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ペーパーレス会議システムとは?DXや効率化に活用できる理由を解説
お役立ちコラム「コストと時間ばかりを費やす会議をどうにかしたい!ペーパーレス会議システムは活用できる?」
「ペーパーレス会議システムとは?搭載されている機能や向いている企業が知りたい」
毎月実施される会議に費やす、コストと時間。
「このままでは手が回らなくなる」と思い、ペーパーレス会議システムの活用を検討している担当者は多いのではないでしょうか?
ペーパーレス会議システムとは、会議の準備から完了後までのペーパーレス化と円滑な会議運用をサポートするシステムです。
ペーパーレス会議システムの主な4つの機能
- ①資料管理機能
- ②資料共有機能
- ③運用管理機能
- ④認証機能
会議資料の共有機能や会議運用のサポート機能などが揃っていて、会議の効率化やコスト削減などの会議課題の解決を支援します。
実際に、私たちが提供しているペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様は、何千枚ものペーパーレス化や業務負担の軽減、コスト削減に成功しています。
「ConforMeeting」を導入して得た成果 | |
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飲料メーカーA社様 |
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物流企業B社様 |
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年間で約4万枚もの用紙削減ができれば、その分コスト削減にもつながります。
また、事務局の負担が約50%も軽減できれば、会議前の残業や慌ただしさから開放されるでしょう。
とは言え、どのようなペーパーレス会議システムでも成果を実感できるわけではありません。
十分な機能が備わっていないペーパーレス会議システムを選ぶと併用するツールが増え、かえって負担が増えることも考えられます。
会議の効率化やコスト削減など自社の課題を解決するためにも、適切なペーパーレス会議システムを選択できるようになりましょう。
そこでこの記事では、ペーパーレス会議システムの概要や主な機能、導入メリットなど、ペーパーレス会議システムを導入する前に知っておきたい情報をまとめて解説しています。
とくに、ペーパーレス会議システムの導入メリットや機能は分かりやすく丁寧に解説しているので、使用時のイメージが沸くでしょう。
この記事を読むと分かること
- ペーパーレス会議システムとはどのようなシステムなのか分かる
- ペーパーレス会議システムの機能・コストが分かる
- ペーパーレス会議システムのメリットとデメリットが分かる
- ペーパーレス会議システムの導入が向いている企業が分かる
- ペーパーレス会議システム導入の成功事例が分かる
- ペーパーレス会議システムを導入する前にチェックしたいポイントが分かる
この記事を最後まで読めば、ペーパーレス会議システムを導入するべきか判断できます。
長時間続く会議や無駄なコスト投資をしている会議から脱却するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
1.ペーパーレス会議システムとは「会議準備から完了後までのペーパーレス化と円滑な会議運用をサポートするシステム」
ペーパーレス会議システムとは、会議準備から完了後までのペーパーレス化と円滑な会議運用をサポートするシステムです。
会議をするときに、紙での資料作成に追われている企業は多いでしょう。
紙で資料を作成すると「資料の差し替えが大変」「印刷代がかかる」など、下記のような課題があります。
【紙の会議資料の課題】
- 印刷と製本に時間がかかる
- 印刷代や紙代などのコストがかかる
- 資料を差し替える場合に再度印刷、製本が必要になる
- 事前共有しにくい
- 会議後に紛失や情報漏えいなどのリスクがある
- 資料保管をする場合に場所を取る
会議の効率化や準備の負担軽減を目指すなら、会議資料のペーパーレス化が欠かせません。
ペーパーレス会議システムでは「会議のペーパーレス化」をサポートする機能が揃っているため、会議の準備から完了後までの全行程でペーパーレス化を実現します。
会議の工程 | ペーパーレス会議システムの機能の一例 |
---|---|
会議前 会議資料をデータで共有 |
|
会議中 メモや板書をデジタル化 |
|
会議後 サーバー・クラウドにデータ保存 |
|
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
また、ペーパーレス会議システムはペーパーレス化にとどまらず、会議の効率化やセキュリティ強化など企業会議の課題を解決できる機能が搭載されているところが大きな強みです。
【ペーパーレス会議システムで実現できること】
- 会議の準備、進行の効率化:会議進行をサポートする機能でスケジュールに沿った会議進行ができる
- 会議のコスト削減:ペーパーレス化と会議時間短縮によりコスト削減ができる
- 多様な働き方の実現:Web会議システムと組み合わせてテレワークやハイブリッドワークに活用できる
- 会議の活性化:会議進行をサポートする機能で参加者の操作負担が減り会議に集中しやすくなる
- セキュリティの強化:セキュリティ対策機能で会議資料の漏えいなどを防止できる
詳しい機能は「3.ペーパーレス会議システムの機能」で解説しています
例えば「会議のスケジュールに調整が難しく長引いてしまう」という課題を抱えている場合は、会議の進行をサポートする機能を使うとスケジュールに沿った進行がしやすくなります。
また、参加者の発言時間の調整ができる機能や採決機能が備わっているシステムもあり、短時間で結論に導けるようサポートします。
このように、ペーパーレス会議システムは会議プロセスをデジタル化して
- 会議の全行程のペーパーレス化
- 会議の効率化やコスト削減などの会議課題の解決
2.ペーパーレス会議システムは対面会議・Web会議の双方で使用できる
ペーパーレス会議システムの概要が分かったところで、実際どのように使用するのかイメージを把握したいところですよね。
ペーパーレス会議システムは「対面会議」と「Web会議」の両方の会議スタイルに対応しています。
参加者が会議室に集まり実施する対面会議では、ペーパーレス会議システムを使用できる端末を活用して会議を進めます。
