キャッシュレス決済とは?導入するメリット・デメリットから支払い方法、種類まで解説!

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最近では現金を使わないキャッシュレス決済を導入する企業や、人が増えてきています。キャッシュレス決済方法には多種多様な種類が存在し、急速に普及しています。この記事では、キャッシュレス決済を導入しようと考えている企業のシステム管理者向けに、キャッシュレス決済のメリット、デメリット、支払い方法、種類を解説します。

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キャッシュレス決済とは

キャッシュレス決済とは

キャッシュレス決済とは、電子マネーやクレジットカード、口座振替を利用した現金を使わない決済方法のことです。端的にいえば、現金以外の支払い方法ともいえるでしょう。たとえば、交通系ICカードで電車にのったり、各種保険や税金を銀行口座から引き落としたりすることもキャッシュレス決済の一部です。

キャッシュレス決済は「前払い」「即時払い」「後払い」の3つの支払い方法があります。それぞれに特徴があるため、支払い方法については後ほど詳しく解説します。

キャッシュレス決済のメリット

競合との差別化につながる

キャッシュレス決済のメリットは以下のとおりです。

  • レジでの会計処理の効率化
  • 非接触型で衛生管理の向上につながる
  • 防犯対策になる
  • お金を管理しやすい
  • 顧客の来店機会を増やせる
  • 客単価を向上できる

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

レジでの会計処理の効率化

キャッシュレス決済を導入することで、レジでの会計処理を効率化できます。その理由は、消費者が現金を扱わずに会計をおこなえることで、お釣り渡しなどの手間が省けるからです。また、現金のお釣り渡しのミスなども減るでしょう。

非接触型で衛生管理の向上につながる

キャッシュレス決済は非接触型のため、衛生管理でも良い影響があります。不特定多数が触る現金を直接扱わずにやり取りができることで、より衛生的な運用になり、昨今の新型コロナウイルス感染症の対策にもつながります。さらに飲食店では、接触が原因による食中毒などのリスク回避にもなるでしょう。

防犯対策になる

キャッシュレス決済は現金を使わずに支払いをおこなえるため、店舗には現金を置かなくて済むので防犯対策にもなります。たとえば、強盗、盗難、横領などによる被害を防ぎ、安心して会計をおこなうことができるのです。

お金を管理しやすい

キャッシュレス決済では現金を扱わず、レジを締めるときに数える必要がないため在高管理がしやすくなります。人が現金を数えて売上管理をおこなう場合にはミスがつきものですが、そのような人為的ミスが解消されるというメリットがあります。また、日毎の入金ではなく、一括入金されるためお金の管理がしやすくなります。

顧客の来店機会を増やせる

キャッシュレス決済は現金が手元にない場合でも商品が買えるので、顧客はより気軽にショッピングを楽しめます。そのためキャッシュレス決済に対応していないと、顧客の来店理由を潰してしまうことにも繋がります。特に海外はキャッシュレス決済が普及しているため、外国人観光客が多い店舗はキャッシュレス決済の導入をおすすめします。せっかくの購買機会を失わないように準備しておきましょう。

客単価を向上できる

キャッシュレス決済を導入すると、客単価の向上も期待できます。その理由は、消費者が買い物をする際に、手持ちの現金がなくても商品を購入できるからです。その結果、検討客が少なくなり、客単価は上がります。キャッシュレス決済があることで購買意欲も向上するでしょう。

キャッシュレス決済のデメリット

ここからは、キャッシュレス決済のデメリットをそれぞれ解説します。

初期費用がかかる

キャッシュレス決済を導入するためには初期費用が発生します。なぜなら、キャッシュレス決済に対応した専用の端末を用意する必要があるからです。それに併せて、初期費用がかかることに注意しましょう。提供する事業者によっては、0円のところから数万円の費用がかかる会社まであります。

災害時に使えないことも

キャッシュレス決済は基本的に通信サービスのため、災害が起きて停電や通信トラブルが起きると使えないことがあります。固定のWi-Fi機器を使っている場合は、特に通信障害に弱いという特徴があるため注意しましょう。現金トラブルが起きるリスクは少ないですが、災害時には使えなくなるリスクもあるということです。

決済手数料がかかる

キャッシュレス決済を利用すると、決済手数料がかかることもデメリットといえるでしょう。事業者によって異なりますが、平均3%の決済手数料がかかります。月額費用や手数料などの料金体系もそれぞれの事業者で異なるため、事前に確認しておきましょう。

すぐに現金化されない場合もある

キャッシュレス決済の場合、すぐに現金化されない場合もあります。理由は現金化されるのが月に2~3回に設定されているからです。そのため、支払い計画などが難しくなるという問題があります。事前に現金化されるのが遅いということを、認識することが大切といえるでしょう。

