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Bio-IDiom KAOATOとは
Bio-IDiom KAOATOはNECの顔認証エンジンNeoFaceを搭載した顔認証パッケージソフトウェアです。
顔認証はデータベースに保存されている本人画像と、カメラなどで撮影した対象者の顔画像を照合し、認証します。なりすましが困難なためセキュアであり、物理的な鍵やICカードを持つことや、パスワードの設定が不要になります。紛失や盗難によるセキュリティリスクを削減し、再発行の手間をなくすことにより業務効率化にも有効です。
NeoFaceは、米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証技術の性能評価で複数回の第1位を獲得するなど認証精度において高い評価を得ています。入退管理などで国内外1,500以上のシステムでの運用実績がございます。
顔認証の特長
顔認証は、生体認証の中でも特に利便性に優れた認証方式
1. 自然な認証
顔は、普段から人間が相手を判別する手段として利用している身近な認証方式であり、利用者の心理的負担が少ない
2. 非接触・非拘束
指をかざす等の操作が不要なため、特別なユーザ操作を強いることなく、利便性に優れた認証が可能
3. 高い不正抑止効果
照合時の顔を「顔画像ログ」として残すなど、管理者が目視確認することも可能であり、高い不正抑止効果が期待できる
4. 専用装置が不要
一般的なWebカメラも利用可能であり、登録用データとして既存の顔写真利用も可能なため、専用装置が不要
顔認証の適用分野例
「セキュリティ強化」から「サービス高度化」まで幅広く活用可能!
どうして「KAOATO」が選ばれているの?
豊富な実績を基に作られたお客様ニーズにマッチした機能と
高精度な顔認証で「使いやすさ」「信頼感の高さ」を実現
特長 | 説明 | 提供価値 |
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高い精度を誇る 顔認証技術 |
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豊富な 導入実績 |
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システム 拡張性 |
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運用に便利な 機能 |
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入退室管理に顔認証が選ばれる理由をこちらでご紹介しております。
入退室管理システム導入の課題や顔認証システムの導入効果から認証方式の種類と顔認証の位置づけ、Bio-IDiom KAOATOが選ばれる理由をご紹介しております。
オフィスでの活用や、製造業、不動産開発業、医療業分野での顔認証の活用例をこちらで紹介しております。
是非ご覧ください。
最新のBio-IDiom KAOATO 6.0でできること
1.振る舞いによる生体検知機能で不正を判定
活用シーン:マンション・オフィスでの入退
写真やスマホをかざすことによる不正な利用において、マンションのオートロックが不正な利用で開錠してしまっては部外者の侵入や空き巣被害などが発生する可能性があり、住民の安全を脅かす事態となります。深度を測定する3Dカメラや横を向くなど動作による対応でなりすましによる不正な利用を防止する方法があります。ただし、マンションのオートロックなど歩きながらの認証や複数人を同時に認証したいシーンではそれらの機能は最適とは言えず、顔認証の利便性が低下してしまいます。
Bio-IDiom KAOATOの振る舞いによる生体検知機能で不正を判定
Bio-IDiom KAOATOは振る舞い検知機能(特許申請中)を有しており、立ち止まることなく歩きながら顔認証を可能とし、ウォークスルーや複数人同時認証での入退室を実現します。本機能により、動作や表面温度などを検知し、AIが不正を判定します。
例えば、顔写真をかざして通過しようとする動作を検知して、AIが不正な動きと判断し、解錠させないことで、不正な侵入の防止に活用することが可能です。歩きながら複数人を同時に認証することが可能なため、入退人数の多い場所でも導入することができます。他にも、立ち止まることなく目尻を検知し、サーマルセンサーで温度チェックを行うことで、お客様が設定した値より高温と判断された方の入室を制限することもできます。
オフィスやセキュリティゾーン、病院、学校、工場など、利便性を低下させずにセキュリティを向上させる入退管理が必要な場面において、安全・安心の確保に貢献します。
2.マルチステップ認証で運用負荷の軽減と利用者認証を支援
利用ケース:運用管理負荷を下げ、高精度に顔認証を行いたい
顔認証は何も持たずに手ぶらで認証できることから非常に利便性の高い認証方法です。顔認証により、工場内にて荷台を運んでいる状態の入退室や病院での無人受付による人員削減などを実現し、利用者にとって「安心・安全で使いやすいスムーズな認証」を体験できます。高い精度で顔認証を行うためには、カメラを太陽や蛍光灯の光の当たり方などを考慮した位置に設置する必要があります。ただし、設置環境や導入場所により条件の良い位置に設置できないといった課題もあります。
このような場合、認証エラーが発生しやすくなるため、運用負荷が高くなる可能性があります。