Web会議の場合は、ペーパーレス会議システムを使用できる端末とWeb会議ツールの双方を使用するところが特徴です。
一例として、下記のようにペーパーレス会議システムを使用して会議を進めます。
会議前 | 1)ペーパーレス会議システムに会議情報を登録する 2)会議の資料をペーパーレス会議システムで共有する 3)参加者は事前に会議資料に目を通して理解を深められる (システム経由で過去の会議資料を参照することも可能) |
---|---|
会議中 | 4)【Web会議の場合】システムログイン後Web会議ツールと連携する 5)端末に表示される資料に沿って会議を進行する 6)参加者は画面上の資料にメモができる 7)事務局や進行役はスケジュールに沿って進行する 8)採決機能や発言機能を使い会議を活性化させる |
会議後 | 9)議事録や資料を指定されたフォルダに保管する |
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
会議の準備ではペーパーレス会議システムに、会議情報と資料を登録します。
資料を印刷し製本する工程を省けるのはもちろん、会議前の資料共有がスムーズに行えるでしょう。
会議中はペーパーレス会議システムをインストールしているタブレットやパソコンの画面を見ながら、進行します。
会議進行をサポートする機能やメモ機能などを使えば、会議を効率よく進められるようになります。
会議後は議事録や資料を指定されたフォルダに保管するだけなので、後片付けや資料を保管する手間を省けます。
ペーパーレス会議システムを使えば会議スタイルを問わず、ペーパーレス化を推進しながら一定の質を保った会議を実現できるでしょう。
3.ペーパーレス会議システムの機能
ペーパーレス会議システムに搭載されている機能は、下記の4項目の機能に分かれます。
会議資料を共有、保管する機能から会議を円滑に運用するための機能まで多岐に渡ります。
それぞれどのように活用できる機能なのか解説していくので、参考にしてみてください。
ペーパーレス会議システムの主な機能 | |
---|---|
資料管理機能 | 会議資料を共有・管理するための機能 【機能一覧】 資料配布 資料作成機能 資料のダウンロード 資料のアクセス権限 多言語対応 資料の保管・検索 他ツールとの連携機能 |
資料操作機能 | 会議中に資料を操作するための機能 【機能一覧】 資料共有 資料の表示方法の選択 手書き入力 テキスト入力 付箋・画像・動画添付 キーワード検索 電子サイン |
運用管理機能 | 会議の円滑な運用をサポートする機能 【機能一覧】 会議情報の登録 参加者の権限設定 参加者への情報共有 Web会議ツールとの連携 タイムスケジュール機能 発言者機能 レーザーポインター機能 採決機能 会議情報分析機能 |
認証機能 | 会議のセキュリティを強化する機能 【機能一覧】 ユーザー認証 多要素認証 端末認証 機能の利用制限 会議データの削除 資料閲覧の時間設定 データの暗号化 |
- ※会議を円滑に進めるために基本的に必要な性能は赤文字表記になっています
3-1.【資料の共有・管理が楽になる】資料管理機能
資料管理機能の項目 | 概要 |
---|---|
資料配布 | 会議で使用する資料をPDFや指定の文書ファイルで共有する |
資料作成機能 | ペーパーレス会議システム中で資料の作成、編集ができる(動画・写真の差し込みも可能) |
資料のダウンロード | ペーパーレス会議システムで共有した資料を参加者がダウンロードできる |
資料のアクセス権限 | 資料ごとにアクセス権限やダウンロード権限を設定できる |
多言語対応 | 日本語や英語など多言語で資料を同期できる |
資料の保管・検索 | 会議資料をサーバーやクラウド上に保管し必要に応じて検索、閲覧ができる |
他ツールとの連携機能 | 文書管理システムなどと連携し指定の場所に資料を保管できる |
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
「資料管理機能」は、会議で使用する資料の共有や管理が楽になる機能です。
会議をペーパーレス化するときに、ネックとなるのが大量の資料です。
資料をプリントしないで会議を円滑に進める業務プロセスの構築に、悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。
ペーパーレス会議システムを使えば、データ化した資料をペーパーレス会議システム経由で共有できます。
複数のツールを使い分ける必要がなく、最小限の負担で会議のペーパーレス化を実現します。
また、会議終了後にはクラウドやサーバーに資料を保存できるため、プリントする必要がありません。
会議資料を確認したいときは保存先にアクセスすれば、いつでも手軽に資料を参照できます。
3-2.【会議中のメモもペーパーレスにできる】資料操作機能
資料操作機能の項目 | 概要 |
---|---|
資料共有 | 事務局のページめくりやメモなどを参加者全員の端末に反映させる |
資料の表示方法の選択 | 資料の一覧表示や複数資料並列表示、見開き表示など資料を見やすく表示できる |
手書き入力 | 資料に手書きで文字や印などを書き込める ペーパーレス会議システムによっては手書き文字をテキスト文字に変換できる |
テキスト入力 | キーボードを使用したテキスト入力ができる |
付箋・画像・動画添付 | 撮影した写真や動画を資料に貼り付け保存できる 付箋やイラストなどを使い分かりやすくまとめることも可能 |
キーワード検索 | キーワードを入力し会議資料の該当箇所を検索できる |
電子サイン | 事前に登録した電子印を使い押印できる |
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
資料操作機能は、会議中の資料の閲覧やメモをサポートする機能です。
資料操作機能は、会議の進行を行う事務局側の操作と個人操作に分かれています。
事務局側では資料共有機能を使い、閲覧して欲しいページやメモを共有することが可能です。
Web会議で起こりやすい「どこの話をしているのか分からない」「どのページを閲覧すればいいのか分からない」などの不満を回避し、誰もが主体的に参加できる環境を整えます。
個人操作では、会議資料に手書きやテキストでメモができます。
メモ用のノートやコピー用紙を用意する必要がないので、ペーパーレス化につながる点がポイントです。
また、ペーパーレス会議システムによっては資料に動画や写真を添付できます。
