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Part3 連結決算の早期化へ向けて

第1回 グループ会社における連結決算の早期化にお悩みの方へ

【Part3】連結決算の早期化へ向けて

決算早期化へ向けて、これまでも様々な取組みが行われており、一定の成果が上がっています。しかし事業環境の変化とともに、先のA社のお話にあったように新たな問題も発生するようになりました。
その問題をどうやって克服するか、ここからいよいよ解決編へと進みます。
まず、会計システムの統合に必要なERPとEAIの概念についてご説明します。ここからは、情報システム部門の方も是非ご覧下さい!

ERP(統合基幹業務)の目的

ERPの主な目的は、経営資源の有効活用です。
業務プロセスの見直しがメインの取り組みとなりますが、ERPパッケージ等のIT活用も考慮しながら、業務の効率化と経営のスピードアップを目指します。

ERPパッケージの特長とメリット

ERPパッケージの特長はデータの統合管理とリアルタイム更新です。取引発生と同時に、関連する全ての業務データが自動的に更新されます。

情報伝達のタイムラグがなくなるというわけか。
なるほど、これなら業務のスピードが向上するな。

ERPパッケージが有効に機能すれば、業務の効率性が向上し、スピード決算につながります。

一方、ERPが真価を発揮できないケースがあります。
例えば、異なる業務システムやERPパッケージが同一企業(グループ)内に混在している場合です。

  • このような状況は部分的・段階的なシステム移行や、事業の統廃合・企業再編によって起こります。
  • ERPパッケージが最大のパフォーマンスを発揮するには同一のERPパッケージで全社・全業務が統一されている必要があります。
企業再編や事業の統廃合は重要な戦略だ。
システムが制約にならないようにしてくれよ。

この様な課題を解決するのが、EAI(企業アプリケーション統合)という考えです。

EAI(企業アプリケーション統合)の考え方

EAIとは、複数のシステムを連携させ、データやプロセスの効率的な統合を図ることです。それを実現するための一連の技術やソフトウェアのことも指します。

システムの物理構造や配置を気にすることなく必要なサービスが利用できるということです。今注目のSOAはEAIの一つの進化形ともいえます。

では、EAIの特長と導入効果について見ていきましょう。

EAI導入のビフォー/アフター

複雑すぎて、管理していく自信がありません・・・

おおっ、すっきり!
これなら管理できそう。

EAIの導入によって、異なるシステム間の連携がスムーズになり、業務プロセスが効率化されます。

ですが、会計システムや決算に必要なデータを収集するには、実はこれだけでは不十分なのです。
これ以外にどんな機能が必要か、見ていきましょう。

会計システムとの連携に必要な機能

取引データを仕訳データに変換する機能が必要になります。

グループ経営時代を迎え、仕訳展開機能に対する要件は、より複雑・高度なものとなりつつあります。

仕訳展開の機能要件

  1. 取引データから仕訳データへの展開
    会社毎に異なる仕訳展開ルールへの対応も必要
  2. 企業(グループ)統一のコード体系への変換
    個社の勘定科目・取引先などのコード体系を全社統一コードに変換
  3. 取引データ・仕訳データの集約

会計データへの展開という複雑な処理に加え、複数会社の情報を統合管理するための工夫(会社単位の制御)が求められます。
では、さらに仕訳展開機能を追加し、会計システムとの連携を実現してみましょう。

会計連携機能の実装ビフォー/アフター

また複雑になってきた・・・

仕訳展開の機能を追加して会計連携を実現しました。
しかし類似の機能が複数存在することになり、管理が大変です。
では、ちょっと工夫してみましょう。

会計連携方式の改善ビフォー/アフター

似たような機能をまとめてしまいます。

おおっスッキリ!
だけど本当にこんなに上手く行くの?

複数の会社・異なる業務システムで発生したデータを処理するためには、様々な工夫が必要になります。環境の変化に迅速に対応できる柔軟性も重要なポイントとなります。しかしこのようなシステムをゼロベースから作り上げるのは非効率です。

そこで、『GroupVision』がお役に立ちます。

次のページは、いよいよ完結編です!会計システム構築のお悩みを解決するGroupVisionのひみつを詳しくご紹介します。

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