採用担当者の本音
NECソリューションイノベータの魅力とは?
採用担当者に気になる疑問をぶつけてみた
- 左:鶴田 和矢(スポーツ・健康医科学科 卒業・HR戦略室)
- 右:長瀬 桃子(社会情報学科 卒業・HR戦略室)
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「チームワーク」「繋がり」がカルチャーを表現するキーワード
鶴田:私は昨年NECソリューションイノベータにキャリア採用で入社しました。新卒で入社した長瀬さんと比べると、わからないことの方が正直多いと思います。改めて、NECソリューションイノベータの特徴は何だと思いますか?
長瀬:会社のカルチャーとしては「チームワーク」「繋がり」がキーワードになると思います。NECソリューションイノベータの従業員数は12,000名を超える比較的大きい規模ですが、大手企業特有の縦割りの環境ではなく、“横の繋がり”を大事にする文化があります。横断的な繋がりとしては、全社をあげたeスポーツ大会や、オンライン上で繋がることができるコミュニティ等、気軽に繋がる場があります。繋がりを感じながら働けるのが特徴のひとつだと思います。また、実際の仕事でも、チームメンバーと取り組む仕事がほとんどです。日々「繋がり」を大事にすることで、良いチームワークを発揮することができます。
鶴田:私も入社してみて、横の繋がりがある会社だと感じました。確かに組織規模は大きいですが、人の優しさや面倒見の良さを日々感じているところです。
長瀬:このカルチャーが醸成されたのは2014年に7社が統合し、NECソリューションイノベータが発足したことも大きいと思います。7つの会社が統合するということで、一体感を生み出すためにそれまで以上に「繋がり」を意識した施策が展開され、それが今も一人ひとりの行動に脈々と受け継がれているのだと思います。
鶴田:実際に働く中で、「繋がり」を感じたエピソードはありますか?
長瀬:例えば、採用イベントを企画した際、協力してほしい旨を伝えると、みんな前向きに協力してくれるんです。みんなが取り組みを後押ししてくれる。そこがすごく良いなと思います。
鶴田:前職はベンチャー企業で働いていたこともあり、最初は硬い雰囲気の会社なのかと思っていました。もちろん規律を大事にする部分もありますが、実際に働く社員の人たちと話してみると、みんなフランクで良い人たちが多いと思いました。なおかつ、上の世代の人たちが「若手世代を育てていきたい」「若手世代のためになるような環境をつくっていきたい」という思いを持っている。そこは驚いたポイントでもあります。
「主体性」さえ持っていれば存分に成長できる環境がある
鶴田:長瀬さんから見て、NECソリューションイノベータの働く環境はどうでしょう。採用イベントなどで「成長できる環境ですか?」と聞かれることもあると思います。
長瀬:まず研修に関しては、新入社員研修として、SE(システムエンジニア)の基礎研修を例年3カ月程度実施します。基本的な用語の解説から始まり、実際の開発、上司への報告のロールプレイングを経験します。この研修を修了すれば、未経験者の方でも基本的なSEの土台ができます。
キャリアアップに関しては毎年上司との評価面談があるほか、半期に1度の業績面談があります。また、日常的なコミュニケーションの場として1on1面談も実施しています。NECソリューションイノベータでは社員に求める能力や役割、職務内容を役職や等級ごとに分類し、階層的に定める「役割等級制度」を設けており、キャリアアップの基準も明確にしています。昇格するためには資格取得や試験などがありますが、それに対しても会社からの支援があり、希望に応じて学ぶ場はたくさんあります。長く働いていると、ついつい当たり前に感じてしまいますが、そういったキャリアアップや能力開発の支援が手厚い点もNECソリューションイノベータの特徴だと思います。
鶴田:NECソリューションイノベータという環境を上手く使って、今の自分に何が必要かを主体的に考えて行動できる人は成長していける環境ですよね。一方で受け身になってしまい、「私を育ててください」というスタンスで来てしまうと成長が頭打ちになってしまう。そういう意味では成長のためには自ら考え、行動する「主体性」が求められる環境かなと思います。
ちなみに、よく「文系でも活躍できますか?」と聞かれますが、その点について長瀬さんはどう思いますか?気になる学生も多いと思います。
長瀬:文理は特に関係ないと思います。文系出身で活躍している人もたくさんいます。入社してからスキルを身に付けられる環境は用意しているので、入社時点でのスキルの有無は必須ではありません。それよりも、日々進化していくIT技術に対してどれだけ興味・関心が持てるかの方が大事かもしれません。ITへの興味・関心がないと、入社後どうしても苦しくなってしまうと思うので、IT技術への興味・関心は持っていてほしいですね。
鶴田:また「働きやすさ」もどんどん改善されているように感じます。男女比率で言うとまだまだ男性の方が多いのですが、人数でいうと2,000人以上の女性が活躍していますよね。社会全体で働きやすさを改善する機運も高まっていることから、NECグループ全体でも「インクルージョン&ダイバーシティ※」を重視した環境づくりに力を入れています。
長瀬:そういう意味では「働きやすさ」に関してはジェンダー関係ないですね。NECソリューションイノベータでは女性の産休・育休だけでなく、男性も半年〜1年ほど育休を取得する方が増えてきています。私の同期も半年ほど育休を取っていました。性別や役職など関係なく、誰もが働きやすい環境であることを重視しています。
自発的に行動でき、最後までやり切る粘り強さがあるか
鶴田:いろんなバックグラウンドの人が活躍できる環境がNECソリューションイノベータにはあると思いますが、その中でもどういう学生がより活躍できると思いますか?
長瀬:自発的に行動できる、最後までやり遂げる粘り強さを持っている人がNECソリューションイノベータでは活躍できると思います。仕事をする中で困難なことに直面することは多々あるので、その際は自発的に行動し、諦めずにやり遂げることが重要になります。
また、最近のリモートと出社のハイブリッドな環境では自らヘルプを出せることも大切です。どうしても、周りの人の状況を察することが難しくなってきているので、自分の状況を開示できるスキルは、ここ数年で特に重要性が増してきているように感じます。
鶴田:やり遂げるスキルは大事ですね。部活動、アルバイト、研究活動など何でもいいのですが、やり遂げた経験があるかどうかは大事ですよね。また、学生時代だからこそできる経験をしておくと、それが意外と社会人になったときに役立つはずです。
長瀬:これまでの経験を振り返り、なぜそれをしたのか、どういうプロセスを踏んだのかを分析しておくことも大事です。自分のやってきたことを振り返り、分析・改善していく。それが結果的に「仕事」のアウトプットにつながっていくと思います。
※NECグループでは、インクルージョンが発揮されて初めてダイバーシティに価値があることを強調するために、あえてインクルージョンをダイバーシティの前に置いています。
※本記事の内容は取材当時のものです。
※所属組織は取材当時のものです。