会議での発言やホワイトボードの板書を動画や写真で残し資料に添付すれば、時間をかけずに議事録の作成ができるでしょう。
3-3.【会議の進行をサポートする】運用管理機能
運営管理機能の項目 | 概要 |
---|---|
会議情報の登録 | 実施する会議情報の登録・編集・削除ができる |
参加者の権限設定 | 参加者の追加・権限設定・削除ができる |
参加者への情報共有 | 参加者のEメールやアプリに会議情報や資料更新のお知らせなどの情報を送信できる |
Web会議ツールとの連携 | Web会議システムと連携しスムーズにWeb会議ができる |
タイムスケジュール機能 | タイムスケジュールが表示されて事前に登録したスケジュールに沿って進行できる |
発言者機能 | 会議の発言者にカウントダウンタイマーを表示したり画面操作権限を与えたり発言しやすい環境を整えることができる |
レーザーポインター機能 | 参加者に資料のどの部分を指しているのかレーザーボインターで指示できる |
採決機能 | 会議中に投票を行い集計結果を表示できる |
会議情報分析機能 | 会議時間などの情報をまとめて会議に費やす時間などを可視化できる |
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
運用管理機能は、会議の円滑な進行をサポートする機能です。
会議のペーパーレス化だけでなく効率化や時間短縮など、会議全体の進行を見直したいときに役立ちます。
例えば、タイムスケジュール機能では「会議がダラダラ続いてしまう」「会議の進行が難しい」などの悩みが解決できるように事前に登録した会議スケジュールに沿った進行をサポートします。
また、採決機能や発言者機能など会議を効率よく進行する機能が揃っているので、限られた時間で結論にたどり着きやすくなるでしょう。
3-4.【セキュリティを強化できる】認証機能
認証機能 | 概要 |
---|---|
ユーザー認証 | IDやパスワードによる認証設定ができる |
多要素認証 | 社員証などのカード認証・端末の指紋認証・顔認証との連携など多要素での認証設定ができる |
端末認証 | 指定した端末のみと接続ができる |
機能の利用制限 | 参加者によって使用機能や資料ダウンロードなどの利用制限設定ができる |
会議データの削除 | 会議終了後自動的に端末からデータを削除できる |
資料閲覧の時間設定 | 設定した期日を超えると資料閲覧ができなくなる |
データの暗号化 | システム内のデータや通信中のデータを暗号化し情報漏えいを起こりにくくする |
- ※ペーパーレス会議システムにより搭載されている機能が異なります
認証機能は、ペーパーレス会議システムのセキュリティを強化できる機能です。
Web会議を行うときには情報漏えいや端末の紛失などのセキュリティリスクがあります。
できる限りセキュリティを強化した環境で使用するために、セキュリティ対策に力を入れているペーパーレス会議システムが多いです。
例えば、本人以外のシステム利用を避けるための認証方法には、多要素認証や端末認証などセキュリティを高める方法が採用されています。
また、Web会議後に端末に情報を残さないようにする機能や資料のダウンロードを制限する機能など、情報漏えいを起こさないようにセキュリティを強化しているケースが目立ちます。
Web会議のセキュリティリスクについては下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
「Web会議 セキュリティ」
4.ペーパーレス会議システムの6つのメリット
ペーパーレス会議システムの機能が理解できたところで、実際に導入する場合にはどのようなメリットがあるのか気になるところです。
ペーパーレス会議システムには、会議の効率化やコスト削減を始め下記の6つのメリットがあります。
ペーパーレス会議システムを導入するべきか判断するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ペーパーレス会議システムを使用する6つのメリット
- 1)会議時間の短縮につながる
- 2)会議にかかるコストを削減できる
- 3)会議を運用する手間を省ける
- 4)多様な働き方に対応できる
- 5)議論を活性化でき意義のある会議ができる
- 6)環境負荷を軽減できる
4-1.会議時間の短縮につながる
非効率でダラダラと続く会議を、どうにかしたいと感じている企業は多いです。とくに
- 毎回会議の時間を延長してしまう
- 回数を重ねるごとに会議時間が伸びていく
- 会議の準備に時間がかかりコア業務ができない
ペーパーレス会議システムを活用すれば、下記のような機能で会議の準備から完了までの時間短縮が実現できます。
会議の工程 | 時間短縮ができる場面 |
---|---|
会議前 |
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会議中 |
|
会議後 |
|
例えば、会議の準備では資料の印刷や製本をする時間が削減できます。
ペーパーレス会議システムを使い会議情報や資料の共有ができるため、会議の連絡に割く時間も減らせるでしょう。
実際にペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様からは、下記のように会議の準備時間と会議時間を削減できた声が届いています。
【ConforMeetingを導入している企業様の声】
飲料メーカーA社様:事務局の準備と後片付けの負荷を約50%軽減できた
(詳しくは「役員会議のペーパーレス化でセキュリティ強化と事務局の負荷軽減を実現。さらに海外との会議にも活用でき、グローバル展開を加速」で紹介しています)
物流企業B社様:総務部3名で実施していた準備が総務1人分の負担まで軽減できた
(詳しくは「新日鉄グループの物流を支える日鐵物流様、仕事の進め方を改革した新しい会議システムの効果とは」で紹介しています)
会議時間を短縮できると業務効率化や残業時間の削減、生産性向上につながります。
会議の質を維持しながら限られた時間内で会議を行えるようになるのは、ペーパーレス会議システムの大きなメリットだと言えるでしょう。
4-2.会議にかかるコストを削減できる
ペーパーレス会議システムを活用すると、会議にかかるコストを削減できます。
会議のコストをなかなか可視化する機会がないですが、主に人件費や印刷などのコストがかかっています。
【会議にかかる主なコスト】
- 人件費
