ULTRAFIX/WMSは、倉庫の在庫管理や作業進捗状況の照会を容易に行える倉庫管理システムです。倉庫業、製造業、卸売業など多くの業種に対応し、コストの削減とサービス品質の向上に貢献します。また、食品、精密機器、家電、樹脂・化学、医薬品など、多岐にわたる製品を取扱い可能です。
さらにULTRAFIX/WMSは拡張性が高く、配送計画システムやBIツールとの連携も簡単です。複雑な業務プロセスや大量のデータを扱う企業に特におすすめです。
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こんなお悩みありませんか?
倉庫現場の効率化を妨げる3つの課題
IT導入に
不安がある
ロットや期限の
管理が難しい
在庫データを活用し、
配送を効率化したい
ULTRAFIX/WMS で解決可能
庫内業務をシンプルに。エントリー導入に最適なWMS

ULTRAFIX/WMS の特長
特長
1
簡単な操作で業務を効率化
使いやすい画面操作で、誰でも簡単に入力が可能。在庫登録・出荷登録を効率的に行えます。多くの業務フローに対応できるため、既存の業務フローを変更せずに導入が可能です。
特長
2
正確な在庫管理で
適性在庫の維持に貢献
バーコードスキャンにより作業ミスを低減。外箱、内箱、バラなどの荷姿による階層管理や、個品No.単位のシリアル品管理にも対応しています。これにより在庫を正確に把握でき、保管コスト削減や適正在庫の維持に貢献します。
特長
3
柔軟に業務適用が可能
外部システムと連携する予定データや実績データのレイアウトを定義することが可能で、自動で取込・出力を実現。ピッキングリストの出力は標準6種類ほか、Excelでピッキングリストのレイアウトを自由に定義することも可能です。
ULTRAFIX/WMS の充実した機能
1.リアルタイム在庫照会
今ある在庫を速やかに把握できるため、顧客への正確で迅速な情報提供が可能になり、販売機会ロスを防ぎます。在庫不足時には補充の手配を迅速に行え、在庫の適正化を推進します。
2.期限管理・切迫品管理機能
入出荷の許容日数/割合を考慮した賞味期限や製造日の管理により、期限切れや期限切迫品の確認・出力が可能なため、適切な在庫管理に貢献します。
3.ロット逆転防止・
シリアルNo管理機能
出荷先ごとの出荷ロット履歴によりロット逆転を防ぎ、常に正しい順番で商品を納入先に出荷できます。また、シリアルナンバー単位での個体管理も可能です。
4.現場ごとの運用の
違いに柔軟に対応
業務フローやピッキングリスト、在庫管理項目、ロケーションの管理単位、倉庫料計算パターンなど現場や荷主に合わせた運用が可能です。
5.システムの拡張性
配車計画システム、BIツールとの連携など、拡張性にも優れています。
6.作業の進捗状況照会
「リアルタイムの作業実績」と「生産性データ」をもとに、トラックと仕入先/出荷先ごとの進捗状況や完了見込み時間を確認できます。
7.シンプルで使いやすい画面
少ない使用画面で在庫登録、出荷登録が可能です。また、帳票出力をせず次の作業に進むことも可能です。
8.無線ハンディターミナル機能
バーコードスキャンにより、作業ミスを低減できます。OCR/GS1の読み取りにも対応し、SIM対応のAndroidOS端末であれば、無線LAN環境のない屋外や外部倉庫などでもリアルタイムな庫内運用が可能です。
ソリューション連携でさらに効率化
導入事例
株式会社JR東日本商事様NEW
制服の個品管理を実現。作業時間の短縮、作業の効率化・平準化を達成。
株式会社JR東日本商事様は、制服管理に関して課題であった取り扱い枚数の増加に対する管理体制の強化や一層の業務効率化を図ることを目的に、弊社の倉庫管理システム「ULTRAFIX/WMS」を導入されました。
全エリアロケーション管理で在庫精度向上を実現。棚卸金額差異が10分の1に
工業用機械の製造を手掛けるA社は、3つの倉庫と多数の工場にて「ULTRAFIX/WMS」を導入しました。属人性の低下と在庫精度向上が実現しました。同時に、指示系統の明確化によりイレギュラーな業務が特定され、業務改善に繋がりました。
期限管理・許容日管理で在庫を正確に把握し、出荷作業を効率化
食品の卸売業を営むB社では、入荷即出荷や外部倉庫からの補充など、熟練者による判断が必要な業務が頻発していました。「ULTRAFIX/WMS」導入後は、無線ハンディを全面的に活用して自社倉庫・外部倉庫の在庫管理のシステム化・自動化を実現し属人化を解消できました。
導入までの流れ
Step1
業務内容・
機能要件の確認
Step2
お見積もり・契約
Step3
パッケージFitting
Step4
導入準備・教育
Step5
本番稼働・
保守サポート
- Step1
- 業務概要をヒアリングさせていただき、パッケージ適用案とお見積もりをご提示します。
- Step2
- お見積もり後、ご納得いただけましたら契約のお手続きを進めます。
- Step3
- 業務担当者様もご参加の上、パッケージ画面や適用案をご確認いただきます。
その上で、業務とシステムの適合性を検証し、カスタマイズの必要性を判断します。
- Step4
- システム導入の準備と、稼働前の教育を実施いたします。
- Step5
- 本番の稼働後は、きめ細やかな保守サポートを実施いたします。
機能一覧

