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イノベーション
マネジメントシステム
活動テーマ
イノベーションを、偶然ではなく「仕組み」にする
──イノベーションマネジメントシステム
イノベーションラボラトリでは、持続的な新事業創出を実現するために、ISO56001の考え方に基づいたイノベーションマネジメントシステム(IMS)を構築・運営しています。
不確実性の高い時代において、価値創出は偶発的に生まれるものではありません。
私たちは、顧客理解と仮説検証を通じた「学習」を軸に、イノベーションを組織として生み出し続ける仕組みづくりに取り組んでいます。

IMSとは
IMS(Innovation Management System)は、イノベーションを偶然や個人の才能に依存するのではなく、組織として継続的に創出するためのマネジメントの仕組みです。
イノベーションラボラトリでは、これを単なるプロセスではなく、顧客や社会の本質的な課題に向き合いながら価値を創出し続ける「組織能力」として位置づけています。
なぜIMSが必要なのか
新規事業は、顧客ニーズや市場が明確でない状態から始まることが少なくありません。そのため、計画どおりに進めることよりも、仮説を立てて検証し、学習を重ねることが重要になります。イノベーションラボラトリでは、この学習サイクルを組織として継続的に回すことが価値創出につながると考えています。
小さく試し、早く学び、その知見を次の挑戦へ活かす。
その学習サイクルを組織として回し続けることが、持続的な価値創出につながると考えています。
イノベラボのアプローチ
1. 顧客の本質的課題から始める(Customer Problem Fit)
顧客が本当に解決したい課題を発見し、その課題が顧客にとって十分に重要であることを確認する活動を、Customer Problem Fit(CPF)と位置付けています。私たちは、製品や技術から発想するのではなく、顧客の潜在的な課題や業務の本質を探索することから始めます。
「何を作るか」ではなく、「本当に解くべき課題は何か」を見極めることを重視しています。
2. 学習サイクルとしての事業開発
事業開発は単なる開発工程ではなく、顧客理解を深めるための学習プロセスとして設計しています。- 機会の特定(Pre-Generate)
- コンセプトの創造(Generate)
- コンセプトの検証(Ideate)
- ソリューション開発(Develop)
- ソリューション導入(Launch)
このサイクルを通じて、仮説検証と学習を継続的に積み重ねていきます。
その全体像を以下に示します。

文化を統合し、イノベーションを組織的に創出する仕組みとして運用しています
3. 失敗を価値に変える(MVF:Most Valuable Failure)
イノベーションにおいて、すべての仮説が成功するとは限りません。イノベーションラボラトリでは、失敗を否定的な結果として扱うのではなく、次の価値創出につながる重要な学びと捉えています。
その考え方を象徴する取り組みが、「MVF(Most Valuable Failure)」です。
MVFでは、単なる失敗ではなく、
- 挑戦として意味のある取り組みであったか
- 顧客や市場からどのような学びを得たか
- その学びを次の行動にどう活かしているか
といった観点を重視します。
挑戦から得られた知見を組織の資産として蓄積し、継続的なイノベーション創出につなげています。
IMSの仕組み
IMSでは、イノベーションを支える要素を統合的に運営しています。
- 組織の目的・ビジョン・市場理解
- リーダーシップと戦略・ポートフォリオ管理
- 事業開発プロセス、人材育成・組織文化等の支援体制
- 評価と継続的な改善
これらを一体として設計・運用することで、
イノベーションを「再現可能な組織活動」として実践していきます。
目指す姿
私たちは、イノベーションを単なる個別の成果ではなく、社会や顧客の本質的課題に向き合い続けるための「組織能力」として捉えています。
IMSを通じて、挑戦と学習を積み重ねながら、不確実性の高い時代においても持続的に価値を創出し続けることを目指しています。
私たちは、イノベーションを一時的な活動ではなく、組織として継続的に取り組むべき重要な経営活動と考えています。
そのため、イノベーションラボラトリでは、挑戦と学習を支える価値観や行動指針を「イノベーション方針」として定め、すべての活動の基盤としています。
イノベーション方針
NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリは、新たな技術の獲得、新たなバリュープロバイダ事業の実現をミッションに掲げる組織です。
イノベーションラボラトリでは、イノベーションに対する姿勢として、「真摯に実験を繰り返す」という価値観を組織として明示し、支援しています。
また、イノベーションの標準(ISO 56001:2024)規格に則り、以下を重視してイノベーション活動を推進します。
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解くべき本質的な問いの特定
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仮説検証の反復による最適化
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現場の事実・データに基づく意思決定
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失敗からの学びを推奨する文化醸成
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人材育成・ブランディングを含めた包括的な仕組みづくり
上記の方針に基づき、イノベーションの8つのマネジメント原則(価値の実現、未来志向のリーダー、戦略的な方向性、組織文化、洞察の追求、不確実性のマネジメント、柔軟性、システムアプローチ)を尊重し、イノベーションマネジメントシステムを定期的に見直し、継続的改善をしてまいります。
制定:2026年1月7日
NECソリューションイノベータ株式会社
イノベーションラボラトリ
所長 福井 知宏