- 紙代
- 印刷代
- 光熱費
とくに、大きな割合を占めるのが人件費です。
一例として、10名が2時間の会議をしたときには、約10.8万円もかかります。
会議にかかるコスト項目 | コスト |
---|---|
資料にかかる費用 | 紙代:50ページの資料×10人分=350円 印刷代:50ページの資料×10人分=500円 |
準備にかかる人件費 | 2名×5時間=30,000円 |
会議中の人件費 | 10名×2時間=60,000円 |
会議の片付け・議事録作成にかかる人件費 | 2名×3時間=18,000円 |
合計 | 108,850円 |
- ※(紙代はA41枚0.7円で算出・印刷代は1枚1円で算出・人件費は1人3,000円で算出)
ペーパーレス会議システムを導入して会議時間と会議準備時間を半分に短縮できた場合、会議1回あたり約3.7万円ものコストを削減できます。
会議にかかるコスト項目 | コスト |
---|---|
資料にかかる費用 | 0円 |
準備にかかる人件費 | 1名×5時間=15,000円 |
会議中の人件費 | 10名×1時間=30,000円 |
議事録作成にかかる人件費 | 1名×2時間=6,000円 |
ペーパーレス会議システムの費用(クラウド) | 月額20,000円 |
ペーパーレス会議システムで削減できたコスト | 37,850円 |
実際に、ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様の中には、1ヶ月で約170万円のコスト削減を実現した事例があります。
会議にかかるコストを抑えることで、他の投資に回せるようになります。
企業の継続的な成長のためにも、会議にかかるコストを削減できることは大きなメリットだと言えます。
4-3.会議を運用する手間を省ける
会議の運用には意外と手間がかかるので「どうにかして効率化したい」「事務局の負担を減らしたい」という課題を抱えているケースがあります。
ペーパーレス会議システムを活用すると会議の準備や運用にかかる工程を簡略化でき、事務局の負担を軽減できます。
一例として会議の準備から完了までの工程を比較すると、ペーパーレス会議システムを使用したほうが工程が減り会議を運用する負担を減らせます。
従来の会議のフロー
- 1)会議資料を作成、印刷する(会議資料の差し替えがある場合は再度印刷する)
- 2)会議の情報を参加者一人ひとりに共有する
- 3)会議資料を並べるなど会議室の用意をする
- 4)会議の進行を行う
- 5)会議後の片付けをする
- 6)議事録を作成して参加者一人ひとりに共有する
- 7)会議資料と議事録を保管する
ペーパーレス会議システムを導入したときの会議のフロー
- 1)会議資料を作成、システム上で共有する(会議資料の差し替えは再アップロードするだけ)
- 2)システム上で会議情報やアジェンダなどを共有する
- 3)会議の進行を行う(システムが円滑な運用をサポート)
- 4)議事録を作成してシステム上で共有する
- 5)会議資料と議事録をシステム上に保管する
とくに、ペーパーレス会議システムを使うと、資料を印刷して配布する手間が省けます。
それだけでなく会議の進行では時間調整や議事録作成がしやすくなり「会議がコントロールできない」「会議の進行がしにくい」などの負担から開放されるでしょう。
ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様からも
- 従来は役員会議が月に3度程あり1回の会議の準備で2、3日は出社していました。
ConforMeetingが導入されていなければ、会議対応で月に5、6日は出社する必要がありましたが、それがゼロになったのですから、非常に大きな効果を感じています。 - 事前にどこでもセキュリティを確保しながら資料を確認できるのが大きなメリットになっています。
多忙な業務の合間に紙資料を取り出さず資料確認ができるので、非常に便利です。
4-4.多様な働き方に対応できる
昨今は、働き方改革により多様な働き方が推進されています。
全社員が社内にいるとは限らないので、テレワークや出張などの社員とも会議ができる環境が必要です。
ペーパーレス会議システムはWeb会議ツールと相性がよく、Web会議でも対面会議と同じ質の会議を実現できます。
会議の工程 | Web会議時のペーパーレス会議システムの活用ポイント |
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会議前 |
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会議中 |
|
会議後 |
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ペーパーレス会議システムなら社内に社員がいなくてもシステム経由で資料や情報共有ができるので、円滑に準備を進められます。
また、Web会議時に多い「なかなか発言できない」「どこの話をしているのか分からない」などの不安を払拭できる機能が揃っているため、会議の質を維持しながら進められるところも大きな魅力です。
ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様からはペーパーレス会議システムを活用したことでスムーズにリモート対応できたとの声があります。
ペーパーレス会議システムを活用すると
- テレワーク
- 多拠点間での会議
- 海外拠点との会議
- 遠方のクライアントを含めた会議
4-5.議論を活性化でき意義のある会議ができる
せっかく会議を行うなら、未来に向けた意義のある会議にしたいところですよね。
しかし、実際には下記のような課題があり、会議を活性化できていないことがあります。
【会議を活性化できない原因の一例】
- 事前に資料共有ができず一人ひとりが会議の目的を理解できていない
- 会議進行に問題があり内容が理解しにくい
- Web会議の場合は参加者の操作負担が大きく会議に集中できていない
ペーパーレス会議システムを使うと会議に集中しにくくなる問題点を払拭でき、会議を活性化しやすくなります。
会議が活性化できない課題 | ペーパーレス会議システムで解決できる理由 |
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事前に資料共有ができず一人ひとりが会議の目的を理解できていない |
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会議進行に問題があり内容が理解しにくい |