入荷・入庫
- 入荷予定データ取込
- 入荷予定登録
- 入荷予定表(帳票/CSV)
- 入荷一覧表(帳票/CSV)
- 入荷実績登録 など
出庫・出荷
- 出荷指示データ取込
- 出荷指示登録
- 出荷指示一覧(帳票/CSV)
- 自動引当処理
- 在庫引当登録 など
在庫
- 荷主別/倉庫別在庫照会
- 在庫履歴照会
- 空きロケーション照会
- HT在庫照会
- 在庫一覧(帳票/CSV) など
請求
- 荷役料/作業料登録
- 請求情報確定(締め)/解除
- 運賃データ取込
- 保管・荷役料請求明細(帳票/CSV) など
作業
- 倉移し指示登録
- 倉移し指示書出力
- 倉移し完了登録
- ロケーション変更指示登録 など
その他
- マルチレイアウトピッキングリスト登録
- マスタデータ出力
- 各種マスタデータ取込機能
- 在庫データ移行処理
- 各種マスタメンテナンス など
WMSとは

WMSとは、「Warehouse Management System(倉庫管理システム)」の略で、倉庫の効率的な管理を支援します。
倉庫管理システムは、賞味期限や製造ロット、トレーサビリティーなどに対応した管理機能を持ちます。単一の倉庫だけでなく、複数の倉庫や複数の荷主、寄託者にもリアルタイムで対応する必要があり、そのためには無線を用いたバーコードスキャナー(無線ハンディ)との連携が欠かせません。
リアルタイムな在庫管理により、作業の進捗状況を即座に把握できます。これにより、作業遅延による納品遅れの予測に対処する際「緊急出荷の処置を取るか」「納品先に連絡して代替え出荷をするか」など、状況に応じた対策を迅速に講じられます。また作業実績情報を分析し、KPIマネジメントに活用することで、目標に向けて作業を行えるようになり、効率を向上させることができます。
倉庫管理システムは作業実績情報を蓄積するため、生産性向上だけでなくリスク管理にも役立ちます。例えば冷凍・冷蔵倉庫管理業務など、賞味期限管理や少量・多品種商品の管理が求められる環境では、IT技術やシステムのサポートが不可欠です。変化の激しい経営環境に適応し、マーケットニーズに応えるロジスティクスオペレーションをサポートするために、柔軟性のある倉庫管理システムが重要です。