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社会
平時・災害時を問わず、人々が暮らす活動基盤としての「地域コミュニティ」を持続可能なものにするためには、多様な人々のコミュニケーションが生み出す相互理解と共感、コラボレーションを通した課題解決と活性化が欠かせません。
活動を通して、一人ひとりがお互いの違い(特性や価値観等)を認め合い、尊重し合う安心、公平な社会の実現を目指しています。

地域コミュニティ支援
マッチングギフト施策
定期的に社会課題の解決に取り組む団体から取り組みの現状と課題について説明を受ける場を設けるとともに、活動に共感した社員と会社供出分を合わせた金額を会社として寄付しています。
一例として、社内健康増進施策として自社製品機能の「健康ミッションアプリ」を使い、1か月の間に、ウォーキングや料理、生活習慣の記録等、健康に関する様々なミッションにチャレンジするキャンペーンを定期的に実施しています。
2022年からNEC社会起業塾と連携し、本キャンペーンで、健康・医療問題をはじめとした社会課題の解決に取り組む団体について理解を深めるとともに、活動に共感した社員と会社からの寄付をあわせた金額を会社として寄付しています。
本取り組みが認められ、2022年度に寄付月間賛同企画賞・企業賞を受賞いたしました。

NECプロボノ倶楽部への参画
2020年に社内有志による「NECプロボノ倶楽部」が発足し、当社からも社員が参画しています。NECが推進している、社員が自身のプロフェッショナルスキルを活用し、自治体やNPO等が抱える課題に取り組む活動「NECプロボノイニシアティブ」の一部の機能を担っています。
活動を通して、プロモーションの強化、業務マニュアル・営業ツールの制作、マーケティング調査、オンラインイベントの開催等を支援しています。社員が社会課題の現場へ参画することで、生活者視点の感覚を磨き、社会課題を起点とした新たなサービスやソリューションを創出することも目指しています。
これら社員の主体的なプロボノ活動の展開が評価され、2023年2月に「第8回企業ボランティア・アワード」の大賞を受賞しました。

とどけようマルシェ
各地域において定期的に地元の障がい者通所施設による社内販売会を開催しています。販売機会とコミュニケーションの場の提供を通して、利用者の早期自立に役立てていただいています。
<施設の方の声>
販売会では、「いつも楽しみにしています」「こちらのファンなんです。頑張ってください」と声をかけていただき、人と人とのつながりと、その一言が私たちの喜びや励みになっていることを実感しています。貴重な機会をいただき、感謝申し上げます。

ボッチャ体験会の開催
ボッチャはヨーロッパ生まれのスポーツで、重度脳性麻痺者、もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたパラリンピックの正式競技です。NECグループは、ダイバーシティ実現を目指し、パラスポーツに興味を持ってもらう第一歩として、社内外でボッチャの普及に取り組んでいます。
2021年は、ボールを投げる機器を遠隔で操作できるようにした、オンラインボッチャ体験会を企画しました。外出が難しい方でもスポーツや交流を楽しめるようにした仕組みです。7月9日の回では、全国から約60名の社員がオンライン上でボッチャを楽しみました。

<体験会にボランティアとして関わっている社員の声>
私自身、ボッチャをはじめとしたパラスポーツは障がい者向けのスポーツだと思っていましたが、実際に観て、体験することで、実は障がいのある・無しに関わらず、誰でも平等に楽しめるスポーツであり、それが魅力でもある、ということがわかりました。障がい者に対する理解を深めることもできました。
その魅力をもっと多くの人に知ってもらおうと、自分でもボッチャ大会を企画したところ、参加いただいた方から、「また体験してみたい」という声が寄せられました。これからも、体験の機会を作っていきたいと思います。

「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」への協力
「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」は、障がい者が制作した作品の街なかの設置等対話が生まれる場所を数多く設け、多様性の理解につなげることをコンセプトとした市民主体の芸術祭です。
本芸術祭の趣旨に賛同し、サポートパートナーとして協賛しています。協賛金は、開催にかかる区内の障がい者通所施設の利用者の皆さまの作業費として活用されています。
また、NECグループ社員が運営ボランティアとしてアートの設置・撤収、エリア巡回案内、受付・誘導、屋外での運営補助・カウント作業等の活動に協力しています。
なお、2024年1月末からは、NECソリューションイノベータ新木場本社ビル1階のサロン内で、本芸術祭でも展示されたコンテスト入選作が常設されています。

中高生によるチャリティムービープロジェクトへの協力
当社も会員企業となっている公益社団法人日本フィランソロピー協会主催による、「NPOを支援する次世代育成プロジェクト」に協力しています。
本活動は、中高生が主役となり、困難を抱える子どもたちを支援するNPOの活動を学びながら、その活動の大切さや意義を伝える動画を制作し、その動画を見た人に寄付を呼びかけ、寄付をNPOに届ける活動です。
当社としても趣旨に賛同し、本活動で「社会人サポーター」として中高生の一連の活動を伴走サポートいただけるボランティアを募集し、社員数名がファシリテーターとして活躍しています。

災害復旧・復興支援活動
復興支援活動
NECグループによる東日本大震災の東北復興支援活動を「NEC "TOMONI" プロジェクト」と位置づけ、グループ一丸となって被災地の皆さまと思いを一つにし、共に復興に向けた取り組みを進めています。その一環として2011年12月から毎月月末に宮城県南三陸町で行われる「福興市(ふっこういち)」を支援しており、本活動に当社社員も協力しています。
2019年8月22日(木)には、南三陸町の復興に継続的に取り組んできたことが評価され、 同町から感謝状をいただきました。
新型コロナウイルスの影響により延期が続いていたなか、2022年5月29日(日)に開催された「第100回記念 福興市~大感謝祭~」をもって、福興市の運営支援については一区切りとなりました。

被災地への災害義援金の寄付
多くの被害を伴う天災が発生した際は社員募金を実施し、NPO等を通して義援金として寄付しています。
献血活動への協力
全国各地には病気や治療のため、輸血や血液製剤を必要とする人たちが数多くいます。一方で今なお血液に完全に代わるものを造ることができず、長期間にわたって保存することもできません。このため年間を通した献血活動が必要となります。
当社ではこのような献血活動の意義や必要性を踏まえて、各地域で職場または最寄りの献血ルームでの献血に協力しています。
インフルエンザをはじめとした風邪の流行により血液の確保が難しくなる冬場には、献血強化キャンペーンを実施しています。
2023年11月には、献血活動の現状や社会課題について理解を深める社内オンライン講座を実施し、活動に共感した社員有志と会社拠出分を合わせてNECソリューションイノベータとして計100,000円を血液事業に寄付いたしました。

収集活動
NECグループとして実施している収集活動に参加しています。通年で、各地域で使用済みディズニーパスポート、書き損じはがき、外国コイン等を収集しています。収集したものはNECを通して主に途上国支援に取り組んでいるNPO団体の活動費用として役立てられます。