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参加者の操作負担が大きく会議に集中できていない |
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ペーパーレス会議システムを活用すると事前に資料や情報共有ができるため、参加者は理解を深めた状態で会議に望めます。
会議中は資料共有機能を使い進行役と発言者、参加者が同じ画面を見ながら進行できるので、理解しにくくなるリスクを減らせるでしょう。
また、参加者は直感的にメモを取れるため、会議内容を整理しやすいところもポイントです。
ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を使用した企業様からも、会議の質が向上したという声を多数いただいています。
【ConforMeetingを導入している企業様の声】
- 同じ資料を見て同じ議題に集中できる「あるべき姿」を整えることができ、場の一体感が増して会議を活性化できました。
- 資料を先読み、戻り読み、メモをしながら理解を深めることができ、議論活性化につながっています。
- 事前に資料を理解できるようになり、会議当日は本質的なことに充分な時間をあてられるようになりました。
会議は参加者の意欲や理解度により、質が左右されます。ペーパーレス会議システムを使うことで一人ひとりが会議の内容を理解しやすくなり、結果として会議の質が向上していきます。
4-6.環境負荷を軽減できる
ペーパーレス会議システムは、会議時の環境負荷を軽減できるところもメリットです。
環境負荷とは、人間の活動により環境に与える負担のことです。
環境負荷は大気汚染や地球温暖化の原因の1つだと言われており、企業には環境負荷の少ない経済活動が求められています。
会議を実施するときには、主に下記のような環境負荷がかかっています。
【会議をするときの主な環境負荷】
- 紙の使用による森林伐採や二酸化炭素の排出
- 電気や冷暖房使用による二酸化炭素の排出
ペーパーレス会議システムを使うと紙の使用量を減らせるのはもちろん、会議時間の短縮により電気や冷暖房使用による環境負荷の軽減できます。
紙の使用による環境負荷→ゼロへ
電気や冷暖房使用による環境負荷→会議時間短縮により負荷を軽減できる
ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を導入した企業様の中には、導入前と比較すると二酸化炭素排出量を59%削減できたケースがあります。
環境負荷への取り組みは、企業のイメージアップや信頼性の向上につながります。
SDGsなどの社会貢献活動と紐づけて、取り組むこともできるでしょう。
SDGsとペーパーレス化の関係性については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
「SDGs ペーパーレス化」
5.ペーパーレス会議システムの2つのデメリット
ペーパーレス会議システムのメリットが分かったところで、気になるのはデメリットです。
ペーパーレス会議システムのデメリットとしては、次の2つが考えられます。
事前にデメリットを理解しておけばデメリットを考慮しながら導入を進められるので、チェックしておきましょう。
ペーパーレス会議システムを使用する2つのデメリット
- 1)紙と比較すると視認性に劣る場合がある
- 2)社員のITリテラシーが必要になる
5-1.紙と比較すると視認性に劣る場合がある
1つ目は、紙の資料と比較すると視認性に劣る場合があることです。
ペーパーレス会議システムは、パソコンやタブレットの画面範囲内でしか資料を表示できません。
- 複数の資料を並べて比較する
- 資料内の事例部分のみを並べて比較する
紙の資料なら該当ページを机上に並べて視点を動かせば理解できますが、パソコンやタブレットでは資料の切り替えや必要な数値の抽出などの作業が発生するでしょう。
また、パソコンやタブレットのサイズによっては、資料の文字が小さく読みにくくなることも考えられます。
ペーパーレス会議システムを活用する場合は、パソコンやタブレットで表示することを前提に文字サイズや図表作成を行う必要があるでしょう。
5-2.社員のITリテラシーが必要になる
2つ目は、社員のITリテラシーが必要になることです。
ペーパーレス会議システムはタブレットやパソコンに不慣れな方でも直感的に操作できるよう工夫されているものの、最低限のルールや機能を理解する必要があります。
とくに、ペーパーレス会議システムとWeb会議ツール併用する場合は、Web会議のリスクやセキュリティ対策を理解したうえで活用しなければなりません。
ITリテラシーが低い状態で活用すると
- ログインIDやパスワードのメモをパソコンに貼ったまま使用している
- Web会議を行う環境に配慮がなく情報漏えいの危険性がある
ITリテラシーが低い場合は社内で研修を実施したうえで、ペーパーレス会議システムの活用を検討してみるといいでしょう。
6.ペーパーレス会議システムの導入が向いている企業
ペーパーレス会議システムは導入メリットが大きいので会議を実施する企業であれば、業種や規模を問わず導入することをおすすめします。
その中でも、とくにペーパーレス会議システムの導入が向いているのは、下記のような課題のある企業です。
ペーパーレス会議システムを導入するべきか判断するためにも、参考にしてみてください。
ペーパーレス会議システムの導入が向いている企業
- 1)会議にかかる負担を軽減したい企業
- 2)多様な働き方に対応したい企業
- 3)会議にかかるコストを削減したい企業
- 4)ESG経営を促進したい企業
6-1.会議にかかる負担を軽減したい企業
【解決できる課題】
- 会議の準備に時間がかかり会議前日はコア業務ができない
- 会議のコントロールが難しく進行者の負担が大きい
- 会議の資料作成や差し替え、印刷、回収などに時間を割いている
会議にかかる負担を軽減して効率化したい場合は、ペーパーレス会議システムの導入が向いています。
「4-3.会議を運用する手間を省ける」でも触れたように、ペーパーレス会議システムは会議の準備から終了後までを効率化できる機能が多数用意されています。
例えば、会議資料をペーパーレス化することで、資料作成や管理にかかる負担を軽減できます。
会議中は会議をコントロールしやすくなる機能を使えば、進行役や事務局の負担を増やすことなく制限時間内で会議を終えられるでしょう。
