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業務サーババックアップ(Druva Phoenix)

物理・仮想・DBサーバやNASおよびクラウド上で動作する各サーバのデータを、⾃動でクラウドにバックアップするクラウド型サービスです。「グローバル重複排除」により、全バックアップデータで重複排除を実施します。また、「永久増分バックアップ」は、⻑期間の世代・データ保存とともに災害対策も提供し、お客様のデータ保護のトータルな実現やコスト削減を支援します。

管理業務の手間と時間を節約

煩雑な作業なしでカンタン導入

クラウド型サービスなのでバックアップ用機器はもちろん、バックアップサーバへのソフトウェアのインストールなどお客様側での構築作業も不要です。

メンテナンスフリーで管理負荷の低減を支援

サービスは⾃動で最新化されるため、新たなアプリケーションなど常に最新の機能が使⽤できます。バックアップサーバのソフトウェアアップデートやメンテナンスも不要となります。また、ハードウェア導⼊・展開の観点から、将来にわたるデータやリソースの使用量見積りや、あらかじめ⾒積った⼤きめな値でデータセンターに展開するといったことも不要となります。

従来の運用負荷からの解放

ハードウェア障害やメディアの破損などによる、バックアップ失敗のリスクから解放されます。テープの⻑期外部保管や定期的なテープ交換などの作業も不要になります。

システムコストの大幅な削減

オンデマンドで拡張(縮小)

グローバル重複排除で圧縮された、クラウド上に保存されるデータ量に基づく料金体系です。1クレジット(クラウド上の1TB/月のデータ保存容量に相当)単位で、必要な数のクレジット*1を購⼊できます。いつでも追加で購⼊でき、1TBあたり年額441,000円(月あたり36,750円*2)から利用できます。バックアップ対象の台数や容量が増加すれば、システムを停止せず柔軟に拡張し納品されればシステムを停止せずお客様での設定作業はなしに利用することが出来ます。

*1 最小12クレジット(1TB/年)から
*2 2024年6月現在

新たなハードウェアが不要

クラウド型サービスなので、バックアップ専用の機器を準備する必要はありません。将来のバックアップ対象やデータ量の増加を想定し、初期の段階から⼤きなリソースを⽤意する必要がなく、またリソース不足時に追加調達や設定も、お客様側で実施する必要はありません。

グローバル重複排除と永久増分バックアップの実現

リモートサイトに分散された、すべてのサーバにわたってデータをトータルに重複排除し、永続的に増分バックアップを実施します。これにより、Phoenixに転送されるデータ量が極力抑えられ、すべてのデータを転送する場合に比べバックアップ時間も短く、ストレージストレージ総量も少なくなります。

データの長期保存(LTR)

データの長期保存の場合、LTRを有効にすることで、15日経過したデータをコールドデータとしてS3 Glacier Deep Archiveを使用*し、クレジットの消費を抑えることができます。

*Glacierに移動されたデータ復旧には時間がかかります(最大36時間)

高度なデータセキュリティを実現

データの高い安全性を確保

クライアントとの通信はTLS 1.2の256ビットAESによって暗号化され、保存データも256ビットのAES暗号化により保護されています。使⽤される暗号化キー*は、お客様ごとにユニークなもので、ユーザ以外はアクセスできません。データの保存先は複数のAWSのリージョンから選択できます。AWSの東京リージョンを選択すれば、バックアップデータを海外に送らず日本国内に置くことができます。

*エンベロープ暗号(二重化された鍵)

セキュリティ認証を取得

クラウド基盤は⾼可⽤性(99.5%)、データ堅牢性(99.99999%)を備えています。また、使⽤しているプラットフォーム(AWS)とDruvaの各サービスで、データはAWSのクラウド上に保管されます。使⽤しているプラットフォーム(AWS)とDruvaの各サービスで、それぞれにセキュリティ認証を取得しています。

事業継続(BCP)・災害対策(DR)

遠隔地にデータを置くことで、万が一の災害にも備え、お客様データセンターなどとは別のクラウド上にバックアップデータが保存されます。クラウドサービスのため、交通機関が利用できない場合でも会社に行かずリモートからDruvaのコンソールにアクセスしデータを復元したり、スナップショットからAmazon VPCにフェールオーバーする機能を備えています。

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