し易くなりました。問いあわせ対応業務の負荷を軽減するだけでなく、お問合せ頂いたお客様をお待たせする時間を短縮でき、CS向上にも貢献します。
バーコードを利用した遺失物管理業務の省力化
システムに登録済みの情報から対象の遺失物を特定する作業の補助機能として、遺失物管理票に印字されたバーコードの読み取り機能を追加しました。これにより、警察納付や処分等の業務において、特定の条件で抽出された遺失物一覧から処理対象を探す手間を省くことができ、遺失物管理者の作業付加を軽減することができます。
遺失物法の改正に対応
遺失物法施行規則の一部改正に伴い、権利区分新設(留保等)への対応、及び、自己保管(特例施設占有者)における廃棄売却を行う際の警察届出情報のデータ出力に対応しました。