会議プロセス全体を見直して負担を軽減したい場合は、ペーパーレス会議システムの導入を検討してみてください。
6-2.多様な働き方に対応したい企業
【解決できる課題】
- テレワークやハイブリッドワークに会議が対応できない
- 他の拠点や海外拠点との会議を円滑に行いたい
社内での対面会議だけでなく多様な働き方を取り入れた会議に対応したい場合も、ペーパーレス会議システムがおすすめです。
ペーパーレス会議システムはWeb会議ツールと相性がよく、両者を併用することでWeb会議の課題を払拭しながら質の高い会議を実現できます。
Web会議ツールとスムーズに連携できるシステムが多いので、Web会議に不慣れであっても円滑に会議を進められる環境が整います。
例えば、ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」の場合は、アサインした参加者にQRコードを表示します。QRコードを読み取るだけでWeb会議ツールを起動させられるので、複雑な使い方を理解する必要がありません。
また、多言語に対応できるペーパーレス会議システムであれば、海外拠点の社員ともスムーズに会議ができます。
「ConforMeeting」の場合は日本語資料と英語資料など2か国語の資料を同期できるため、言葉の壁を超えて会議を活性化することが可能です。
6-3.会議にかかるコストを削減したい企業
【解決できる課題】
- 会議にかかる人件費が高い
- 費用対効果の高い会議ができず困っている
- 会議の度に発生する交通費を抑えたい
会議にかかるコストが課題になっている場合も、ペーパーレス会議システムの導入がおすすめです。
ペーパーレス会議システムを導入するとペーパーレス化と会議にかかる時間短縮の側面から、会議にかかるコストを抑えられます。
「4-2.会議にかかるコストを削減できる」で解説したように、ペーパーレス会議システムの導入コストを踏まえてもランニングコストを抑えることができるでしょう。
とくに会議の回数が多い場合や会議時間が長い場合は、1回当たりの会議コストを抑えると年間で大きなコスト削減につながります。
先ほど挙げた事例のように1ヶ月で約170万円のコスト削減ができると、年間で2,040万円ものコストを抑えられます。
6-4.ESG経営を促進したい企業
【解決できる課題】
- 社会貢献活動に取り組みたいが何に取り組むべきか分からない
- ESG経営に興味はあるものの取り組みができていない
環境や社会に配慮したESG経営がしたい場合も、ペーパーレス会議システムが活用できます。
ESG経営とは環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)の3つの要素を重視する経営方法です。
ESG経営は投資の判断基準の1つとして重要視されるようになり、注目を集めています。
ESG経営の要素 | 取り組みの一例 |
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環境(Environment) |
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社会(Society) |
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ガバナンス(Governance) |
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ペーパーレス会議システムを導入すると、環境と社会への取り組みを強化できます。
環境ではペーパーレス化の推進により、資源の有効活用や二酸化炭素の排出抑制につながります。
また、社会では、多様な働き方による労働環境の整備や業務効率化による残業時間の削減などが実現できるでしょう。
このように、企業の付加価値となる取り組みを行いたい場合にも、ペーパーレス会議システムは有効活用できます。
7.ペーパーレス会議システムの導入コスト
ペーパーレス会議システムには様々な種類があり、種類により機能やコストが大きく異なります。
今回は、私たちが提供しているペーパーレス会議システム「ConforMeeting」の導入コストをご紹介します。
「ConforMeeting」は企業の環境に応じて選択できるように、クラウド版とオンプレミス版の2種類を用意しています。
クラウド版では、10ユーザー20,000円~導入できます。実施する会議により、ディスク容量やユーザー数を追加することも可能です。
項目 | 価格(税抜) | 条件 |
---|---|---|
基本サービス | 20,000円 | ユーザーID数:10 ディスク容量:1GB 最低契約期間:6ヶ月 |
追加ユーザー | 2,000円/1ID | 5ID単位 |
追加ディスク | 5,000円/5GB | - |
オンプレミス版は一例として、同時アクセスライセンス10ライセンスで350万円~です。
項目 | 価格(税抜) |
---|---|
同時アクセスライセンス(10ライセンス) | 350万円~(標準価格) |
「ConforMeeting」は30日間の無料トライアルをご用意しています。本格導入する前に使い勝手や機能などを体験することができますので、ぜひご利用ください。
8.ペーパーレス会議システムの活用事例
ここでは、ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」を導入して課題を解決した2つの好事例をご紹介します。
どちらの事例もペーパーレス化はもちろんのこと、負担軽減やコスト削減など会議全体の課題解決につながっています。
ペーパーレス会議システムを活用するイメージが掴めるようになるので、ぜひチェックしてみてください。
「ConforMeeting」を導入して得た成果 | |
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飲料メーカーA社様 |
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物流企業B社様 |
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8-1.事例①飲料メーカーA社様:年間で約40,000枚の用紙を削減
「ConforMeeting」の導入成果
- 年間で約40,000枚の用紙削減
- 参加メンバーの出張旅費の削減
- 事務局の負荷を約50%軽減
