仕事を知る/職種紹介
業務系アプリケーションエンジニア
K.M.(2022年入社)
前職ではSIerで生命保険業界の顧客を担当。2022年にキャリア入社後、プロジェクトマネージャーとしてメガバンクの中継システムに携わっている。
当職種のポイント
- 企業の業務システムの要件定義、基本設計、詳細設計、製造、テストまで実施
- お客様の業務を理解し、最適なソリューションを提案し実装する
- 高い品質とスピードが求められる大規模システムの開発
主な業務内容を教えてください。
業務系アプリケーションエンジニアは、企業の業務システムの要件定義、基本設計、詳細設計、製造、テストまでを実施します。
例えば、私の部署ではメガバンクが外国送金を行う際に必要となる、様々なシステムを開発。海外の金融機関との決済業務に関わる「事務システム」、グローバル展開中の大手顧客との接点となる「チャネル系システム」、さらには顧客やシステム間を繋ぐ「中継システム」などがその対象です。
私は主に中継システムを担当。大手顧客がそれぞれに持っている外国送金フォーマットを解析し、銀行側システムで使用できる国際標準フォーマットに変換しています。加えて、現在はプロジェクトマネージャーとして、複数並行している案件のプロジェクトマネジメントを行っています。
仕事の難しさ・やりがいなどを教えてください。
この仕事の難しさは、幅広い知識と開発スピードが求められる点です。
開発に携わる私たちに求められることは少なくありません。まず、銀行業務や外国為替について幅広い知識が必要です。中継システムの開発では特に銀行業務の知識が欠かせないため、まず社内にストックされている情報を取りに行きます。さらに銀行員向けの業務研修も受講して知識をより深め、プロジェクト内で共有する機会も設けています。
開発中でも外国送金は日々行われています。数十億円もの送金が滞る、金額にミスがあるなどのトラブルは絶対に避けなければなりません。一方で海外の金融機関はどんどん刷新を進めているので、開発スピードも求められます。

こうした背景から、社内に展開されている開発ツールや検証ツールの活用に注力し、メンバーがしっかりとキャッチアップしています。例えばあるプロジェクトでは、仕様書の文章の表記揺れ、項目の不揃いなどのチェックをツールに任せ、メンバーはレビューに集中することで成果を上げました。その結果を報告してもらった私は、別のプロジェクトに横展開し、全体の生産性アップにつなげたのです。
ツールの提案をしてくれたメンバーの成長を感じるとともに、私自身も視座を上げられたという実感があります。大規模なプロジェクトを複数推進する上で、先々に待ち構える課題を見越して、メンバーの育成に最適な配置などを考え、成果に繋がった際には、やりがいを感じられます。
今までの経歴や今後のキャリアパス
5年後・10年後
NECソリューションイノベータで働く魅力
NECグループならではの充実した制度や福利厚生はもちろんのこと、必要に応じた教育がいつでも受けられます。私の場合は、クリティカルシンキング、問題が発生した際の原因の深掘り、1on1のバリエーションなどの動画を自分に合ったタイミングで視聴し、多くのことを学びました。もちろんスキルアップのための書籍購入補助もあり、教育体制がとても充実しています。
また、社員同士のつながりを大切にする会社です。社内イベントが多く、先日もNECの方々とのアームレスリング大会で交流を深めるなど、キャリア採用で入社してわずか2年ですが、すでに多くの方々と顔見知りになり、充実した日々を過ごしています。
※ 社員画像および記事内容は
インタビュー時点の情報です。
業務系アプリケーションエンジニアとして
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