キャッシュレス決済の支払い方法

キャッシュレス決済の支払い方法は以下の3種類です。

  • 前払い
  • 即時払い
  • 後払い

それぞれ解説します。

前払い

前払い方式とはプリペイドカードを購入したり、現金をチャージしたりして支払いする方法です。使用するためには、事前に現金をプリペイドカードにチャージしておく必要があります。支払いの際は、チャージしている金額分しか使うことができませんが、使いすぎを防げるというメリットもあります。

即時払い

即時払い方式とは、使用した直後に口座などから現金が引き落とされるタイプのキャッシュレス決済です。即時払いのキャッシュレス決済の代表的なものがデビットカードです。口座に残高があれば使用できるため、比較的使いやすい方法といえるでしょう。

後払い

後払い方式のキャッシュレス決済はクレジットカードに代表される支払い方法です。利用してから、後日、利用金額が指定の口座から引き落とされたり、請求されたりする仕組みとなっています。クレジットカードを所持するためには、審査を通過しないといけないため、ハードルが比較的高いキャッシュレス決済です。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済の種類は以下のとおりです。

  • クレジットカード
  • ICカード型の電子マネー
  • スマホ決済(タッチ型)
  • スマホ決済(QRコード型)
  • プリペイドカード
  • デビットカード

それぞれ以下で解説します。

クレジットカード

クレジットカードはさまざまなシーンで使用できる、最も代表的なキャッシュレス決済方法といえるでしょう。主にネットショップや決済、コンビニ、スーパー、公共料金の支払いなど、幅広く活用できます。キャッシュレス決済の中でも特に普及しています。また、豊富な付帯サービスがあることも特徴です。

デビットカード

デビットカードは利用と同時に、銀行口座から引き落とされる仕組みのキャッシュレス決済です。種類によってはネット決済にも対応可能なものがあります。クレジットカードの様に審査がないため、気軽に持てるという点にメリットがあります。

プリペイドカード

プリペイドカードとは、あらかじめ現金をチャージして使う前払い型のカードです。チャージ型と使い切り型のプリペイドカードがあり、チャージ型は現金をチャージすることで何回でも使え、使い切り型は指定の金額を使い切ったら再利用はできません。使い切りタイプのプリペイドカードはコンビニなどで購入できるものもあります。
また、スマートフォンに取り込むことができるカードもあり、おサイフケータイや、Apple Pay、Google Payなどが代表的です。

ICカード型の電子マネー

ICカード型の電子マネーとは、暗証番号が必要なく、専用の機器にかざすだけで決済が完了するカード型のキャッシュレス決済です。交通系や流通系が主流です。
交通系は交通機関で利用したり定期として使えます。流通系は割引サービスなどを受けることができます。

スマホ決済(タッチ型)

スマホ決済(タッチ型)は、クレジットカードや電子マネーをスマートフォンに登録して利用するキャッシュレス決済です。専用のアプリなどを使えば、スーパーやコンビニのレジでスマートフォンの画面をかざすだけで決済できます。手間もかからないため、非常に便利な決済方法といえるでしょう。

スマホ決済(QRコード型)

スマホ決済(QRコード型)は、決済アプリをあらかじめスマートフォンにインストールして使用するキャッシュレス決済方法です。決済時はQRコードをバーコードで読み取るか、専用の端末にかざして読み取らせます。また、QRコードは店舗側が読み取る「ストアスキャン方式(店舗読み取り式)」と、店舗側が提示する「ユーザースキャン方式」があります。

一般消費者のキャッシュレス決済の利用状況について

一般消費者のキャッシュレス決済の利用状況について

一般消費者のキャッシュレス決済の利用状況について、NECソリューションイノベータの「2020年版 一般消費者におけるキャッシュレス利用実態調査レポート」によると、スマホ決済(QRコード型)について性年代別の利用率は30代~60代の利用率が大幅に増加していることがわかっています。反対に現金の利用意向は減少傾向にあります。

また、ICカード型の電子マネー/スマホ決済の利用は2019年と比較すると「ドラッグストア・薬局」「スーパーマーケット」での利用が増加しており、利用場所も多様化しています。その他、ICカード型の電子マネー/スマホ決済の決済金額は600円~1,000円の少額決済が主流です。一方でスマホ決済(QRコード型)を中心に1,000円以上の利用が増加しており、決済金額の幅が広がっていることがわかります。

調査レポートのダウンロードはこちら(無料)
2020年版 一般消費者におけるキャッシュレス利用実態調査レポート

まとめ

NeoSarf/POS

近年、あらゆる支払いのシーンでキャッシュレス決済が浸透してきています。キャッシュレス決済方法にはさまざまな種類があり、店舗側はニーズに合わせて対応することが求められます。キャッシュレス決済を導入する際は、POSソリューションを利用するとスムーズです。

NECソリューションイノベータの小売業向けPOSソリューション「NeoSarf/POS」は、操作性に優れたユーザーインターフェースとシンプルな操作性のPOSレジ機能が搭載されています。お客さまの運用に合わせたシステムで提供が可能で、将来的なカスタマイズにも柔軟に対応しています。キャッシュレス決済導入にぜひご活用ください。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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