経営効率化と意思決定スピードを重視するA社様は、週1回の役員会議のペーパーレス化や事務局の負担、会議に集中できる環境整備が課題でした。
「ConforMeeting」を導入するまでは各部門が作成した資料を週末までに事務局に提出し、事務局は10~40ページの会議資料にまとめていました。
スタッフ含めた配布用に30部印刷し、個人別にソートして配布する方法を採用していたそうです。
そこで、「ConforMeeting」のデモンストレーションを経て、紙資料に近い感覚で操作できる点などを評価していただき「ConforMeeting」を本格導入いただきました。
「ConforMeeting」の導入にあたり、役員会議室のリニューアルや21インチタッチパネルディスプレイ20台の導入なども行い万全の体制で活用を開始しました。
その結果、年間で約40,000枚の用紙削減を達成。
参加メンバーの出張旅費の削減や、事務局の負荷を約50%軽減するなど抱えていた課題をクリアできました。
それだけでなく、カラーの資料を共有しながら効率よく会議を進められるようになったことで、会議に集中できるようになったとのこと。
また、高いセキュリティを担保できているので、どこにいても事前に資料に目を通せるところもメリットになっているそうです。
検討開始時は役員会議でのペーパーレス化が主な目的だったものの、自席や外出先、海外へと利用シーンが広がり、会議そのものを活性化できた好事例です。
詳しくは下記のページでも紹介していますので、参考にしてみてください。
「役員会議のペーパーレス化でセキュリティ強化と事務局の負荷軽減を実現。さらに海外との会議にも活用でき、グローバル展開を加速」
8-2.事例②物流企業B社様:毎月最大3500枚の会議資料のペーパーレス化を実現
「ConforMeeting」の導入成果
- 毎月最大3,500枚におよぶ役員会議資料をペーパーレス化
- 総務3名で実施していた準備が総務1人分の負担まで軽減
- 資料の置き忘れによる情報漏えいリスクの回避
創業80年以上の歴史を持つB社様は、毎月末に開催する役員会議の準備負担とペーパーレス化が課題でした。
「ConforMeeting」を導入するまでは、1人あたり80~100枚になる資料を総務の3名で作成していました。資料の差し替えが発生したり原本となる資料の到着が遅かったりと、非常に負担がかかっていたそうです。
そこで、「ConforMeeting」とタッチ用パネルを装着した15.6インチの汎用ノートパソコンを導入していただきました。
以前は大きな負担となっていた会議の準備は、メールで届いた資料をシステムに登録するだけの負担になりました。
月末の2日間1日あたり3人で5時間かけていた作業が、1人で実施(2~3時間)できるようになったのです。
また、会議中は情報をより正確・確実に共有できるようになり、会議のスピードがアップ。
会議後にかさばる資料を持ち帰る必要がなくなり、置き忘れによる情報漏えいリスクも軽減できました。
会議のペーパーレス化と併せて、準備にかかる負担やコスト削減が実現できた好事例です。
詳しくは下記のページでも紹介していますので、参考にしてみてください。
「新日鉄グループの物流を支える日鐵物流様、仕事の進め方を改革した新しい会議システムの効果とは」
9.ペーパーレス会議システムを導入する前にチェックしたいポイント
ここまで読み、ペーパーレス会議システムを導入してみたいと感じた担当者も多いかと思います。
実は、ペーパーレス会議システムを導入する前には、社内で確認しておきたい3つのポイントがあります。
このポイントをチェックしておけば導入するときに「追加コストがかかる」「自社では使用できなかった」などのトラブルを避けられるので、チェックしてみてください。
ペーパーレス会議システムを導入する前にチェックしたいポイント
- 1)オンプレミス型・クラウド型か選択する
- 2)必要な機能を確認する
- 3)利用人数を確認する
9-1.オンプレミス型・クラウド型か選択する
ペーパーレス会議システムには、オンプレミス型とクラウド型があります。
タイプ | 概要 | メリット・デメリット |
---|---|---|
オンプレミス型 | 社内のインフラにペーパーレス会議システムを追加して運用する方法 |
|
クラウド型 | インターネット経由でペーパーレス会議システムを使用する方法 |
|
オンプレミス型は、社内のインフラにペーパーレス会議システムを追加して運用する方法です。
自社で使いやすいようにカスタマイズしたい場合や厳格なセキュリティ下で使用したい場合に向いています。
クラウド型は、インターネット経由で提供されているサービスを使用する方法です。
導入コストが抑えられ、比較的手軽に導入したい場合に向いています。
ペーパーレス会議システムを使用する業種やシーンにより求められる環境が異なるので、どのような環境下で使用するのか決めておきましょう。
9-2.必要な機能を確認する
「3.ペーパーレス会議システムの機能」で触れたように、ペーパーレス会議システムには様々な機能があります。
システムによって搭載されている機能や力を入れている機能が異なるため、自社で必要な機能を決めておきましょう。
とくに基本的な機能は、下記のとおりです。必須とも言える機能なので、できるだけ備わっているペーパーレス会議システムを選定してみてください。
ペーパーレス会議システムに必須の機能一覧 | |
---|---|
資料管理機能 | 資料配布 資料作成機能 資料のダウンロード 資料のアクセス権限 資料の保管・検索 |
資料操作機能 | 資料共有 資料の表示方法の選択 手書き入力 テキスト入力 |
運用管理機能 | 会議情報の登録 参加者の権限設定 参加者への情報共有 Web会議ツールとの連携 タイムスケジュール機能 発言者機能 |
認証機能 | ユーザー認証 多要素認証 会議データの削除 |
とくに、会議の進行をサポートする機能やセキュリティ機能は、システムによって差が出るポイントです。会議のペーパーレス化にプラスして、どのような機能を求めるのか確認してみてください。
例えば、会議の進行がしにくく困っている場合は、発言者機能やタイムスケジュール機能があると事前に設定したアジェンダに沿って進めやすくなるでしょう。
ペーパーレス会議システムはオプション機能でない限り機能追加が難しいので、事前に必要な機能を抽出しておくことがおすすめです。
9-3.利用人数を確認する
ペーパーレス会議システムを導入するときには、利用人数を確認しておきましょう。