登録者と認証するには照合スコアが足りない場合に、マルチステップ認証を実施し、利用者固有のPINコード入力などを行い、顔認証で認証できなかった時でも入退室が可能になります。さらに照合スコアが低い場合は本人確認動作を実施にはならないため、悪意のある行為に対するセキュリティリスクにも対応した作りとなっています。また、本人確認動作を実施した際の顔画像を自動で追加登録(未承認)する機能もあるため、次回の認証では認証スコアが向上し、顔認証のみで入退室が行えます。各環境毎の顔画像を登録できるため、使用すればするほど認証率が向上するサイクルとなり、ノンストップで利便性の高い入退室を体験できます。
3.オフライン認証とヘルスチェック機能で継続的な稼働を支援
利用ケース:ネットワーク異常時でも認証動作を稼働させたい
顔認証できなくなるシーンは認証エラーの他にHW障害、ネットワーク障害発生なども上げられます。サーバーとクライアント間で通信できなくなってしまった場合、入退室システムでは利用を継続することができず、システム復旧まで停止状態となる場合があります。サーバーのデータベース情報にアクセスできない場合も、設置端末にセキュアに保存された情報を使用して運用を継続することができるため、入退室できない、記録が残らないなどのトラブルを最小限にすることができます。
通信障害発生中の顔認証記録のデータも設置端末に一時保持され、復旧時にデータベース情報に転送されるため、認証記録(ログ)の欠落も発生しません。
さらに通信障害やHW障害以外にも顔認証アプリケーション自体が異常終了してしまった場合でも自動復旧するヘルスチェック機能があり、稼働率の高いシステム稼働をサポートいたします。
4.お客様の運用に合わせて柔軟に入退を制御
利用ケース:ユーザーによって休日が異なる利用シーン
オフィスビルや工場では祝日、特別日は社員の入退室を禁止しビルやエレベーターのメンテナンス工事などで一部の業者や社員のみ入退室を可能とするシーンがあります。
そういった際、通常通り社員を顔認証し、入退室できてしまうとトラブル発生や事件/事故に繋がります。
土日など指定曜日に顔認証を停止するだけではなく、ユーザーの特別休日など、ユーザー様独自のスケジュールに対応した運用を実現します。
ユーザー指定の祝日設定は内閣府提供の「国民の祝日」フォーマットに対応しており、一括で容易に祝日取込が可能です。
5.NEC/他社製のハードウェアやソフトウェアとの連携
Bio-IDiom KAOATOは様々なハードウェア・ソフトウェアと接続が可能です。
お客様の既存システムとも連携のご相談も受け付けております。その他の接続可能な機器などについては、お問い合わせください。
6.管理外の敷地内などの映り込みをマスキング カメラ設置のハードルを低減
利用ケース:カメラ設置のハードルを低減したい
管理外の場所が映る位置にカメラを設置する必要がある場合や生産工場で社外秘の機密情報が映るような利用時に、映りこんだ部分をマスキングすることができます。
人物以外の背景部分を黒くマスキングすることで、利用者の認証結果のみを運用管理者は参照できます。
機密情報を非表示にすることで、情報管理にかかる心理的負担の軽減が期待できます。
また、マスキングを取った画像を表示する状況にも対応するため、より権限を持った管理者のみ画像を参照できる機能を設計中です。(今後実装予定)
Bio-IDiom KAOATOの導入について
NECソリューションイノベータの導入支援サービスは「顔認証パッケージソフトウェア Bio-IDiom KAOATO」の各種ソリューションの導入に向けた、企画、設計、開発、導入、保守、運用までワンストップでご提供します。
お問い合わせフォームよりご連絡いただきましたら、お客様のご要望を伺い、「顔認証パッケージソフトウェア Bio-IDiom KAOATO」の各種ソリューションをご紹介いたします。
WEB会議システムを利用したオンラインお打ち合わせも可能なのでご相談ください。
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顔認証パッケージソフトウェア
Bio-IDiom KAOATO「Bio-IDiom KAOATO」はあらかじめデータベースに登録した人物の顔画像と、カメラが捉えた人物の顔画像を高速・高精度に自動照合します。世界No.1※評価の顔認証エンジンを搭載した顔認証パッケージソフトウェアです。入退室管理・本人確認などの用途などで多く導入いただいております。
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顔認証なりすまし防止
ソリューション「なりすまし防止ソリューション」は顔とQRコードを照合して認証します。顔認証をスマートデバイス内で実施するため、機器やデータベースが不要となり、簡単、安全、高い精度の本人確認を実現します。
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画像による人物像分析システム
FieldAnalyst「FieldAnalyst」は、画像から自動で人物・顔を検出し、性別/年齢/マスク装着有無などを推定する画像認識技術を活用した製品です。建物やイベント会場などで入退場数の流れを把握することが可能です。
※米国国立標準技術研究所(NIST)による顔認証技術の性能評価で複数回の第1位を獲得
NISTによる評価結果は米国政府による特定のシステム、製品、サービス、企業を推奨するものではありません。