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株式会社シーエナジー様

輸配送管理システム(TMS)ULTRAFIX・導入事例株式会社シーエナジー様

総合エネルギーサービス企業として将来的な需要拡大を見据え、
サービス品質向上と競争力強化のためのDX投資を進められている
シーエナジー様に、「ULTRAFIX」導入ならびにAI機能追加の
背景・経緯をはじめ、導入効果、今後のご計画などについてお話を
伺いました。

動画 / 株式会社シーエナジー様 導入事例

「ULTRAFIX」導入企業に聞く 株式会社シーエナジー様

業種業態を問わず多くのビジネス分野で競争優位性を確保するためには戦略的な物流体制の構築が欠かせません。しかしながら、物流においてはドライバーをはじめとする人手不足や属人的な業務の存在などがネックとなり、成長のサステナビリティも危惧される状況となっています。そのような中、総合エネルギーサービス企業として将来的な需要拡大を見据え、サービス品質向上と競争力強化のためのDX投資を進められているのがシーエナジー様です。
具体的には、弊社が提供する輸配送管理システム「ULTRAFIX」をいち早く導入され、2021年4月にはさらにAI機能を追加し、配送計画の自動化で成果を挙げられています。そこで今回は、同社 お客様サービス部 部長 兼 品質監査チームの村上清敬様、同部 設備課 課長補の高田幸輔様のお二人に「ULTRAFIX」導入ならびにAI機能追加の背景・経緯をはじめ、導入効果、今後のご計画などについてお話を伺いました。

株式会社シーエナジー様・導入事例

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1.シーエナジー様について

総合エネルギーサービス企業としてお客様の事業をサポート

シーエナジー様は中部電力グループの総合エネルギーサービス企業です。創業は2001年で、昨年には20周年の佳節を迎えておられます。お客様が必要とするエネルギーを供給するということですが、電気・ガス以外にも製造業のお客様ではスチーム、冷水なども必要なエネルギー源ですので、そのための熱源設備などもまとめて提供されています。脱炭素やカーボンフリーといった環境保全への取り組みが進む中、コージェネレーションシステム(エンジン、タービン等の方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収するシステム。回収した廃熱は、蒸気や温水として、工場の熱源、冷暖房・給湯などに利用でき、熱と電気を無駄なく利用できれば、燃料が本来持っているエネルギーの約75~80%と、高い総合エネルギー効率が実現可能)を積極的に提案されており、CO2削減にも貢献されています。その中の事業の一つがLNG(液化天然ガス。-165℃に液化し、体積を気体時の1/600に圧縮)の販売で、「ULTRAFIX」はこの配送効率化・属人性排除などのために導入されています。

2.「ULTRAFIX」導入ならびにAI機能追加の経緯と現在の運用

株式会社シーエナジー お客様サービス部 部長 兼 品質監査チーム 村上 清敬 様

株式会社シーエナジー
お客様サービス部 部長
兼 品質監査チーム
村上 清敬 様

配送計画担当者の属人的業務に限界

――本日はお忙しい中、大変にありがとうございます。まずはLNG配送の課題について伺いたいと思います。

村上様:LNGは特殊なエネルギー原料ですので取扱事業者が限定されていますが、その中でも差別化を図るための配送の仕組みやサービスを考えています。最終的にはコスト還元のほか、より効率的で安定的、かつ安全な配送を実現するため、20年をかけて配送の仕組みを作り上げてきました。ただ、お客様別に様々な付加価値のあるサービスをご提供したいとなると、3つの出荷基地(知多〔愛知県〕、川越〔三重県〕、上越〔新潟県〕)のどこから、あるいは何時になど、複雑な条件がからんできます。こうなると配送計画担当者の判断・采配にも限界が出てきます。

株式会社シーエナジー お客様サービス部 設備課 課長補佐 高田 幸輔 様

株式会社シーエナジー
お客様サービス部
設備課 課長補佐
高田 幸輔 様

配送計画業務の補助として導入、余力をより付加価値のある業務に

――配送計画担当者の属人的判断に限界が生じていたわけですね。

村上様:そこで配送計画担当者の業務を補助するシステムを検討していたところ、「ULTRAFIX」に出会うことができ、2012年に導入しました。以来、配送計画担当者は「ULTRAFIX」を使って配送計画立案を進めています。

――「ULTRAFIX」導入前はどのようなシステム管理をされていたのでしょうか?