例えば、役員会議にクラウド型のペーパーレス会議システムを導入する場合、20名分のライセンスと30名分のライセンスでは月額費が大きく変わります。
また、ペーパーレス会議システムと併せてタブレットやパソコンを導入する場合も、利用人数により導入コストが変動するので注意が必要です。
導入を開始したときに予算内と合わないことがないように、あらかじめ誰がいつ使用するのか考えて検討してみてください。
10.導入実績200社以上!ペーパーレス会議システムは「ConforMeeting」がおすすめ
ここまで、ペーパーレス会議システムの機能や導入メリット、導入事例などをご紹介しました。
会議のペーパーレス化と併せて業務効率化やコスト削減につながるペーパーレス会議システムに興味を持った場合は、ぜひ私たちが提供している「ConforMeeting」をお試しください。
「ConforMeeting」は販売開始から15年ほどの長い運用歴と、200社を超える確かな導入実績があります。
会議のペーパーレス化はもちろん、会議の準備から会議完了後まで会議プロセス全体を手厚くサポートします。
ここでは、「ConforMeeting」の強みを分かりやすく解説していきますので、参考にしてみてください。
ペーパーレス会議システム「ConforMeeting」の強み
- 1)会議準備から会議完了後までの会議プロセス全体をサポート
- 2)直感的に使いやすいデザインで円滑に導入
10-1.会議準備から会議完了後までの会議プロセス全体をサポート
「ConforMeeting」は、会議準備から会議完了後までの会議プロセス全体をサポートする機能が揃っています。
「3.ペーパーレス会議システムの機能」で触れた基本的な機能が備わっているのはもちろん、下記の4つの視点に特化した機能が好評いただいています。
項目 | 「ConforMeeting」の特徴 |
---|---|
議論の活性化 |
|
事務局の負担軽減 |
|
セキュリティ向上 |
|
製品強化 |
|
実際に導入している企業様からも、セキュリティ面や会議の活性化など「ConforMeeting」の機能に満足されている声が届いています。
【ConforMeetingを導入している企業様の声】
- 会議室や自宅のパソコン、移動中や社外ではiPadを利用して資料を閲覧しますが、どの利用端末にも会議資料が保存されないなど、安心して利用できる点が魅力でした。
- タブレット端末上で資料を閲覧でき、メモ書き、先読み、戻り読みしながら資料内容を理解し、議論を活発化できます。
- 役員は事前に目を通して、議題を把握できるようになりました。その結果、会議当日は経営目標に対する進捗状況の把握や目標達成に向けた施策の確認・意見交換など、本質的なことに時間を充てられるようになりました。
10-2.直感的に使いやすいデザインで円滑に導入
「ConforMeeting」はパソコン操作に馴染みがなくても、直感的に使える画面設計にこだわっています。
「ConforMeeting」は「エグゼクティブの思考を妨げない直観的なインターフェース」が開発時のコンセプトでした。
紙の資料と同じ感覚で使えるように、画面にはメモを書き込めます。
また、事務局の資料を共有できるため、どこの説明をしているのかどこがポイントなのか視覚的に掴みやすくなっています。
ペーパーレス会議システムの導入時に「操作が難しそう」などの不安を抱えるケースがありますが、「ConforMeeting」なら参加者が戸惑うことなく円滑に導入できるでしょう。
このように、「ConforMeeting」は会議のペーパーレス化と会議プロセス全体の効率化をサポートします。「ConforMeeting」が気になる場合は、30日間無料で試せるトライアルもご用意しています。
伴走型のトライアルでお客様企業の課題を解決できるような活用方法を提案しながら、実際にペーパーレス会議システムを使った会議を体験していただけます。
まずは30日間の無料トライアルから体験してみてください。
11.まとめ
今回は、ペーパーレス会議システムとはどのようなシステムなのか詳しく解説しました。
ペーパーレス会議システムの導入メリットや機能、導入成果が分かり、導入を検討できるようになったでしょう。
最後に、この記事の内容を振り返ってみましょう。
〇ペーパーレス会議システムとは会議のペーパーレス化を促進と会議準備から完了までのデジタル化をサポートするシステム
〇「対面会議」と「Web会議」の双方の会議スタイルに対応している(Web会議の場合はWeb会議ツールが必要)
〇ペーパーレス会議システムの主な機能は下記のとおり
ペーパーレス会議システムの主な機能 | |
---|---|
資料管理機能 | 会議資料を共有・管理するための機能 (資料のダウンロード・資料配布・資料のアクセス権限など) |
資料操作機能 | 会議中に資料を操作するための機能 (資料共有・手書き入力・テキスト入力など) |
運用管理機能 | 会議の円滑な運用をサポートする機能 (参加者の権限設定・発言者機能・会議情報登録など) |
認証機能 | 会議のセキュリティを強化する機能 (会議データの削除・多要素認証・端末認証など) |
〇ペーパーレス会議システムを使用するメリットは下記の6つ
- 1)会議時間の短縮につながる
- 2)会議にかかるコストを削減できる
- 3)会議を運用する手間を省ける
- 4)多様な働き方に対応できる
- 5)議論を活性化でき意義のある会議ができる
- 6)環境負荷を軽減できる
〇ペーパーレス会議システムを使用するデメリットは下記の2つ
- 1)紙と比較すると視認性に劣る場合がある
- 2)社員のITリテラシーが必要になる
〇ペーパーレス会議システムの導入が向いている企業は下記のとおり
- 1)会議にかかる負担を軽減したい企業
- 2)多様な働き方に対応したい企業
- 3)会議にかかるコストを削減したい企業
- 4)ESG経営を促進したい企業
〇ペーパーレス会議システムを導入する前にチェックしたいポイントは下記の3つ
- 1)オンプレミス型・クラウド型か選択する
- 2)必要な機能を確認する
- 3)利用人数を確認する
ペーパーレス会議システムは、会議のペーパーレス化と効率化、コスト削減を同時にサポートできるシステムです。
私たちが提供している「ConforMeeting」では、実際に会議のペーパーレス化と課題の解決ができた事例が数多くあります。
「ConforMeeting」は30日間の無料トライアルをご用意していますので、まずは無料トライアルで会議の効率化や円滑な進行を体感してみてください。