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人権の尊重

当社は、あらゆる企業活動においてすべての基本的人権を尊重し、差別や偏見をなくすとともに、従業員の多様な個性を尊重し、その能力を十分に発揮できる公正な職場環境づくりと、 一人ひとりのキャリアを見据えた人事・人材育成に努めています。

基本方針

当社は、NECが2015年に人権尊重の取り組みを推進していくことを宣言した「NECグループ人権方針」に基づいて、多様性の尊重、安全安心な職場環境、公平公正な人材登用等、人権の尊重に関する取り組みに努めています。

推進体制

当社では従業員の行動を変え、文化を変えるため、インクルージョン&ダイバーシティについて議論する会議体について、従来の「人権啓発推進委員会」と「障がい者雇用推進委員会」を統合し、あらたに『全社I&D推進会議』として立ち上げました。
全社I&D推進会議は、人事担当役員を議長に、委員を各事業ライン・機能ごとの代表者で構成、事務局はHR統括部に設置しています。

全社I&D推進会議

  • 議長:人事担当執行役員
  • 委員:事業ラインで任命された者
  • 事務局:I&D担当

目的

  • 人権・障がいを含むインクルージョン&ダイバーシティに関する情報共有
  • 当社の現状・現状分析とそれに基づいた仮説検証・施策検討
  • ベストプラクティスの共有と横展開

活動内容

1.多様性を尊重するフェアな雇用

NECソリューションイノベータは、多様な人材の雇用機会を実現する法令などに先駆け、障がい者、女性、外国人の雇用を積極的に進め、採用、昇進・昇格、賃金、定年など、全ての人事処遇を公平に行っており、社員一人ひとりが自らの能力を発揮できる職場環境づくりに努めています。また、管理職への登用は、個々人の技術や能力で判断しており、女性の管理職への登用も推進しています。

2.障がい者が安心して働ける環境

2016年4月に施行された改正障害者雇用促進法における合理的配慮の提供を定期的に面談を通じて確認しています。また、障がい者用トイレの設置や、車いすで通勤する社員のために、スロープの設置や専用の駐車場を用意するなど、障がいのある社員も働きやすい職場環境・条件の整備を進めています。各部門の一員として積極的に起用し、正社員として採用することを基本方針としています。

3.仕事と家庭を両立できる会社へ

NECソリューションイノベータは、「社員一人ひとりが、自らの役割に応じて挑戦し、責任を果たす」ことを前提に、出産や育児・介護をしながら活き活きと仕事を続けていけるよう、会社としてさまざまな制度・施策を導入し、積極的な支援を行ってまいりました。

くるみん

また、次世代育成支援対策推進法に対応した行動計画を策定し、2007年4月より仕事と育児の両立支援のため、各種施策を実施してまいりました。2010年と2015年には、策定した行動計画の目標を達成したことが認められ、仕事と家庭の両立支援を積極的に推進している企業として、厚生労働省より認定を受け、次世代認定マーク(愛称:くるみん)を取得しました。

4.グローバル企業にふさわしい人材登用

国内の大学に留学した外国人、国外の大学に留学した日本人など、ビジネスのグローバル化を見据えた人材の採用を進めており、現在約100名の外国人社員が在籍しています。

5.人権デュー・ディリジェンスへの対応

NECグループでは「NECグループ人権方針」に基づき、バリューチェン全体の顕在的または潜在的な負の影響を継続的に評価することで顕著な人権課題を特定し、人権デュー・ディリジェンスを推進しています。

活動実績

2024年度は下記のとおり啓発活動を実施しました。

  • 新入社員研修(4月:571名)
  • インクルージョン&ダイバーシティ標語募集(94件)
  • 全社員対象「ビジネスと人権(2024)」Web研修(受講者数:13,770名 修了率:93%)
  • 人権尊重の企業づくりをめざした取り組みとして、人権・ダイバーシティ推進担当者等へ人権啓発の取組状況や企業が配慮すべき人権リスク等について情報提供