高田様:以前はエクセルで管理していましたので、システムとしても限界がありましたし、配車計画担当者の職人技ともいうべき判断・采配に全て委ねられていた状況でした。

村上様:そのような職人技に頼っていたのでは、今後さらにお客様の数が増え、より一層複雑化するサービスなどに対応できるわけがありません。ゆえに配送計画業務での属人性を排除し、システムに任せるということで、その余力をお客様のより近くでより付加価値のある業務に振り向けようと考えたわけです。このことこそがシーエナジーならではの仕事であり、他社との差別化だと思っています。

様々な条件を加味した最適解をAIで迅速算出

――AI機能追加の経緯についてお聞かせください。

村上様:AI機能を追加したのは2021年4月で、配送計画自動化をさらに進化させました。

高田様:先ほどまでの話と重複しますが、「ULTRAFIX」導入後もさらにお客様が増え続けており、LNG供給実績ベースでは120か所以上、供給量にして年間約30万tに達しています。LNGローリー車も現在は約90台保有していますが、配送計画担当者がこうした様々な条件・要素を加味し、最適な配送計画を立案するまでには相当の時間がかかります。実際、配送計画担当者は1日の大半をこの業務に費やしており、業務時間内で処理することが困難な状況となっていました。そこで過去の経験・判断などをベースに迅速に最適解を導き出せるAI機能を追加することにしたわけです(図表)。

AI機能を追加した「ULTRAFIX」の特長

図表 AI機能を追加した「ULTRAFIX」の特長

3.AI機能追加による効果

配送計画業務時間44%削減でお客様サポートをさらに充実

――AI機能追加で複雑な条件を加味した配送計画も迅速に最適解が導けるようになったということですね。

高田様:はい。AI機能追加の成果として業務時間を44%削減することができました。これにより生み出された余剰時間を使ってお客様のもとに伺い、お話を伺う中でニーズを細やかに吸い上げ、より的確なサポートが行えるようになっています。当社のビジネスとしてはステップアップしたと言えると思います。また、将来にわたる需要拡大に対しても現行人員での対応が可能になったものと考えています。

4.今後の展望

物流展で出会い、競争力強化のために欠かせない次世代システムと確信

――AI機能を付加した「ULTRAFIX」により劇的に業務効率化が進んでよかったです。システム面での今後のご予定・ご計画はありますか?

村上様:お客様との接点を強化していくため、将来的にではありますが、受注面も含めWEB上でつながれるようなシステムを検討しています。

――受注業務のデジタル化の進捗はいかがでしょうか?

村上様:ほとんどeメールに移行していますが、様々なご都合によりFAXでの対応を望まれるお客様も少なくありません。ただ、WEBで情報共有できる状態になれば、受注だけでなく、お客様のLNG使用量の推移をデータで共有することができ、まさに「見える化」を実現することもできます。そこまで進めば、受注を予測してローリー車を準備し、用意周到な配送計画のもとでオンデマンドでのLNGのご提供も可能になると思います。もっとも、全てはお客様のニーズやご都合に沿っての対応になりますので、場合によってはそこまで踏み込まない場合もあり得ます。

――最後にシーエナジー様の今後の展望について伺いたいと思います。

村上様:当社は、オンサイトエネルギーサービス、LNG販売、再生可能エネルギー事業を3本柱として事業を展開していますが、その核心はお客様のニーズに応えることにあります。近年は脱炭素やカーボンフリーなど環境問題への関心が高まっており、当社のお客様でもこうした課題に悩まれていたり、積極的に取り組みたいと考えておられたりします。当社としてこうしたニーズに対応するため、3事業を合わせて過不足なくサポートしています。故に、脱炭素に対して優位性のあるLNG販売は大きな武器であり、これを活かした質の高いサービスをお客様に提供していきたいと考えています。特に配送部分については、AI機能を備えた「ULTRAFIX」を存分に活用し、効率的なロジスティクスを実現し、CO2削減にも貢献して参ります。また、当社事業の拡大は、こうした取り組みのうえに達成されていくものと確信しています。

――素晴らしいお言葉だと思います。弊社もシーエナジー様事業のさらなる拡大に貢献できるよう、今後も様々なご提案させていただければと存じます。本日は大変にありがとうございました!

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